クリスマス・キャロル (岩波少年文庫 2001)

  • 岩波書店 (1950年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784001120011

みんなの感想まとめ

テーマは、吝嗇な商人がクリスマスを通じて改心する過程を描いた物語であり、自己反省や人間関係の大切さを考えさせられる内容です。主人公スクルージは、冷酷な言葉を口にしながらも、過去・現在・未来の幽霊によっ...

感想・レビュー・書評

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  • 有名な作品なのでネタバレも何もないと思うが、吝嗇で非常な商人·スクルージが、クリスマスで浮かれる人間たちを冷たい目で見、個人的な寄付を断ったあとで、元相棒のマーリと過去·現在·未来を司る三人の幽霊にそれぞれのクリスマスの様子を見せられ改心する様子を描いた物語である。
    作中、寄付の依頼を断るシーンでスクルージが「貧しい人は刑務所でも養育院でも行けばいい、行けないなら死んだらいい、人間は余っているのだから」といった内容のことを言っているが、このセリフは彼の吝嗇さ非情さを強調したいわばカリカチュアであると思われるにも関わらず、現実に同様のことを言う日本人が少なからずいることを思うと溜め息が出る。スクルージはこの後身近な人間が病によって子を失った様子を見せられ考えを改めるが、先述のような人間はそれを見たところで「だから何?」「自分には関係ない(存在だから死んでも気にならない)」と言いそうであり……社会の底が抜けていることをありありと感じてしまった。本書は児童文学ではあるが、大人でも考えさせられることの多い作品だと感じた。

  • ゆうれいさんは何故3人必要だったんだろう。
    恐らく、過去の幽霊さんだけでも、彼は相当の心境の変化があったはず。
    そこへ現在未来と追い打ちをかけていく。
    自分を嫌というほど客観的に見て、今まで自分が見えてなかったものをしっかりと見せつけられて。
    そこまでしないと人は変われないということか。
    それぐらい人は自分のことも周りのことも見えてないという教訓か。
    私はどうだろう。
    過去現在未来を見せられて、私は変れるだろうか。
    ある意味あれね、タイムリープものとか、転生ものに似てるよね。
    スクルージさんはその後無双して生きられたのかもしれない。無双という言葉が適当とは思わないけど。

  • 1982/12/06の第35版
    去年のクリスマスに無性に読みたくなった。年は越したけど20年前に箱詰めした本群を発掘したのはそのため。昔何度か読んでるから簡単に読めると思いきや、また2週間!自分の中のスクルージ度が高くなると読みたくなるのかな?と思ったんだけど、違うみたい?今回も、読んでいい人間になろうと思ったわけではなかった。スクルージの甥が言う「この日は、人に親切をつくし、人をゆるし、人をたすける、たのしい日です。」がいい。日本のクリスマスもこの精神で発展していたらクリスマスを好きになれたかも。

  • ケチなスクルージ氏がリスマス・イヴの一夜の内に自分を見つめ直す旅をします。
    本当にケチに描かれているスクルージ氏があれよこれよという間に自身の人生を振り替えさせられ、夜が明けてクリスマスになる頃には別人になっています。
    この変遷は実にコミカルであり、また今の自分はどうであろうかと「はっ」とさせられることもあります。
    クリスマスには、サンタクロースもいいですが、三人の奇妙な「ゆうれい」と過ごすのもいいな、と思えるお話です。
    <11年12月の図書館員のオススメ> K.T

  • ちょっと難しかったかな・・・?;
    原作見たから、良かった^^ え

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