星の王子さま (岩波少年文庫 (2010))

制作 : 内藤 濯 
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レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001120103

感想・レビュー・書評

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  • 20180610 十何年ぶりかに読んだ。大人が読むべき古典なのだと改めて思う。毎回、この本のしげきを受けて、大人になるという事を自分なりに考えていたと思う。結果はどうなのか、まだまだこの先も読み返すことが多いと思う。

  • 新訳がたくさん出ているが、やっぱり内藤濯さんの訳で…
    とにかく心に残る言葉であふれている。
    「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
    「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」
    「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ…」
    「家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、めにみえないのさ」
    「さがしているものは、たった一つのバラの花のなかにだって、すこしの水にだって、あるんだがなあ…」
    「だけど、目では、なにも見えないよ。心でさがさないとね」
    「ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう。すると、きみだけが、笑い上戸の星を見るわけさ」
    日々の暮らしの中で埋もれてしまい、気付かずやり過ごしてしまっていることが多いけど、大切なもの、美しいものはたくさんあるんだなぁと再認識。
    6番目の星に住む地理学者に、"はかない"ということは、そのうち消えてなくなることだと聞かされた王子様は、毒へびに自分を噛ませることによって星に帰った。(これをどう解釈していいか…ということもあるけど)王子様は、毎夜、大切なバラの花に覆いをかけて、ヒツジに食べられないようにまもっているんだろうか。
    私事だけど、今、「星の王子様」を再読できてよかった。

  • 倉橋訳では王子さまとは何者だったのか、という解釈が面白いが、こちらはより日本語としての美しさが際立っていたように感じる。

  • 久しぶりに読みたくなり、以前購入した本書を探したところ見つからない。
    あれれ、おかしいなと思いながらも仕方なく諦めて書店で別の本を購入した。
    見つかった。
    ということで、思わず翻訳違いで楽しむことになった。

    こちらは内藤濯さん。
    少し古い翻訳なためか、言い回しが古めかしい印象だったり、現在だと不適切かとも思われる表現が見られたりする。
    そこも時代を感じさせるとともに、近頃の何かと差別表現だと排斥しがちな風潮に大切なことは言葉それ自体よりも、使う側の気持ちの問題ではないかと思っているため、これはこれでいいかなとも思う。
    王子を『あんた』と呼ぶところも若干乱暴に感じないでもないが、最後には『きみ』と呼び方が変わっていくところで、王子に対するぼくの気持ちの変化が表れているとも思える。

    子供のためというよりも、子供とともに大人が読む一冊だと思う。

  • 王子さまが星で出会った大人たちのことはだいたい覚えていたけれど、キツネが友達になったり、バラが高飛車だったり、作者自身と出会っているという設定になっていることすら忘れていた。
    最後王子さまがどうやって自分の星に帰るかも…。

    「大切なことは目に見えない、心で見なくちゃ」に後半割かれているけれど、自分は昔から「大人たちは数字が好き」という方が気に入っている。

    ただ1つの星に咲くバラが好きでたくさんの星の中からその星が見分けられないなら全部の星を見るのが楽しみになる、というのは詭弁っぽいけど面白い。

    岩波の古い訳に慣れているけれど、最近の別の出版社の訳だと物語全体のイメージが変わってきそうだ。
    出来れば挿絵もカラーのものがいい。

  • (1982.08.14読了)(1979.11.18購入)
    (「MARC」データベースより)
    「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」内藤濯の名訳で日本に紹介されて41年。人生の真実を宿す美しい物語、「星の王子さま」。

    著者 サンテグジュペリ,アントワーヌ・ド
    1900年6月、リヨンに生まれる。
    1931年、作品『夜間飛行』で作家として世に出る。
    1944年7月、偵察飛行中に行方不明となる。

  • この本は子供の時に読んでおきたいでも、大人になったらますます読んだほうがいい本だと思います。像を飲み込んだウワバミの絵や、王子様の「大切なものは目にはみえないんだよ。」と言うセリフなど、とても様々なことを考えさしてくれる本だと思います。

著者プロフィール

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。1900年6月29日、フランスのリヨン生まれ。
幼少の頃より飛行士に憧れてその職につく。飛行士と兼業して、飛行士の体験をもとに『南方郵便機』、『夜間飛行』などを発表。
第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークにて『星の王子さま』を執筆し、1943年に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま、消息を絶つ。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島近くの海域でサン=テグジュペリのブレスレットが発見される。飛行機の残骸も確認されて2003年に引き上げられ、サン=テグジュペリの搭乗機であると最終確認された。

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