ふたりのロッテ (岩波少年文庫 2013)

  • 岩波書店 (1950年1月1日発売)
4.11
  • (16)
  • (8)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784001120134

作品紹介・あらすじ

音楽家のお父さんと、やさしいお母さんとが離婚したとき、ふたごのルイーゼとロッテは別々にひきとられました。ある夏、林間学校でめぐりあった2人は、この秘密を知ります。

みんなの感想まとめ

双子のルイーゼとロッテが、別々に育てられた家庭環境の中で再会し、互いの秘密を知ることで繰り広げられる心温まる物語です。彼女たちの冒険は、ただの遊びではなく、離婚した両親を再び結びつけるための作戦という...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ▼ケストナーさんはあまり読んでいませんでした。双子がお互いを知らずに育ち巡り合い・・・当然ながら内緒で入れ替わって・・・というお話。

    ▼手塚治虫さんの「エンゼルの丘」を、はじめとしてとにかく「瓜二つの双子(あるいは三つ子でも四つ子でも何人でも)の、冒険あるいは日常の物語」の起源はここだったのかしらん。

    ▼ただ、二人が繰り広げる冒険?の中身は、「別居状態の父と母のよりを戻す」という内容で、そこはなかなかいじましい。そして、現実だったらきっと、悪者をやっつけるよりも場合によっては難しい気もしますね・・・。

  • とにかく続きが気になって一気に読み進むほど面白い作品でした。
    女の子たちの2人だけの秘密の作戦が、大成功に繋がって本当に嬉しかったです。

  • 高橋健二さんの品のいい翻訳が実にいいです。
    古臭いとはちょっとニュアンスが違うと思います。
    ケストナーらしい生き生きとした子供たち、
    ちょっと敵がいて、障害があって、それを
    子供たちが友情やら愛やらで乗り越えていく
    基本パターンですが、本当に何歳で読んでも
    じーんとくるいいお話です。

  • ケストナーの中でも一番のお気に入り。ふたりの両親の関係が結構リアルです。最後の章は、いつ読んでも泣けてしまいます。

  • いつだって、ケストナーは書き出しがすごい!
    「みなさんは、いったいゼービュールをご存知ですか。山のなかの村ゼービュールを?ビュールゼー湖のほとりのゼービュール村を?いや、知らないって?これは奇妙なことーだれにたずねても、ゼービュールのことを知りません!ひょっとしたら、ビュールゼー湖のほとりのゼービュール村は、えりにえって、たずねられない人たちだけが知っているような土地の一つですかね?そうだとしたって、わたしはふしぎがりはしないでしょう。そういうことは、あるんですから」

  • 林間学校で偶然出会った女の子、ルイーゼとロッテ。誰にも見分けがつかないほど瓜二つの容姿をしている2人は、両親の離婚によって物心がつく前に生き別れになった双子の姉妹だった……。

    かわいい女の子達が己の知恵と勇気によって、自らの幸せを掴み取っていく様に心を打たれます。

    なぜ子どもの頃の私はこれを読まなかったのか。そうすれば彼女らを見習ってもう少しマシな少女時代を過ごせたかもしれないのに。
    なんて、過去の自分自身に八つ当たりをしたくなるくらい、読んで良かったです。
    せめてこれからは、ケストナー本人や彼の作品に登場する大人達のように、子どもだからといって誤魔化したりしない真っ直ぐな姿勢で生きようと、決意を新たにした次第。

  • 大好きなお話、ふたりのロッテ!海外版、とりかえばや物語!

    昔、アニメでもやっていたのですね。見たことはないのですが、今回、この本を読んで、

    とてもおもしろかったです。私も双子に生まれたかったです

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1902-1998年。東京生まれ。東京帝国大学独文科卒業。ドイツ文学者。中央大学名誉教授。第8代ペンクラブ会長,日本アンデルセン協会会長を歴任。訳書に『グリム童話全集』『アンデルセン童話全集』,著書に『ヘルマン・ ヘッセ』ほか多数。

「2022年 『グリム兄弟とアンデルセン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋健二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×