ふたりのロッテ (岩波少年文庫 2013)

制作 : トリヤー  高橋 健二 
  • 岩波書店
4.14
  • (13)
  • (6)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :57
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001120134

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いつだって、ケストナーは書き出しがすごい!
    「みなさんは、いったいゼービュールをご存知ですか。山のなかの村ゼービュールを?ビュールゼー湖のほとりのゼービュール村を?いや、知らないって?これは奇妙なことーだれにたずねても、ゼービュールのことを知りません!ひょっとしたら、ビュールゼー湖のほとりのゼービュール村は、えりにえって、たずねられない人たちだけが知っているような土地の一つですかね?そうだとしたって、わたしはふしぎがりはしないでしょう。そういうことは、あるんですから」

  • 双子もの好きなのでとってもわくわくしました。双子が秘密のたくらみを考えて2人で笑うところは一緒ににんまり。
    二人の性格が正反対なのも面白いですね。
    行動力があって勝気なルイーゼと真面目でおしとやかなロッテ。ルイーゼは芸術家のお父さんの方に引き取られたのでお金持ちですが、ロッテはお母さんの方に引き取られたので稼ぎが少なく、慎ましい生活を送っています。でも家事が得意で仲良く幸せに暮らしています。

    章ごとのタイトルでネタバレをしてくるのは飛ぶ教室と同じ。でもこれはこれで結構面白い。あと、文体がすべて現在形で書かれていて変わってるなと思ったけれどあとがきで解決。この話、最初ケストナーは映画のシナリオとして書いていたようで。
    それをそのまま読み物にして出版したみたい。あとがきの人も言ってたけど、独特のスピード感があってサクサク読めます。

  • 林間学校で偶然出会った女の子、ルイーゼとロッテ。誰にも見分けがつかないほど瓜二つの容姿をしている2人は、両親の離婚によって物心がつく前に生き別れになった双子の姉妹だった……。

    かわいい女の子達が己の知恵と勇気によって、自らの幸せを掴み取っていく様に心を打たれます。

    なぜ子どもの頃の私はこれを読まなかったのか。そうすれば彼女らを見習ってもう少しマシな少女時代を過ごせたかもしれないのに。
    なんて、過去の自分自身に八つ当たりをしたくなるくらい、読んで良かったです。
    せめてこれからは、ケストナー本人や彼の作品に登場する大人達のように、子どもだからといって誤魔化したりしない真っ直ぐな姿勢で生きようと、決意を新たにした次第。

  • 高橋健二さんの品のいい翻訳が実にいいです。
    古臭いとはちょっとニュアンスが違うと思います。
    ケストナーらしい生き生きとした子供たち、
    ちょっと敵がいて、障害があって、それを
    子供たちが友情やら愛やらで乗り越えていく
    基本パターンですが、本当に何歳で読んでも
    じーんとくるいいお話です。

  • 大好きなお話、ふたりのロッテ!海外版、とりかえばや物語!

    昔、アニメでもやっていたのですね。見たことはないのですが、今回、この本を読んで、

    とてもおもしろかったです。私も双子に生まれたかったです

  • ケストナーの中でも一番のお気に入り。ふたりの両親の関係が結構リアルです。最後の章は、いつ読んでも泣けてしまいます。

全6件中 1 - 6件を表示

ふたりのロッテ (岩波少年文庫 2013)のその他の作品

ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集6) 単行本 ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集6) エーリッヒ・ケストナー

エーリッヒ・ケストナーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
梨木 香歩
ジェイムズ・P・...
サン=テグジュペ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ふたりのロッテ (岩波少年文庫 2013)はこんな本です

ツイートする