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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001120684
感想・レビュー・書評
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なら梨とり(やまなしもぎ)、かにむかし、天仁女房、大工と鬼六…色んな昔話、民話のオリジナルが読めてとても面白かった。
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木下順二の民話13編。
「木竜うるし」
日本むかしばなしのアニメ絵本で読んだことがある気がする。
ずっと水中と漆が結びつかなかったのだけど、漆が木から流れ出ていたとは。
それと、その絵本の話と国語の教科書に載っていた話が似ていると思ったことがある。
比べてみると違ったので似た話かと思っていたけれど、調べてみると、教育出版の5年生の教科書に木下順二の脚本による「木竜うるし」が載っているようだ。
やはり同じ題材のものだったのか。
日本むかしばなしでは確かお兄さんの方が竜に飲み込まれて終わりだったような。
「瓜コ姫コとアマンジャク」や「天人女房」も瓜子姫は死なないし、羽衣を隠した男も瓜の弦からは直接落ちていない。
比較的救いのある結末が採られている。
「あとかくしの雪」、「みそ買い橋」は知らなかった。
あとがきの「三びきのくまのはなし」はロシアの民話とばかり思っていた。
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