シェルパのポルパ エベレストにのぼる

  • 岩波書店 (2020年5月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001126907

作品紹介・あらすじ

シェルパの男の子、ポルパは、生まれたときからヒマラヤの山々をながめて育ってきた。毎日の荷物運びの仕事で体をきたえ、テンジンおじさんに認められたポルパは、念願のエベレスト初登頂をめざす。「ここよりたかいばしょは どこにもないぞ!」ヒマラヤ登山の縁の下の力持ち、シェルパの人びとに注目した新しい冒険絵本。

みんなの感想まとめ

ヒマラヤの美しい風景を背景に、シェルパの少年ポルパがエベレスト登頂を目指す物語が描かれています。彼は、荷物運びの仕事を通じて体を鍛え、登山の楽しさを知り、憧れの山々に挑戦していく姿が心を打ちます。特に...

感想・レビュー・書評

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  • ヒマラヤのふもとでうまれ、ヒマラヤをながめて育ったシェルパのポルパの物語。
    氷河の入り口まで荷物運びをしていたポルパ。テンジンおじさんの手解きで、エベレスト、チョモランマをめざすようになる。
    ポルパが、くもよひたかいやまの、さらにそのうえをとぶとりたちのすがたをみて、力が湧き上がってくるところがいい。梨木羊さんの絵もすてきだ!
    そしてクライマックス。雲海の上にエベレストの影が映る。
    「のぼってきたばかりでくたくたなのに、なんだかまたのぼりたくなってきたぞ」
    登山の魅力が、シェルパの存在の大切さがギュッとつまった一冊。
    久しぶりに山に登りたい。
    子どもに、孫に、読んであげたい絵本。

  • 写真家で登山家でもある石川直樹さんの絵本。

    シェルパとは、
    もどもとはシェルパ族という民族を表す言葉だが、ヒマラヤ登山をサポートする山岳ガイドのような仕事をする人々を表す言葉として浸透している。ヒマラヤ登山になくてはならない存在。

    シェルパのむらに育ったポルパはいつかヒマラヤのやまやまに登りたいと思っている。
    そして、テンジンおじさんに連れられて初めて…。

    やまを登る楽しさ、が伝わってきます。


    読み聞かせしてみたい。

  • エベレストは無理でも何処か
    低い山に登りたくなります
    ベースキャンプからのエベレストまでの道順も描かれていて 楽しい
    頂上の風景は素晴らしいでしょうね
    先ずは富士山?

  • 〝ぼくは、シェルパの<ポルパ>。ヒマラヤの麓で生まれ、毎日マラヤを眺めて育った。ぼくの夢は、ヒマラヤの山々に登ること。そのために、荷物運びの仕事で体をきたえてきた…。シェルパの<テンジン>おじさんに認められたポルパは、念願のエベレスト初登頂をめざすことに。「ここより高い場所は、何処にもないぞ❢」…〟ヒマラヤ登山の縁の下の力持ち、シェルパの人びとに注目した、冒険心を掻き立てる絵本。

  • ヒマラヤの麓で生まれて育ったポルパ。
    重い荷物を背負ってエベレストまでの道を行き来するけれど、いつも行けるのは氷河の入口まで。
    そんなポルパに、ある日、テンジンおじさんが山登りを教えてくれるという。
    ロープの使い方、アイゼンにピッケル。
    テンジンおじさんに認められたポルパはいよいよ、ベースキャンプへ。

    シェルパの視線からエベレスト登頂を描く。
    お金を出せば有酸素でエベレストに登れる時代だけれど、こうやって絵にするとそれをフォローする人々がたくさん働いていることが目に見えて、実感がわく。
    もちろん、働く人々だけではなくて、山を登る過酷さも楽しさも、山頂に立った時の思いも、ポルパを通じて感じられる。
    そう、帰ってきたのにそう言う気持ちになっちゃうんだよね。

  • 被写体との距離感が優しい石川さんならではの作品だなと思った。絵の表現力も素朴な感じがしてじんわりくる。写真とはまた違う力強さ。

  • 何度となくエベレストに登ってきた著者だからこそ、この主人公を選んだのだろう。地元の人に還元できる登山、世界各地の観光についても思いを馳せる。
    これからコロナや他の様々なリスクと隣り合わせの時代が続くが、自然環境や生物多様性とともに、人々が地に足のついた暮らしをするにはどうしたらいいのかな。自然崇拝という根源的なものを忘れてはならないとつくづく感じる。

  • 縦開きのページがいい。世界一高い山エベレスト(チョモランマ)は8848m。お話に入りきらないことが絵に描かれているところも好き。登山の経験がなくてもシェルパの生活はとっても興味深い!

  • 山岳民族であるシェルパの少年ポルパが、エベレストに登っておりるまでのお話。って、すごい。すごいなあ…最初の、村の様子の描写がすごく素敵。ポルパを探しても楽しい。家や動物たちがやさしい暖かい色彩で描かれていて笑顔になっちゃうよ。朝一番の登山のページもいい。まだ真っ暗で星が出ていて。
    ここよりたかいばしょは
    どこにもないぞ!
    が秀逸ですよね。涙出そう。ベースキャンプまでおりてきての食事、おいしそうだな。最後の写真、テンジン・ノルゲイさんって、お話の中のテンジンおじさんかな。実在の方なんですね。すごいなあ…

  • 真夜中の青い雪山のページが好きだ。

    それにしても雪を傍らにつっかけ裸足で荷を背負う。なんとたくましい子だろう。

  • シェルパ族のポルパは、エベレストに登るのが夢でした。
    知らない世界を知るのは楽しい。
    絵本も大判で絵もはっきりとしていて、読み聞かせに使ってみたい。

  • 馴染みのない山での暮らしに興味を持った様子。登山の道具や山の特徴など、知らない単語もところどころで登場したけれど、それほどつまづくことなく、お話の中に入り込んでいたみたい。絵本からいろんな民族のことも知っていってほしいな。(R6.10.30 8歳)

  • 息子7歳7か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    何年もまえに訪れたネパールのむらの風景。
    そのまま絵本になっています。
    またいつか行ってみたい。

  • 2020 シェルパのポルパシリーズ1冊目
    登山家の石川直樹さんの絵本

    シンプルな言葉と愛らしい描きこみすぎない絵で素敵な絵本になっている

    6分半

    石川さんの写真展でも不思議だったが、シェルパはサンダルをはいているのだよ
    足の裏の感覚はどうなっているのだろうかと思ったことを思い出した。

    シェルパはエベレストのふもとで育ち、ひょうがのいりぐちまで荷物を運ぶ仕事をしている

    「いつかこのさきにいきたい、いきたい、いきたいなあ。」

    なのだ。

    テンジンおじさんにやまのぼりをおしえてもらうことになってよろこぶポルパ

    どうぐ、と、ぎじゅつ

    ロープ、アイゼン、ピッケル

    はるにはベースキャンプをつくる
    たくさんの人がかかわること

    そしてひょうがのさきへとすすむ

    「いそぎすぎてもだめ。のんびりしすぎてもだめ。」

    ひょうがのさきにじりじりとこげるようなひざしがあるなんて~~~

    ちょうじょうまでの距離に目がくらむ
    そして天候の変化

    くもをぬけて、くものうえへ
    そこでみたけしきは
    かぜのとりたち
    チベットからヒマラヤのやまやまをこえて、あたたかいインドでふゆをこすとりたち
    それはポルパにゆうきをくれる


    まよなかにしゅっぱつして、
    あさいちばんにちょうじょう
    ひがくれるまでにはベースキャンプにもどる

    うんかいにエベレストのかげがみえる
    あ~これはみたひとしかわからないことだ!

    「ここよりたかいばしょはどこにもないぞ!!」

    ちょうじょうのポルパのことば
    ぽろりとおちるなみだ
    ふるえるほどうれしいきもち
    ほこらしくおもうテンジンおじさん

    ベースキャンプまでもどってきたポルパは
    もうつぎにのぼることにむねをふくらませる

    ぶじにもどれてよかった!!!

  • 登山に興味のある子にはいいと思います。

  • 七体陸最高峰登頂をはたした写真家、石川直樹によるシェルパ族の暮らしを紹介する絵本。シェルパ無しでは誰もかなわないヒマラヤ登山。その厳しさと美しさをシェルパの少年を通して教えてくれる。

  • ヒマラヤのふもとの村で生まれ育った少年ポルパの夢は、いつかエベレストに登ること。シェルパをしているおじさんに鍛えられ、すっかり強くなったポルパは、ある日、とうとうエベレストに登ることになった。長く苦しい道の最後に見えた景色は…。
    安全な登山のために欠かせないシェルパの生活をわかりやすく教えてくれる美しい絵本です。

  • エベレストにのぼる、
    シェルパなしでは無理、
    シェルパの存在がよくわかる話だった。

  • 井本さんもエベレスト登ったんだよねーしかも2度も‼️

  • 4歳11か月

    7歳3か月

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著者プロフィール

1977年東京生まれ。写真家・作家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』『POLAR』により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』により土門拳賞。2020年『EVEREST』『まれびと』により日本写真協会賞作家賞。2023年東川賞特別作家賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)、『地上に星座をつくる』(新潮社)、美術史家・伊藤俊治との共著『秋田——環日本海文明への扉』(亜紀書房)など多数。

「2025年 『仮面考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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