シェルパのポルパ 冬虫夏草とおおきなヤク

  • 岩波書店 (2020年10月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001126945

作品紹介・あらすじ

ヒマラヤのシェルパの人びとにとって、ヤクは大切な生きもの。シェルパの男の子、ポルパは赤ちゃんの頃から、白いヤクのプモリと一緒に育ちました。ある日、具合がわるくなったおばあちゃんのために、ポルパはプモリとふしぎな薬草を探す旅に出ます。それは「むしのような、くさのような、きのような」形をしていて……。

感想・レビュー・書評

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  • ポルパのお話第二弾。おばあちゃんの病気を治す薬草を探しにヤクと一緒に旅に出るポルパ。
    小さな子どもにとってはすごい冒険だろうな。
    自然とともにある生活が単純にいいなぁと思う。
    小さな子どもたちに読み聞かせたい。

  • 冬虫夏草が出てくる絵本なんて世界にひとつなのでは?今回も石川直樹さんの豊かな想像力に驚き、梨木羊さんのほっこりする絵に癒されました。

  • ふむ

  • 息子7歳7か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    ヤクヤク!
    いたいた!!

  • シェルパのポルパシリーズ第2作 2020

    8分

    ポルパのおばあちゃんのちょうしがわるくなり
    やくそうをさがしてきてほしいとポルパにたのむ
    むらにはびょういんがないから
    おぼうさんのラマのおしえで、とうちゅうかそうをさがしにでかける
    ヤクのプモリといっしょに
    プモリはポルパといっしょにそだっただいしんゆう

    ふたりがむかったひろいそうげんにいくと
    いっとうのおおきなヤクがいた
    そのヤクとプモリがつれだってどこかへ行ってしまい、ポルパはひとりでとうちゅうかそうをさがす
    なかなかみつからないでいると、にとうがもどってくる。
    とうちゅうかそうをみつけてきてくれたのだ
    いそいでかえり、くさをせんじておばあちゃんにのませると、おばあちゃんはげんきになる

    ラマいわく
    そのおおきなヤクはやまのかみさまなのだと

    冬虫夏草は標高3000メートル~4000メートルに生息する薬草キノコの一種

  • ヤクがかわいい。絵を担当した梨木さんはこのシリーズの前作が初作品とのことだけど、 好きな絵だな。ポルパとプモリが仲良しなのもいいし、プモリは賢い。冬虫夏草は万能薬なんだ。

  • シェルパのポルパ絵本第二作。病気になったおばあちゃんのために冬虫夏草を探しに行きます。神様の化身として大きなヤクが助けてくれます。

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著者プロフィール

1977年東京生まれ。写真家・作家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』『POLAR』により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』により土門拳賞。2020年『EVEREST』『まれびと』により日本写真協会賞作家賞。2023年東川賞特別作家賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)、『地上に星座をつくる』(新潮社)、美術史家・伊藤俊治との共著『秋田——環日本海文明への扉』(亜紀書房)など多数。

「2025年 『仮面考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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