エイドリアンはぜったいウソをついている

  • 岩波書店 (2021年1月29日発売)
4.04
  • (22)
  • (10)
  • (12)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 211
感想 : 18
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784001126969

作品紹介・あらすじ

エイドリアンはいつもひとりですわってる。机もぐちゃぐちゃだし、ぼんやり考えごとをしてるし、「うちには馬がいるんだよ」ってウソばかり話してる。でも母さんは「どうしてウソってわかるの?」って、わたしに聞くんだ……。自分とは「ちがう」ことを受け入れる子どもの心の葛藤や、想像の豊かさを、詩情あふれる絵と文で描く。

みんなの感想まとめ

自分の心の中にある豊かな想像力と、他者を思いやる気持ちを描いた物語です。主人公のエイドリアンは、貧しい環境にありながらも「美しい馬がいる」と語ることで、周囲の子どもたちや特に女の子に疑念を抱かせます。...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「馬がいる」と言う同級生に「ウソだよ!」と言って彼を嘘つき扱いする女の子の話。

    女の子が学校の先生に「人を思いやりましょう。許す気持ちを忘れずに」と言われてもピンとこなかったけど、「彼は想像力が豊かなのかもしれない」「心にはきれいな馬がいるのかも」と思えるようになる、という展開になり納得しました。

    エイドリアンが言ってることはウソかもしれないけど、それと机がぐちゃぐちゃなことは関係ないと思いました。

    「それウソだよ!」と言ってしまった時に、エイドリアンが悲しそうにしたことで、彼の何かを守るためのウソなんだと察知し、また同じことを言いたくなるけど、それはなんだかまずい感じ、と思っている女の子の心情がよく伝わりました。

    最後のページや後ろ表紙の草花の絵が、馬になってると夫に指摘されて初めて気付きました。
    すごく絵が綺麗な本でした。

    • カナカナさん
      最後、ご主人の指摘を読んで、改めて絵本を見直したら、ちょこちょこ馬がいるのを発見できました!見つけるたび、めっちゃテンション上がりました。あ...
      最後、ご主人の指摘を読んで、改めて絵本を見直したら、ちょこちょこ馬がいるのを発見できました!見つけるたび、めっちゃテンション上がりました。ありがとうございます。
      2024/10/15
  • 服部雄一郎さん、絵本も翻訳してるんだ〜と選んだのだけど…なんていい絵本なの…!原題が日本語版だとこうなるの、すごいです。エイドリアンがいる場面に、馬に見えるところがあるのが素敵。だんだん気持がわかるようになるのだな…いい子だよ、エイドリアンも。

  • 高学年向き、かな。中学生くらいにならないとわからないかも。何が正しいことで、何がうそか。正義のありようはさまざまであること。

  • 筆のタッチがとにかく繊細です。

    変わった人、とレッテルを貼ることで
    その人の深いところにあるものが見えなくなることがあるなと思いました。

  • 自分が思うからって、人に決めつけてはダメだと思います。

  • エイドリアンの馬は嘘、エイドリアンの馬は想像物? でもエイドリアンには美しく大きなウマが本当に見えているのかもしれない。
    人はなぜ嘘をつくのだろう。本当にその人のことを知るにはどうしたらいいんだろう。思いやりって何? お母さんはなぜ私をエイドリアンのうちに連れてきたのだろう? こんなことを考えさせてくれる絵本。

  • 炎上する世の中にも寛容な心を

  • エイドリアンはいつもウソをつく。家に馬がいるというけれど、そんなわけない。だって、エイドリアンはおじいちゃんと二人暮らしだし、家もせまいし、貧乏だもの。
    お母さんと犬の散歩でエイドリアンの家のほうを通ったら…

    エイドリアンの豊かな想像力に触れ、主人公はエイドリアンに心を開いていく。
    エイドリアンの家にいる馬がとってもきれい。
    ウソつきよばわりされても、卑屈にならないエイドリアンがいい。家にすてきな馬がいるせいかな?

  • 6'15"
    道徳
    嘘をついている女の子?(男の子)の事を
    思いやることができるか。

    少し難しい課題。
    高学年以上おすすめだが
    小さく素直なうちに
    この本を読んだら
    逆に良いのかもしれない。

  • 道徳教育の一環として良いと感じたから選んだ。

  • 「わたし」は、エイドリアンがうそをついているって決めつけて、友だちとかお母さんとかに悪口を言っていたけど、ぼくは、反対に、本当のことを言っていると思った。うそだってわからないことは、本当だと思う。
    わたしは、最後には「想ぞう力がある」「心の中に馬がいる」って言ったけど、それだって、エイドリアンが本当のことを言っていないということになる。
    ちょっとほめているみたいな言い方をしているけど、結局、エイドリアンのことをみとめていない。変だなと思うし、決めつけるような考え方は苦手。
    きれいな絵で、いやな考えをかくのは何でかなと不思議だったけど、きれいな心になってね、という気持ちがこもっているのかもしれないと思った。(小4)

  • この話の内容は小学生くらいになったらわかるのかな?大人が子供に読ませたいと思う絵本だった。

  • たしかに馬は見えるのだが。読み聞かせ向きかなあ。

全13件中 1 - 13件を表示

この本が好きな人におすすめの本

マーシー・キャンベルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×