エイドリアンはぜったいウソをついている

  • 岩波書店
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本棚登録 : 95
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001126969

作品紹介・あらすじ

エイドリアンはいつもひとりですわってる。机もぐちゃぐちゃだし、ぼんやり考えごとをしてるし、「うちには馬がいるんだよ」ってウソばかり話してる。でも母さんは「どうしてウソってわかるの?」って、わたしに聞くんだ……。自分とは「ちがう」ことを受け入れる子どもの心の葛藤や、想像の豊かさを、詩情あふれる絵と文で描く。

感想・レビュー・書評

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  • 道徳教育の一環として良いと感じたから選んだ。

  • 嘘にもいろいろあるよな、と。相手を傷つける嘘もあれば、相手を傷つけないための嘘も、自分自身を守るための嘘もある。

    じゃあ、エイドリアンのついた嘘は?彼の嘘は、悪意あるものだった?誰かを傷つけたりした?
    ”わたし”がエイドリアンの嘘を告発し、それを聞いたエイドリアンが悲しい目をしていたという件が忘れられない。どっちの気持ちもわかるんだもの。

    「エイドリアンの心には きっと 世界中のだれよりも きれいな馬が いるのかも」最後、笑みを交わす二人の絵が、すごく素敵。

    あと、”わたし”のママ、この人が素晴らしい。怒ったり押し付けることなく、我が子が、自分の目で見て自分で考えられるように、それとなく差し向けるなんて、そうそうできることじゃない。

  • 「わたし」は、エイドリアンがうそをついているって決めつけて、友だちとかお母さんとかに悪口を言っていたけど、ぼくは、反対に、本当のことを言っていると思った。うそだってわからないことは、本当だと思う。
    わたしは、最後には「想ぞう力がある」「心の中に馬がいる」って言ったけど、それだって、エイドリアンが本当のことを言っていないということになる。
    ちょっとほめているみたいな言い方をしているけど、結局、エイドリアンのことをみとめていない。変だなと思うし、決めつけるような考え方は苦手。
    きれいな絵で、いやな考えをかくのは何でかなと不思議だったけど、きれいな心になってね、という気持ちがこもっているのかもしれないと思った。(小4)

  • 高学年向き、かな。中学生くらいにならないとわからないかも。何が正しいことで、何がうそか。正義のありようはさまざまであること。

  • この話の内容は小学生くらいになったらわかるのかな?大人が子供に読ませたいと思う絵本だった。

  • 大きくなって、本の内容が本当に理解できるようになったらもう一度読ませたい。いろんな正義があるよ、と。

  • たしかに馬は見えるのだが。読み聞かせ向きかなあ。

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