パッチワーク

  • 岩波書店 (2023年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784001127058

作品紹介・あらすじ

あなたがもっているものはひとつじゃない。出会ったもの、感じたこと、全てがつながり合っている。さまざまな形や色をつないで豊かな世界をつくるパッチワークのように、悲しみも喜びも、成功も失敗もそのままにつなぐと、いびつでも、ちぐはぐでも美しいものになるはず――。子どもたちのもつ無限の可能性を描いた絵本。

みんなの感想まとめ

個性や人生の多様性を象徴するパッチワークのようなテーマが描かれた絵本です。さまざまな経験や感情が織り交ぜられ、いびつであっても美しい自分自身を形成する過程が力強く表現されています。著者は、子どもたちの...

感想・レビュー・書評

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  • 人間の個性は、織りあげられた一枚の布ではなく、さまざまなピースを綴り合わせたパッチワークのようなものだと語ります。象徴的、哲学的な絵本です。人生を通して、ちくちく縫い続けるのですね。なるほど…のたとえです。

  • 〝きみが、もっている音は、ひとつじゃない。きみは、いろいろな音をだせる。きみは、シンフォニーなのだ…。きみが行った場所、出会った人たち、感じてきたこと、それがみんな、きみの音や色になる。全てが繋がり合っている。そのパッチワ-クが、たとえ、ちぐはぐでも、いびつでも、もつれていても、分かりにくくても、どれも美しいものになるはずだよ。わたしたちは、みんな美しいのだから…〟ニュ-ベリ-賞受賞の絵本作家<マット・デ・ラ・ペ-ニャ>が、すべての子どもたちに贈る感動の絵本。

  • 平野啓一郎さんの分人の考え方と同じだ〜と思った

  • 自分の個人的な境遇と
    常日頃思っていることが
    この作品の中で同居していて驚いた。

    自分の将来はひとつじゃないということを
    子どもの手に届きやすい絵本として描くことは
    とても大切だと思うし、
    なにより絵本という媒体における
    テーマ性の伝えやすさにハッとさせられた。
    これだけフランクな読み心地で
    こういったテーマをすんなりと投げかけて
    ささっと幕を閉じる作りには、すこし憧れる。
    絵本はいいなぁって、
    不意に改めて思わされる作品でした。

    ありがとうございました。

  • 『おばあちゃんとバスにのって』のマット・デ・ラ・ペーニャさんが文を担当。
    今の自分はこうだからと、これからの自分を決めつけなくていい。それがどんなふうに作用するかなんてだれにもわからない。ダンスがとびきりうまい、生まれながらのダンサーが、プログラマーになるかもしれない。さまざまなものがぬいあわさって、きみというパッチワークが生まれる。うつくしい言葉で、子どもたちのすべてを肯定してくれるような力強い絵本。

  • その子のいろいろな面が今後の生活で活きて、将来の可能性に触れるお話。

    いろいろな色や、経験や、気持ちがパッチワークみたいに繋がって、1人の「私」ができていく。

    そのパッチワークがどんな形であれ、みんな美しい。

    そんな話。
    特段書くことのない話。

    おすすめ年齢は4〜8歳。
    将来のことで迷っている子にも良いかも?

  • 今の自分と将来の自分は地続きだけど、今の自分がそのまま将来の自分になるわけではない。大人はわかっていることだけど、子どもにわかってもらうにはこういう絵本がいいかもね。

  • 人は本来、多面的なものであると思う。
    この本で、自分の一面だけに囚われることはないと伝えられたらいいと思う。

  • 優しい色合いの絵が心地いい。
    みんな違って、みんないろんな色になって、みんないろんな音を奏で、みんないろんな未来がある。
    わかりやすい物語というよりも詩のような文章でたんたんと書いてある。

    誰かに語り掛けるような優しい文体で、誰かの未来を願うように続いている。

    『そのパッチワークが、たとえ、ちぐはぐでも、いびつでも、もつれていても、わかりにくくても、どれも美しいものになるはずだよ。
    わたしたちは、みんな美しいのだから』

    最後まで美しく優しい言葉で締めてあった。

    言葉と絵を味わうための絵本だと思う。
    ごちそうさまでした。

  • 人生はパッチワークみたいなもの。出会ったもの、感じたこと、全てがつながり合っている。悲しみも喜びも成功も失敗もいびつさもちぐはぐさも、美しく豊かなオリジナルな世界をつくってくれる。私たちはどんな可能性だって持っている。何にだってなれる。特に子どもたちはね。

  • Y
    4歳3か月

    K
    6歳7か月

  • 互いが互いを、そう認められる世の中に
    一日も早くなりますように

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著者プロフィール

JBBY前会長、「アフリカ絵本プロジェクト」代表。日本絵本賞翻訳絵本賞など受賞多数。翻訳に『シュルヴィッツの絵本論』(玉川大学出版部)、『おはなしはどこからきたの?』(BL出版)、『わたしは反対!』『野鳥はともだち』(子どもの未来社)など多数ある。
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「2026年 『ハグなんてとんでもない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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