しずかなところはどこにある?

  • 岩波書店 (2024年5月20日発売)
3.22
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感想 : 9
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Amazon.co.jp ・本 (40ページ) / ISBN・EAN: 9784001127089

作品紹介・あらすじ

森にひっそりとくらす、耳の大きなきつね。大きな音が苦手で、しずかなところを探しにでかけます。毒きのこのかさの下、とじた目の奥、すずらんのかおり、思いがけない場所に見つかって……。なかまと出会い、しずかなパーティーを楽しみます。足もとに広がるゆたかな世界が見えてくる、フィンランド生まれのあたたかな絵本。

みんなの感想まとめ

静かな場所を求めるきつねの冒険を描いたこの絵本は、聴覚過敏の読者にも癒しを提供する優しい物語です。きつねは、森の中で静かな場所と新しい友だちを見つける旅に出かけ、その過程で出会う美しい景色や感触が、心...

感想・レビュー・書評

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  • 〝昔ある処に、古いコ-ヒ-ポットと同じ色のキツネがいた。キツネは、大きな音が苦手だったので、静かな処を探しに出かけて行った。毒キノコのかさの下、閉じた目の奥、スズランの香のする草原・・・やがて、静かに暮らしている仲間たちと出会って、静かなパーティー(コ-ヒ-とケーキの) を楽しむことに・・・〟フィンランドの静寂な世界がうかがえる緩やかな絵本。

  • 何か文学的。しずかなところを探し続けて、しずかな場所と友だちを見つける話。

  • 図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。大きな音が苦手なキツネの話。しずかなところを探しに出かけます。

  • キツネ シズカ スキ

  • 2025.02.01

  • 原題 KETTU JA HILJAISUUS
    by Reetta Niemela and
    illustrated by Eri Shimatsuka 2022

    おおきなおとがにがてな
    コーヒーポットいろのきつねのはなし

    くまのともだちは
    こゆびでみみをふさぐことを
    おしえてくれた

    みみずもにがて

    おおごえでさけんでみた

    9分弱

  • 聴覚過敏の自分にとって癒やされる絵本だった。
    きつねが見つけたしずかなところの表現が素敵。

    文 レーッタ・ニエメラ…フィンランドの児童文学作家
    絵・訳 島塚絵里…フィンランド在住のテキスタイルデザイナー、イラストレーター

  • 心地よい静けさを考えさせてくれる絵本でした。
    フィンランド生まれの絵本とあるので文章も絵もフィンランド人の作品かと思ったら絵と訳が島塚絵里さんという日本人で、でもこの方、フィンランドに移住していてマリメッコ社に勤務もした経験のあるテキスタイルデザイナー兼イラストレーターだそう。
    素敵な色使いとかわいい絵。それから詩的な文章が絶妙で子どもに読み聞かせながらわたしがきゅんときてしまった。子どもよりも大人のほうが好きになる絵本かな。

    P11
    きつねは ふと おもった。
    ほんとうは しずかなところは あっちこっちに
    あるんじゃないか、おおきなおとの うしろに
    かくれているだけなのかもしれない、ってね。

    P14-15
    きつねは そっと みみを すましてみた。
    すると、しずけさ もっと いろんなところにも
    あったんだ。
    びっくりするような ばしょにね。

    きつねは つぎつぎと かきだしてみた。

    おもいでのなか
    すずらんの かおり
    まっくらなところ
    ひるまの ひかり
    だれかに よんでもらう おはなし
    ゆらゆら ゆれる いなほ
    やさしい ことばのなか
    ひんやりした まどガラス

  • むかしあるところに、ふるいコーヒーポットと同じ色のキツネがいました。キツネがすんでいるのは、森の中のふかいふかい穴の中。

    かわいらしいキツネのお話。耳、大きいかしら?キツネってこのくらいじゃあないのかな。読者に語りかけるような文がまたかわいい。しずけさなんた普段あまり意識しないことを子どもに考えさせてくれるかも。

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