- 岩波書店 (2025年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001127133
作品紹介・あらすじ
■訳者からのメッセージ
この絵本の主人公ルーカスは、「とってもすばらしい」とはどういうことかを考えていきます。それは、なんの欠点もなくカンペキということなのでしょうか? それとも……?
ブルーカラーのメキシコ人を父親にもつマット・デ・ラ・ペーニャは、自分の貧しかった子ども時代、自信をもてなかった子ども時代をふりかえって、そこから言葉をつむぎだしているのでしょう。でも、このテーマは、わたしたちのだれもが、どこかで、少なくとも一度は考えることでもあるように思います。
わたしも、自分の子ども時代をルーカスの体験に重ねて、思い出したり考えたりしながら訳しました。
感想・レビュー・書評
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ちょっと小学生には難しかったみたい。
長い話ではないんだけど。
少しくらい悪いところがあっても、今いる場所がとっても素晴らしい場所になるってこと。
ジュースのシミひとつ許されない場所なんて、息苦しくて嫌になっちゃうわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
翻訳家さくまゆみこさんのSNS を見て。
細かいところまできれいに描かれている絵を見てほしいので、大勢での読み聞かせには向かず、図書館員さんなら中学年以上のブックトークで紹介することをおすすめ。 -
ルーカスはレポートで満点をとり、とてもほこらしいきぶんでした。でも、がっこうの目の前で、むかえに来たお父さんのオンボロトラックが動かなくなり……。
すごく考えさせられる物語。すばらしい場所とはなんだろう。自分をほこらしく思えたからこそ、自分と家族の貧しい生活がどうにもはずかしく思えたルーカス。だけど、導かれるように向かった「すばらしい場所」は、本当にすばらしい場所なのか。ルーカスが見たひとりの子どもがだれをあらわしているのか。幸せとは完全無欠なものだと思いがちだが、そうではないと教えてくれる。
おじいちゃんの言うことは、私にとってもちょっと難しいかも。 -
夢の中の「とってもすばらしいばしょ」はまるでディストピア。
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こどもにはわりと抽象的すぎる内容なのかな?中学年以上向けの絵本。
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水清ければ魚棲まず、みたいなものかな。
それにしても、ここまでの貧しい生活は日本の絵本にはなかなか出てこない。なんだかんだ言っても、それだけ今の日本は豊かだということだろう。 -
レポートで満点を取ったが家族は忙しくなかなか目を向けられない
不思議な光に誘われて光の門をくぐり楽しい時間を過ごすがコップが落ちジュースがこぼれるとそれをいけないものとする
汚れはいけない
けれどどこからかウクレレの音が聞こえてきて戻ると馴染んだ景色家が見えた
家では家族が待っていてレポートを褒めてくれた
欠点があっても完璧ではなくても素敵なもの -
ルーカスの嬉しい気持も、寂しい気持も、わかる気がする。お父さんもお母さんもたいへんなんだよね。でも、金色の門の向こうの世界が夢でよかった。あれは本当に素晴らしい場所なのかな…お母さんはルーカスの頑張りをわかってくれた。レポート見てくれた。見てほしかったんだよね。よかった。とってもすばらしい場所は、きっと近くにある。今はまだなければ、もう少ししたら自分で探せる。大丈夫。
著者プロフィール
さくまゆみこの作品
