バラの構図 (岩波少年文庫)

著者 : K.M.ペイトン
制作 : K.M. ペイトン  掛川 恭子 
  • 岩波書店 (1990年11月19日発売)
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001131307

作品紹介

バラの花模様の古いビスケット缶におさめられた少女の肖像画にはT・R・Iのサインがあった。そして墓地で偶然みつけた墓石にもT・R・Iと記してあった。ティムはショックを受けた。T・R・Iはティム自身の頭文字でもあるからだ。肖像画の少女とT・R・Iの謎を追うティムは、60年前のある事件につきあたる。ミステリータッチの青春小説。中学以上。

バラの構図 (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「成功した親の事業の跡を継ぐ=本当の自分を失う」的な親に反発する姿が使い古しのテンプレート過ぎて嫌。キリスト教的「全き精神的恩恵」というのも若者が人生を選ぶこの際に行き過ぎると臆病ともなりかねない考え方で好きじゃない。過去の少年・トムの短すぎる人生も作中では不幸じゃなかったと奇麗事言っているけど、充分不幸だと思う。

  • 著者K.M. ペイトン
    1974年 イギリス
    主人公は16歳の少年ティム。両親が気に入って買った、古い田舎の家の暖炉のなかから、古い缶を見つける。その中には1910年頃にそこに住んでいたトムという16歳の少年が描いた絵が入れられていた。ティムはそのトムが何故、その絵を描いた二日後に亡くなったのかを探っていく。それと同時に両親が望む道を進むべきかどうか、自分の人生について、何をやりたいのかを見いだしていく。誰もが一度は通る道だし、既にそこを通過した者にとっても共感を覚える本だと思う。国境を超えても若者にとっては共通のテーマで悩みがあると思うので読んでいて共感した。

  • 敷かれたレールを進むべきか、それとも苦労を承知で自分のやりたいことを目指すべきか、に悩む主人公と、若くして亡くなった青年が、死者の描いた絵によってクロスする物語。いい話だなーと普通に読めた。表紙の絵とタイトルはやや内容に合ってないような気がする。

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