クマのプーさん (岩波少年文庫 8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140088

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃、叔母からナルニア国物語を全巻プレゼントでもらったのが、岩波少年文庫との出会い。それを読み終えたあと、確かもう何冊か読んだような気がするけれど、その頃には児童文学から興味が離れて、伊坂幸太郎や東野圭吾、湊かなえなどの現代文学を読み始めたので、読みたいとは思いながらも実現しないまま28歳になってしまった。海外文学は、翻訳が頭になかなか入ってこないので読みにくく、苦手意識があったので、まずは取っ付きやすそうな本作品を選んでみた。
    古い作品なので、現代の文章と比べると、やはり読みにくさはある。私の知識不足によるものだけど、海外文学独特の言い回しや表現により、ニュアンスがうまく伝わらないので、作品の良さをあまり理解できない。
    具体例を挙げると、クリストファーロビンが頻繁に、プーに対して「ばっかなくまのやつ!」と言うのが気になる。恐らく、ニュアンスとしては「も~、ぷーさんったら本当にまぬけなんだから!可愛いなあほんとに(ハートマーク)」くらいの感覚なのだろうけれど(違いますか?笑)、「ばっかなくまのやつ!」だと、どうしても、ものすごく馬鹿にした言い方というか、見下して軽蔑していて、そこに愛はないように私は感じてしまう。このような種類の、不快感、とまではいかないけれど、読んでいて「ん?」と思うような、ニュアンスが伝わらない場面が多々あって、皆さんが口々に仰る可愛さや癒しを感じることができなかった。
    やっぱり苦手だなあ、と改めて思った。原文を読めたらこんな風には感じないのかな。他にも何冊か購入したので、また挑戦してみて、だめだったら諦めよう。

  • 世界中で知らない人がいないといっても過言ではないクマのプーさん。しかし、アニメーションや子供向け絵本のイメージが強いせいか、本書を読み進めながら違和感と読みにづらさを禁じ得ないのは、ワタシだけか?

  • アニメを先に見たことがあった。本はアニメそのもので、アニメの完成度が高いのかな。
    内容はまあまあと言ったところか、児童書だからしかたない。
    しかし、児童でもわからないところが多そうに感じた。

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