銀河鉄道の夜 (岩波少年文庫(012))

著者 : 宮沢賢治
  • 岩波書店 (2000年12月18日発売)
3.78
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140125

作品紹介

宮沢賢治の童話集。夜の軽便鉄道に乗って天空を旅する少年ジョバンニの心の動きを描いた表題作のほか、「やまなし」「貝の火」「なめとこ山のくま」「オッペルとぞう」「カイロ団長」「雁の童子」の7編。幻想性に富んだ作品を収めます。小学5・6年以上。

銀河鉄道の夜 (岩波少年文庫(012))の感想・レビュー・書評

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  • 孤独な主人公ジョバンニと親友カムパネルラが、銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする物語。ジョバンニは幻想的な景色や出来事を目にしながら、本当の幸せについて、生きることについて考えるのです。美しい言葉で美しく描かれた情景のひとつひとつを、心に思い浮かべて感じて欲しい作品です。

  • 貝の火
    父親の愛のかたちは難しい

  • 題名としては、「銀河鉄道の夜」とつけた時点で最高のフレーズを確保。
    物語は哀しい。何でこんなことになってしまうんだろうという不条理に満ちた現実世界を映し出している。

    「 おまえはもう夢の鉄道でなしにほんとうの世界の火やはげしい波の中を大またにまっすぐに歩いて行かなければいけない。


    「けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、この人のおかしをたべているのは、たいへん気のどくだ。」

    「もうこの人のほんとうのさいわいになるなら、じぶんがあの光る天ノ川の河原に立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいい」

    自己犠牲の尊さ、意地悪な奴らには報いが来る、そんなことを考えて書き続けたのかもしれない。

  • 表題作を含めた童話集。
    宮沢賢治の童話は読んだ後なぜか狐につままれたような感覚に陥る。
    「銀河鉄道の夜」は初めて読んだのですが、圧倒的な描写のパワーに感嘆してばかり。誰も見たことの無い天上の世界を、見事に読者の頭の中に再生させていると思った。
    なんというか、童話っていうよりももう「宮沢賢治」っていうジャンルのよう…。
    私は、詩の方がもっと入り込めるかもしれない。

  • 教科書以外で宮沢賢治さんの本を読んだのは始めて・・?
    (いや、セロ弾きのゴーシュ読んだわ)
    なんだかほんとに、世界観が独特で、ファンタジーっぽいんだけど
    ちゃらちゃらしたおとぎの国とはまったく違って、
    読んでてもなかなか頭の中でイメージしにくい世界でした。
    薦められて、ついには頂いてしまった本です。
    でも宮沢賢治さんの本は一生物で、いくつになっても読み返して深くなる本だと思っています。だから大切にします

  • はじめは文章がとっつきづらい。でも我慢して読み進めるとどんどん引き込まれる。ラストの切ない読後感が良い。

  • 「ほんとうの幸いをさがしに」

    改めて読み返すと、賢治の温かくて優しい想いが伝わる作品でした。
    決して押し付けがましくないのが不思議なところ。情景を想像し、話の中に入り込むと、自然と賢治の伝えたいことが頭に入ってくる感じです。


    短編も、露骨ではありますがメッセージに富んでいてとてもおもしろかったです。ゆっくりと、味わいながら読みたい本です。

  • 独特の言い回しが雰囲気を作っている一方、難しいとも感じる。
    2011/11/15

  • うーん‥よくわからなかった。わたしの想像力が乏しいことがよくわかった。

  • メモ:
    「やまなし」と「貝の火」は読んだ。

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