ピッピ船にのる (岩波少年文庫 (015))

制作 : 桜井 誠  大塚 勇三 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 188
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140156

感想・レビュー・書評

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  • 長くつ下のピッピ、優しくて力持ち、馬だって抱えあげちゃう。

  • 「長くつ下のピッピ」に引き続き、小1の娘に就寝前に読み聞かせた。
    娘は、ピッピの買い物っぷりと気風の良さ。手紙のユニークさ。阿婆擦れものを手玉に取る強さ…に娘は目を丸くして驚き、声を上げて笑って聞いていた。
    そして「ピッピロッタ・タベルシナジナ…」とピッピのフルネームを得意げに暗唱している。
    最近、娘は寝言で笑い声を上げたりする。きっと夢の中でピッピ、トミー、アンニカと一緒に冒険を楽しんでいるのだろう。

  •  「長くつしたのピッピ」に続く2巻です。「長くつしたのピッピ」はかわいい挿絵がついたポプラ社で読んだのですが、2巻が出ていなかったので岩波に乗り換えました。読んで気づきましたが、岩波の桜井誠の挿絵、すごくいいですね。外国風で、これが原作のものかと勘違いしました。調べてみたら原作の挿絵はもっと幼い感じのする絵柄で全然違いました。

     以前に1巻を読んだとき実は僕は、ピッピがあまりに無敵なために物語に起伏がなくなっていて、大人にとっては楽しめなくても仕方がないものなのではないかと思ったのでした。2巻に来てもピッピの無敵ぶりはとどまるところを知らず、経済的にも町に出れば金貨を使ってとんでもない大人買いです。子供なら素直に「すげーー」と楽しめるわけですが、僕としては、お金を使っても無人島に行ってもまったくもって動じないピッピは、トミーとアンニカよりもだいぶ大人に見えてしまって、子供と大人が遊んでいるように思えてしまいます。

     ところが中盤から、お父さんが帰ってきて島に一緒に行ってしまうという流れになって、僕にとっては格段に面白くなりました。まずお父さんとピッピの取っ組み合いがものすごくて、まるでドラゴンボールです。実写版ではどんなだったんでしょう。また、プラス要素だけだった物語に、予定された悲しい別れというマイナス要素ができたことによってぐっとしまった感じがしました。そんなわけで1巻よりもずっと好きです。もっとも、文句は書きましたが1巻だって2巻だって名作なのは間違いありません。うちの子供たちもやっぱり喜んで聞いていました。王様が気に入ったみたいですね。

  • ピッピのシリーズは小学生のころ、何度も何度も読んだ。当時読んだこのバージョンが読みたかったんだよな。懐かしくておもしろくてちょっと泣ける。しかしピッピの喋り方がマカロニのきんどーさんに似てるとは気がつかなかった(笑)。

  • ピッピの中では、あんまり好きじゃないかも。

  • 物語の展開は今まで通り。死んだと思っていたピッピのお父さんが生きてて良かった。小説の設定といえども、可哀想な設定ですし。

  • 船にのるってことは、お父様とご再会?ピッピのあの、奇天烈な性格が大好きでした。

  • 『ながくつしたのピッピ』の続編。あいかわらずたいへんな力持ちでお金持ちでホラ吹きで奇想天外なピッピと、そんなピッピが大好きなトミーとアンニカ。3人の前に、突然ピッピのお父さんが現れる。ピッピを迎えに…!
    ピッピは何事にも動じず、誰にもたじろがない。弱いところが一点もない。それは痛快そのものである。が、逆に言うと、ピッピが何に心動かされるのか、誰にもわからない。泣いたり笑ったりしている時でさえ、通じ合っている気がしない。
    トミーとアンニカは、ピッピに特別な友情を捧げている。でもピッピのほうはどうなのか。もしかしたらピッピにとっては誰もがただの通りすがり、ちょっと振り向いてみただけの異邦人なのではないか…。これは『ながくつしたのピッピ』以来気になるところであった。
    ところが。さいごのさいご、旅立つ間際になってピッピは、ふたりが特別な、かけがえのない友達だということを示す。感動的な場面だった。トミーとアンニカのために、そしてピッピ自身のために、うれしくもありほっとしたりもする。
    子どもの頃読んだときには、こんなふうには感じていなかった。私もおとなになったものだ…。(本当か?)

  •  「ピッピ船にのる」は、「長くつ下のピッピ」のシリーズ2冊目です。
    ベッドタイムストーリーだったのですが、昨日で読み終わりました。

     1冊目もはちゃめちゃで楽しかったのですが、この2冊目もすごく面白かったです。
    こんな子が自分の友達だったら、毎日が楽しくてたまらないでしょうね。
    周りの大人は、眉をひそめるかもしれませんが…。

     この本は、最後まで「どうなっちゃうの!?」とドキドキの展開で、最後はちょっぴり泣けてしまいます。
     ピッピのどこまでもまっすぐなところ、友達を大事にし、生きることを楽しむ気持ちは、大人になった今だからこそ持たないと!と思いました。

     次はもちろんシリーズの3冊目「ピッピ南の島へ」を読むつもりです!

  • ナガクツシタ船長の帰還がちょっと唐突だけどやっぱり楽しい♪ ピッピ船にのるがタイトルだけど「のってすぐおりる」のがピッピらしいなぁ(笑)

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著者プロフィール

1907~2002年。スウェーデンの国民的児童文学作家。「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」「ちいさいロッタちゃん」など数々の名作を生み、「子どもの本の女王」と呼ばれた。国際アンデルセン賞受賞。

「2015年 『こんにちは、いたずらっ子エーミル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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