ピッピ南の島へ (岩波少年文庫(016))

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制作 : 桜井 誠  Astrid Lindgren  大塚 勇三 
  • 岩波書店 (2000年8月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140163

ピッピ南の島へ (岩波少年文庫(016))の感想・レビュー・書評

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  •  ピッピに関しては良いと思う気持ちと納得いかないと思う気持ちがいつも両方強くて、この巻でもそんな感じです。たぶんそれはこの本が本当の意味で子供目線で子供のために描かれているからなんだと思います。それはすごいことだと思います。他の名作と呼ばれる本で「子供の純真な心を描いた」かのようなイメージがある本でも、実際に描かれているのは「子供の純真な心」(のイメージ)への大人の持つ憧れであって、子供のものの見方を本当に再現しているかどうかは怪しかったり、実際に子供が読んで面白いと感じるかというと必ずしもそうではないのではない、というものがあるように僕は思います。「子供の純真さ」と「子供の純真さへの憧れ」は違うということです。その意味で、ピッピ・シリーズでは本当に子供が楽しいと思うものを書いていて、大人が楽しめるかどうかは問題じゃないんだろうなという気がします。はっきりダイレクトに言えば僕はピッピが無敵で、トミーとアンニカの守護者としてなんでもしてくれるところが面白くないし、トミーとアンニカに見るべき個性がほとんど見当たらないのがつまらないのです。僕にとってこの3巻で楽しめたところは、スプンクの話と双子の話のところで、ここは2巻まで以上にナンセンスさに磨きがかかっていました。一番最後の丸薬の話と、トミーとアンニカの家から見たピッピの描写は大人的にも少し感傷を持ちましたね。うちのもうすぐ4年生はスプンクと双子のところのナンセンスを面白がっていました。それがナンセンスとわかる年にもうなっていたということです。もうすぐ幼稚園年長の子はやはりサメの話とか悪漢を撃退する下りとかピッピの無敵ぶりが一番楽しいところです。そういうわけで本当に子供の心を持っているかどうかが試される本だと思います。ピッピが文句なしに面白いと思える大人がいたら本当に「子供のような心」を持っている人ということで僕は心から皮肉なしに尊敬します。

  • ピッピの3作目。箱付きハードカバーと文庫版は表紙の絵が違います。私は見慣れているのもあってハードカバーの絵のほうが好きなのですが……。
    ストーリーとしてはピッピがついに、というか南の島で大活躍する、題名通りです。
    読み返して思ったのはトミーとアンニカがモブ化しているな、ということ。そのぶん、ごたごた荘に戻ってのクリスマスパーティーがとても楽しそうです。やっぱりこの3人がちょうどいいんだなぁと感じました。

  • ピッピの中で、一番好きです!

  • 三冊目にして、ようやくこの世界観に慣れてきた。私もピッピと友達になりたいと小学生のような感想を持った。面白いシリーズだったと思う。私が子供のころに読んだら、もっと感情移入して読んでいただろう。
    物語の最後がいい。ろうそくを消して終わるなんて、まるで母親が子供の寝顔を見て灯りを消すかのよう。
    ピッピのお父さんは現代で言えば、あまり誉められたことをしていない気がするが、そういう時代だったのだろうか。

  • ピッピのシリーズ中、一番好きな本。「たけさんのくつ」なんかしなくたって、ちゃんとやっていけるんです!!

  • どんな話だったか、さっぱりなので、是非もう一度読んでみたい。最後どう終わったけなぁ…。う〜ん、悔しい。

  • 破天荒な数々の冒険のあとの静かなエンディング。  ろうそくの炎に照らされる余韻が素敵です♪

  • この話は何度も何度も読みました。

  • 三冊のピッピシリーズの中でも、一番のお気に入りとなりました。
    大人目線で読むと、考えさせられる内容もあり。
    (人種差別とか・・ものの価値とかね・・)
    でも、子ども目線で、全力で楽しみたい。
    小一の息子もお気に入り。

  • 切ねえ

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