エーミールと三人のふたご (岩波少年文庫)

制作 : ヴァルター・トリアー  Erich K¨astner  池田 香代子 
  • 岩波書店
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140194

感想・レビュー・書評

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  • お母さんが再婚!?
    突然のことに戸惑うエーミールは、寂しい心をひた隠し、お母さんのために再婚を祝福するのだった。本当はお母さんも「エーミールと二人で暮らしたい」と思っているとは露知らずに・・・

    そんな時、友達の「教授」から手紙が届く。海辺の別荘への招待状だ。
    エーミールは後ろ髪を引かれながらも、祖母といとこのポニー・ヒュートヒェンと別荘に出発する。さて、海辺で巻き起こる騒動とは――?


    もう、おばあちゃんとエーミールが大好きです!! 二人がお母さんの再婚について話し合う終盤のシーンは、感動の涙なしには読めません(T T)
    真に「誰かを思いやる」ということは、どういうことなのか。ケストナーには分かっていたんだね。

    私ったら、なんで子ども時代にこの本を読んでおかなかったんだろう!
    でも、まだ間に合います。「8歳から80歳までの子ども」のためにある本ですもの。まだまだ、私だって子どもですとも。

    ※『エーミールと探偵たち』の続編でありながら、
     作者ケストナーの粋な計らい(つまりは素敵な前書き)によって、この巻だけで十分に楽しる一冊。

  • 「しろうとのみんなへのまえがき」と「くろうとのみんなへのまえがき」。ケストナーさんは書いてくれましたが、やっぱり順番に読んでこそです。

  • 実に素敵な物語です。子どもの頃に出逢っておきたかった。そう思わされます。少年たちの友情と冒険をたっぷりのユーモアをもって描かれています。そして出てくる大人たちが素敵なんです。子どもたちを信頼し少し離れたところから温かく見守り、必要な時には必要な分だけ助言を与える。特にエーミールのおばあさんが粋で素敵です。そんな大人たちに囲まれて、少年たちは大人になります。
    前書きに作者自身が登場して登場人物と会話したり、実際に行なわれた前作の映画化を作品に取り入れるなどメタな構造も面白いです。こうすれば面白くなるという要素を惜しげもなく放り込んだ感じでしょうか。

  • もっと幼いころにケストナーに出会えていたら、
    私の歩き方も違っていただろうか。
    なんで出会えなかったんだろうと思うと悔しい。

  • またエーミールたちに会えるなんて!!
    お母さんの再婚のことは予想外の結果だった
    ほんとに、ケストナーさんの児童書はすばらしいと思う

  • エーミールと探偵たちの続編。1作目から2年後の物語。

    クラクションのグスタフは、バイクというクラクションの本体を手に入れた。教授はなんと、親戚から遺産としてバルト海のそばに別荘をもらった。
    エーミールは相変わらず優等生で、お母さんが大好きなのだが、そのお母さんに再婚話がもちあがる。ずっとお母さんと二人で暮らしてゆくつもりだったエーミールだが、お母さんの幸せを思って結婚に賛成する

    そんな時、エーミールは教授からのバカンスの誘いにのって、バルト海の別荘へゆく。教授とその家族、エーミールのいとことおばあさんたち、グスタフ、そしてディーンスタークに、ホテルのボーイだったピッコロまでも登場。そこで、アクロバット曲芸をしている少年のピンチを聞きつけて、エーミールたちの活躍がはじまる。

  • たっぷりのユーモアと少しの切なさと友情と冒険。さすがケストナー。子どもの健気さと真っ直ぐさに明るいのに泣きそうになる。訳者のあとがきもいい。

  • エーミールと探偵たちふたたび。

    前作から2年たって、エーミールも探偵たちも少年からちょっと大人の領域にはみ出した印象。
    児童文学にしては扱っているテーマが大人の世界。
    それでも仲間のためにがんばるエーミールと探偵と子どもたちにはほのぼのさせられる。

  • 3人のふたごって、どういう意味?って、この本が読んだことがない人から聞かれて、そういえば不思議なタイトルだったんだなあ、とこの本に出会ってもう何年?今さら思った。
    何度読み返してもおもしろい。おとなになったっておもしろい。

  • 探偵たちの後日譚。エーミール好きにはたまらない。こういう少年たちの行動力っていつ読んでもいいもの。と同時にケストナーの作品は読んでいた頃に比べて随分自分が大人になったな~と実感させられるような本ばかり。

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