ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 21 ドリトル先生物語 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140217

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃、心をくすぐられたこの作品。今となってはわからなくなってしまいました…

  • 子どもの頃読んだような気がする話。大人になるうちに知らぬ間に童心を失っていたことを実感。
    今は先生の妹のサラとおんなじ気持ちですね(あんなもの(ワニ)をおくのは、いやです!)
    タイトルはアフリカゆきだけど、かえりもなかなかの冒険が待っている。動物と会話ができるし、他にも多才なドリトル先生もすごいけど、仲間の動物たちが先生の家事手伝いをするっていうのもなかなかすごいよ。
    石井桃子さんの解説にもあったとおり、「ドリトル先生」という名前にした訳者はすごいと思う。あと、両頭動物のオシツオサレツって、オリジナルはどんな名前なんだろ?この名前も好き。

  • 小学校の図書室の、ずらりと並んだ岩波の海外のお話したち。そこにあこがれて手にとっていたことをふわーっと思い出しながら、懐かしく読み返しました。

    ほとんどのお話は覚えていなかったけど、今読むと、なんという、人の本質に迫った美しいお話だったんだろうと、でもマンガのように活き活きとして、読み出したら想像力が止まらない!

    人というのは、金がないと、食べることも飲むこともできないのかね?

    なんて聞いてくるサルたちには、どきっとさせられました。

  • 私自身も未読で、息子にも読む機会を逸してしまい、ずっと心にひっかかっていた本。ようやく娘と読むことが出来、満ち足りた気持ちで一杯です。
    面白かった!とにかく、面白かった!冒険モノをあまり好まない娘が、カラカラと笑い声をあげながら楽しんでいた。古さなんて、最後の最後まで、全く意識することはなかった。
    なにより、娘の笑い声を聞くときの充足感、布団の上での本の時間を待ち焦がれていていてくれる娘を見つけたときの嬉しさを、改めて感じさせてくれたことに感謝。読み聞かせは、本当に読む人を幸せにしてくれるなあと思う。

  • ドリトル先生シリーズの第1巻。おもしろーい!続きが読みたくなる。子どもの頃に読んでいたなら、もっと動物大好きになっていただろうな。やさしいドリトル先生に、かしこく勇敢な動物たち!

  • ドリトル先生は、動物とお話ができる獣医さん。動物語が理解できたら、こんな感じなのかな?ドリトル先生と個性豊かな動物たちの冒険のお話。

  • 動物の言葉を学んだドリトル先生は、動物たちを助けるため、いざアフリカへ!

    家になぜかこの本があったので、手に取ったのを覚えている。
    誰が買ったんだろう・・・(両親ではない気がするので)?

    映画版では、ドリトル先生はいきなり動物の言葉がわかるようになるが、本ではきちんと勉強するんだよね。
    その動物たちと先生の掛け合いがまた面白かった。ブタのガブガブがいいキャラ! こういう人物(人じゃないけど)が一人はいないと、パーティは面白くならない。

    話の筋はあまり覚えていないのだが、場面場面で印象に残っているシーンがいくつかある。
    ひとつは、アヒルのダブダブが蝋燭を持って階段を下りてくるシーン。
    もうひとつは、王様に自分を魔術師だと思い込ませたドリトル先生が「私が小指を動かすだけで~できるんですぞ(詳しくは忘れた)」と言うと、王が「どうか小指を動かされるな」と懇願するところ。
    なせかこの掛け合いにすごく驚いたことを覚えている。
    どうもこの王様があんまりにもバカなのに驚いたらしい(子どもだから、当時はこれが王を皮肉に描いたものだと気づかなかったのです)。

    ドリトル先生シリーズは、次作の『ドリトル先生航海記』を、それこそ寝る間も惜しんで読んだのに、3作目の『ドリトル先生の郵便局』は、なぜか途中で読むのをやめてしまった。
    3作目は面白くなかったのか(笑)?
    全く、子どものころの思考回路というのはわからない。

    それにしても、翻訳が井伏鱒二だったとは!
    今初めて知った。

  • 9歳の息子用に借りた本。息子はここ1年半くらいは漫画や流行りの本しか読まなくなっていたが、「面白いかも」と読み始め、あっという間に読んで続きも読みたいと言っていました。

    原書は約100年前の出版、井伏鱒二さんが最初に翻訳したのが80年前。そんな昔の本を現代っ子が「面白い」と言うので、私も読んでみることに。

    話は冒険ファンタジーで、子供向けの内容(もともと作者が自分の子供のために作ったお話)。でもキャラクターと文章が良くて最後まで飽きずに読めた。

    あとがきを読むと、ドリトル先生は原書では「DR. DoLittle」で、井伏鱒二さんがドリトルと訳したとのこと。他の訳者が違う呼び方で訳したこともあるそうだが、結局ドリトル先生で定着。物語に出てくる架空の動物のオシツオサレツは、原書では「pushmi-pullyu」。そのままといえばそのままだけれど、うまいこと訳しているなぁと感心。物語はもちろん、きっと訳が素晴らしいから今でも面白いと言われる作品なんだろうと思った。

    一部差別的な内容もあるが、当時差別が正当化されていたイギリスで育った作者が書いていると言うことを考えれば、嫌悪する内容ではなく、そう言う面も含めて子供が考えることのできる作品だと思う。

  • 難しい小説を読もうとして、最後まで読みきれず終わる事がよくあります。
    それならむしろ、こういうやさしい本から読書するのがよいと思いました。
    短い時間で夢中になって読みおえました。

    ドリトル先生の力で、世界中に蔓延する疫病なくしね欲しいです。

  • 「モモ」、「星の王子さま」と読み聞かせたので、次はドリトル先生シリーズ。小学3・4年生向けとのことなので、ちょっと背伸びすれば一人でも読めそうなものだが、読ませてみるとそうでもないらく、結局読み聞かせる。「アフリカゆき」はそれほど長くないので、10日ほどで読了。

    僕が子供のころずいぶん好きだった本で、児童文学の名作の一つだろう。最近は新訳も出ているのだが、ここは伝統の井伏鱒二訳を読みたい。

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著者プロフィール

1886年生まれ。イングランド人の父とアイルランド人の母を持つイギリス人。第一次世界大戦では西部戦線で戦い、けがをした軍用馬が治療も受けずに銃殺されるさまに心を痛め、動物のことばが話せて動物を助けるジョン・ドリトル先生の物語を自分の二人の子どものために書きはじめる。1923年、シリーズ第2弾の『ドリトル先生航海記』でニューベリー賞を受賞。アメリカに移住したため、アメリカ人作家としてのイメージが強い。1947年没。

「2021年 『新訳 ドリトル先生の月旅行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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