ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 21 ドリトル先生物語 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140217

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃、心をくすぐられたこの作品。今となってはわからなくなってしまいました…

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    ドリトル先生アフリカゆき

    岩波少年文庫021.


    1951年6月25日 第1刷発行
    2000年6月16日 新版第1刷発行

    訳者:井伏鱒二(いぶせ ますじ)
    作:ヒュー・ロフティング
    (イギリス生まれ1886-1947)
    発行所:株式会社岩波書店

    -----------
    この物語は1920年に最初の物語が刊行されました。
    イギリス生まれで、アフリカ、南アメリカなどで鉄道建設に土木技師として従事していた著者。1912年にアメリカで結婚。第一次世界大戦中(1914年7月~1918年11月)に戦場から息子たちに書き送った物語が原型になった。
    全部で12編(13巻) 当時の技術、医術、また、人種に対して現在とは違う価値観の世界であったことが描かれています。
    文学作品の中にその影響が残ることは免れない。
    しかし、あらゆる差別に反対する。と編集部の名前で付記されている。---------

    手にした理由
    子どもの頃に読んだ思い出の一冊として、しばしばタイトルは見かけるけど、自分では読んだことが無い。
    1冊目がおもしろくなければ、次はないはずで、そう考えると、12もの作品があるのだから、おもしろいのかもしれないときたいしている。

    目次と別の巻の紹介はメモへ

  • 名前は誰でも聞いたことがあるであろう名作をこの年になって読んでみるという試み第一弾。

    決して子供用だから簡単、ではなく、見どころがたくさんある小説でした。私も動物語を話せたら…と思いながら読みました。

    人種差別的表現については気になる部分もあったけど、時代の産物なので読み手がきちんと理解して読めば問題ないと思う。

  • 小学生の時に夢中になって読んだシリーズ。
    大人になってからモデルになった人が、猟奇的な外科医だったことを知って、かなり衝撃を受けましたが。

  • 子どもの頃読んだような気がする話。大人になるうちに知らぬ間に童心を失っていたことを実感。
    今は先生の妹のサラとおんなじ気持ちですね(あんなもの(ワニ)をおくのは、いやです!)
    タイトルはアフリカゆきだけど、かえりもなかなかの冒険が待っている。動物と会話ができるし、他にも多才なドリトル先生もすごいけど、仲間の動物たちが先生の家事手伝いをするっていうのもなかなかすごいよ。
    石井桃子さんの解説にもあったとおり、「ドリトル先生」という名前にした訳者はすごいと思う。あと、両頭動物のオシツオサレツって、オリジナルはどんな名前なんだろ?この名前も好き。

  • 小学校の図書室の、ずらりと並んだ岩波の海外のお話したち。そこにあこがれて手にとっていたことをふわーっと思い出しながら、懐かしく読み返しました。

    ほとんどのお話は覚えていなかったけど、今読むと、なんという、人の本質に迫った美しいお話だったんだろうと、でもマンガのように活き活きとして、読み出したら想像力が止まらない!

    人というのは、金がないと、食べることも飲むこともできないのかね?

    なんて聞いてくるサルたちには、どきっとさせられました。

  • 私自身も未読で、息子にも読む機会を逸してしまい、ずっと心にひっかかっていた本。ようやく娘と読むことが出来、満ち足りた気持ちで一杯です。
    面白かった!とにかく、面白かった!冒険モノをあまり好まない娘が、カラカラと笑い声をあげながら楽しんでいた。古さなんて、最後の最後まで、全く意識することはなかった。
    なにより、娘の笑い声を聞くときの充足感、布団の上での本の時間を待ち焦がれていていてくれる娘を見つけたときの嬉しさを、改めて感じさせてくれたことに感謝。読み聞かせは、本当に読む人を幸せにしてくれるなあと思う。

  • ドリトル先生シリーズの第1巻。おもしろーい!続きが読みたくなる。子どもの頃に読んでいたなら、もっと動物大好きになっていただろうな。やさしいドリトル先生に、かしこく勇敢な動物たち!

  • 子供の頃に読んだ記憶があったが改めて大人になって読んでみると面白かった。プーさんやピーターラビットの翻訳でお馴染みの石井桃子さんが「とてもいい作品だから」と自分で下訳をして、近所に住む井伏鱒二さんにリライトをお願いし、日本にドリトル先生が生まれたんだとか。あとがきに書いてあった。とても丁寧な、わかりやすい文章で書かれており、常識にとらわれない、あくまでも、動物たちの視点で考えるドリトル先生に脱帽しっぱなしである。

  • 2022.8.13読了

    動物の言葉がわかるドリトル先生シリーズ。

    話のスケールが大きく、滑稽武藤で面白かったですが、訳が少し古いかな。
    調べたら新訳で、挿絵等も今様な本が出ているらしい。

    少年少女に是非読んでほしいね。

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著者プロフィール

1886~1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、この「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。

「2017年 『新訳ドリトル先生シリーズ全14巻セット 番外編『ガブガブの本』と日本初公開の短編もふくむ完全版 豪華BOX入り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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