ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

制作 : 井伏 鱒二 
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レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140224

感想・レビュー・書評

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  • おととい読了。久しぶりのドリトル先生。
    ずいぶん以前に読んだときもなじめなかったのだけど、今回久しぶりに読んで、それは随所にソフトに描かれる帝国主義っぽさのせいかもしれない、と思う。たしかにドリトル先生は、動物たちからも、黒人たちからも尊敬されるけれど、その「尊敬」は常に「かしずく」かたちで示される。先生は、いくら常識的慣習に反発を示しても、西洋的ライフスタイル自体は従順に(むしろ、海上でひげを剃り、帽子の有無を気にするくらいの執拗さで)受け入れ、それを崩そうとはしない。王様稼業での振る舞いから察するに、むしろせっせと西洋化に勤しんでいる感もある。動物たちや、ロング・アロー、バンポの価値が認められるのは、ドリトル先生が「価値を認める」地位から追い落とされない前提を認め、むしろ強化するものであるからなんだろうな。こういうの、時代を考えるに仕方ない、と言ってすませていいんだろうか。
    しかし、訳のせいでよけいにそう思えているような気も、しなくもない。

  • 子どもの頃に何巻か読んだと思うけれど、今回も古本屋で見つけた順に読もうかなと。ダブダブは一家に一羽?欲しいよ。先生もなかなか色々なことを考えながら勝負に買ったり、動物としゃべったり、、、。闘牛のシーンでは一瞬、先生が動物と話せて勝てそうなの忘れてひやひやしていました、、。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「古本屋で見つけた順に」
      刊行順に見つかると良いですね、、、私は小学校の時に図書室で借りて読みました。
      そして一番好きなのは「オシツオサレツ...
      「古本屋で見つけた順に」
      刊行順に見つかると良いですね、、、私は小学校の時に図書室で借りて読みました。
      そして一番好きなのは「オシツオサレツ」です!
      2013/05/20
    • ミルキィさん
      今の処、、刊行順なのか良く分かりませんが
      一巻読まずに3巻目ですw
      今の処、、刊行順なのか良く分かりませんが
      一巻読まずに3巻目ですw
      2013/05/26
  • ドリトル先生はシリーズものですが一巻ずつ完結しているので、どれがら読んでもいけるというのが良いところだと思ってます。トミー少年が出てくるのでこれが1巻目か!と思ったら2巻目でした(笑)

    航海記と銘打っているとおり、今回は海に流されて居場所の変わる島、クモサル島に向かうことになりますが、お約束のごとく密航者が混じっていたり難破したり。10歳程度のトミー少年のがんばりをひっそり応援していました。ほら、ドリトル先生はなかなかチートな方なので応援しなくてもいけるというか。
    ただ、帰りがわりとあっさりしているのが個人的に残念でした。もっと海カタツムリとの海中の様子が見たかったです。

  • 動物好きな靴屋の息子トミー・スタビンズは、けがをしたリスをドリトル先生に診てもらった縁で、ドリトル先生の手伝いをするようになる。
    最初は通いで。
    そして住込みで手伝いをしながら、勉強も教えてもらう。
    彼はいつしか、ドリトル先生が旅に出るときに連れて行ってもらうことを夢見るようになる。

    この本は、子どもの時に読んでおくに限ると思った。
    ドリトル先生と一緒に後悔すること、嵐にあって漂流しかける事、移動する島、巨大で透明なカタツムリの殻の中に入って、海底を歩いて旅をすること。
    ドリトル先生は戦っても強い、スーパーヒーローだったこと!
    どれもこれもわくわくドキドキしながら読めたに違いない。

    だけど、残念だけど、僕は大人なんだな。
    ドリトル先生が頑なに本職の水夫を雇うことを拒否したことに納得できない。
    航海術を知っているわけではない。
    今まで大丈夫だったんだから。私は大丈夫だから。
    水夫のペースで時間に追われるのは嫌だ。自分のペースでやりたい。

    いや、それはわがままでは?
    少なくともトミーを預かり、アフリカの王子様バンポに航海を手伝ってもらうというのなら、もう少し責任を感じた方がいいのでは?

    移動する島で成り行きで王様になってしまったドリトル先生は、王様として、原住民たちの文明化のために奮闘する。
    大好きな博物学の研究すらできないくらい、毎日忙しいドリトル先生。
    そこはすごいと思うけど、バンポは大学を3ヶ月休んで手伝うと言ってたはずだけど、島について早2年って…。
    トミーの親だって心配してるはず。

    ああ、つくづく子どもの時に読んでおけばよかった。
    そうしたら、余計なことを気にしないですんだのに。

  • ドリトル先生は動物とお話ができるからおもしろい。
    あまりにもペットが沢山いるのもおもしろい。
    どうぶつを研究することもおもしろい。
    次の本も読みたい

  • 先生の好きな食べ物がブタ肉つきあばら骨、というのが正直ですてき。

  •  動物語が話せるドリトル先生が友人を探し出すため、動物たちを連れて航海の出て、数々の冒険に出会う。

     子供のころ夢中になって読んだ作品を自分の子供の読み聞かせに毎日少しずつ読み進めました。

     子供たちも夢中になって毎日楽しみにしていました。

     自分も子供の頃に戻って冒険を夢見たころを思い出しました。

     井伏鱒二の訳もある意味新鮮でした。

  • The Voyages of Doctor Dolittle (1922)

    訳者が井伏鱒二氏であり、言葉が古めかしいところがあるが、それが翻訳版ドリトル先生の面白みを増しているように思える。
    だが、原文でなければわからない言葉遊びがあるそうで、できれば英文を読んでみたいと思えた。

  • 一人で読むより親子で読んだほうが何倍も楽しめそう

  • 子供に読み聞かせ。
    子供ってよく聞いている。
    ほぼ字だけの本を聞かされて、話の内容について行くのって相当集中力がいるんじゃないかなと思う。
    今の自分にはきっと無理です。
    でも、読んであげるのは楽しい。
    ドリトル先生は、子供の世界にスッと入っていくらしく、何日かたってから突然あの場面がどーしたこーしたや、あれはこういうことなのか?など話に出ることがあり、子供心にしみこんでいるのがわかる。
    続いて動物園を読もうかと思ったが、ちょっと目先を変えてホビットの冒険に入る。

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プロフィール

1886~1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、この「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。

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