ドリトル先生の動物園 (岩波少年文庫 25 ドリトル先生物語 5)

  • 岩波書店
3.54
  • (13)
  • (15)
  • (45)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 281
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140255

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供への読み聞かせシリーズ。僕が読み聞かせ終わった後、畑正憲の解説はもう自分で読んでいたので、「だったら最初からもう全部自分で読めるじゃん」とも思うのだが、まあ貴重な父子の時間なのでいいことにする。

    ネズミの挿話やミステリー仕掛けの後半など、小説としての完成度も高く、ドリトル先生シリーズ中興の佳作。

  • いろいろな出来事があって面白かった
    動物達の街を想像すると可愛かった

  • ドリトル先生が作る動物園は、人間が動物たちを見るためのものではなく、動物たちが幸せに暮らす楽園のこと。
    「ネズミ・クラブ」「ウサギ・アパート」「雑種犬ホーム」「アナグマ宿屋」「キツネ集会所」「リス・ホテル」
    ドリトル先生の家の敷地の奥に、動物たちのために作られた動物園。

    治療に研究に執筆にと多忙を極めるドリトル先生は、実際の動物園事業は、副園長のトミー・スタビンズ少年にお任せです。
    なので、実は今回ドリトル先生が活躍するシーンは少ないのです。

    しかし、日替わりで語られるネズミたちの物語はどれも面白い。
    冒険の中に漂う哀切。
    これはもしかしたら、ドリトル先生が出ない方が面白いシリーズになるのでは?

    なんて思いはじめた時、様相は一変する。
    まさかのミステリに。
    悪人と名探偵。
    ドリトル先生大ピンチ。

    ああ、面白かった。

  • オウムのポリネシアに何を書こうか相談するトミー。
    肉を買ってきてと頼むアヒルのダブダブ。
    犬のジップの道案内。
    ネコ肉屋のマシューマグ。
    食べ物の詩を暗唱する豚のガブガブ。

    新しい動物園が始まります。

  • ドリトル先生物語の第5作目。
    ドリトル先生とその仲間たちが動物の国でくりひろげる話。トミーがみんなの仲間として認められているのがうらやましかった。

  • 上質の人情小説
    そして
    上質のミステリー
    そして
    上質の生き物賛歌
    です

  • 2010年10月27日 夫からのプレゼント。

  • ドリトル先生の動物園はオリのない動物園。

  • 「動物園」といっても、人間に見せるための動物園ではなく、ネズミや雑種の犬、ウサギたちが平和に暮らせる楽園-ドリトル先生はそんな「動物の町」を作ることにします。

  • 動物たちによる、動物たちの為の、動物園。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1886~1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、この「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。

「2017年 『新訳ドリトル先生シリーズ全14巻セット 番外編『ガブガブの本』と日本初公開の短編もふくむ完全版 豪華BOX入り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヒュー・ロフティングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×