ドリトル先生月へゆく (岩波少年文庫 28 ドリトル先生物語 8)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140286

感想・レビュー・書評

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  • 子供への読み聞かせ、といいつつ最近は仕事が遅くて子供の寝る時間に間に合わなかったため、勝手に一人で読み進めて勝手に一人で読み終わるようになっていた。せっかく途中まで読んでいたので、僕も後を追うように読了。ヒュー・ロフティングは人気が出過ぎたドリトル先生シリーズに嫌気が差して、この「月へゆく」を最後にシリーズを完結しようとしたという話を聞いたことがある。確かに、このままシリーズが完結していてもおかしくはない結末だが、実際にはまだまだ続く。

    子供がもうこれくらいは一人で読めるようになってしまったので、読み聞かせはもう少し難しい本を読むことにしよう。

  • 過去記録

  • り。1484
    6y11m

    振り仮名が
    新しい とか 花 とかにふってなくて
    いまいち読めない
    →確かに
    小2の漢字が読めたら読める?小3くらいかな?
    私 とか 背中 とかはふってある

  • 月に到着したのはいいけれど、住民どころか植物以外の生き物の姿が見当たらない。
    しかし、何かに見張られている感じだけはひしひしと…。

    いつも動物たちから絶大の信頼を持って迎えられるドリトル先生も、月ではちょっと勝手が違う。
    トミー・スタビンズ君は気が気ではないけれど、ドリトル先生は動じない。
    植物しかいないのなら、植物の研究をすればいいのです。

    でも、誰かがドリトル先生を月へ呼んだはず。
    すべての謎が明かされた時、そこにあったのは雄大な時間の流れ。
    そして、ドリトル先生と引き離されたスタビンズ君は、一人地球へと強制的に送り返されるのだった。

    子供の時に読んだらドキドキしたかもしれない。
    いつもと違う展開の話に。

    とりあえずドリトル先生が月から帰ってくるのを楽しみに次の巻を読みましょうか。

  • 月の世界に辿り着くドリトル先生。
    月の巨人の謎。
    先に地球に送り返されるトミー。
    不思議な話は終わりがない。

  • ドリトル先生物語の8作目
    前回に引き続いて月での活動が中心となる。
    苦労の末、会うことのできた月の住民。
    それはなんとチーチーが前作でみんなに話した物語の主人公オーソだった。
    感動的な話はさておき、月での診察が続く中、われらのトミーに降りかかる苦難とは…

  • 単なる児童読み物を
    越えた
    戦争、紛争をなくすことができない「地球人」
    への
    批評論として
    読み込むことができるのです

    当時
    井伏鱒二さんは
    どんなことを思いながら
    訳しておられたのだろう

  • ドリトル先生シリーズはすごーく好きでした。
    全部ブチ込むのもアレなので、とりあえずお気に入りの一冊を。

  • 茗渓で借りられているのを見たことがなくて悲しい!
    誰か読んでくれないかな・・・とあがいてみました。

  • 巨大なガにのって月へ向かったドリトル先生。でも、月の世界の住民たちと話をかわすことができるようになって…

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著者プロフィール

1886~1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、この「ドリトル先生」シリーズ。2作目『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞。

「2017年 『新訳ドリトル先生シリーズ全14巻セット 番外編『ガブガブの本』と日本初公開の短編もふくむ完全版 豪華BOX入り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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