ドリトル先生月から帰る (岩波少年文庫 029)

  • 岩波書店 (2000年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784001140293

みんなの感想まとめ

テーマは、ドリトル先生が月から帰還し、彼の不在を支えたスタビンズ君の成長と、先生のユニークな執筆への情熱です。スタビンズ君は、動物たちの世話や畑の手入れをしながら、先生の帰りを待つ姿が頼もしく描かれて...

感想・レビュー・書評

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  • 先生が帰ってくるまで頑張っているスタビンズ君が頼もしい。そして月蝕の晩に合図が。先生なぜか巨人になって帰還…植物もだけどネコも持って帰ってきた…しかし帰ってきて、ゆっくり本を書きたいからって、刑務所に入ろうとするなんて…ほんとに入っちゃったし…この巻にもガブガブまた出てきて嬉しい。先生不在の間、訪ねてきた動物たちをちゃんと診てあげるスタビンズ君、成長著しい。

  • 前半は、ドリトル先生の帰りを待ちながら奮闘するトミー・スタビンズくんの話。
    動物たちを養い、畑や庭の手入れをし、けがや病気の動物の診察をする。
    先生が帰ってきたら、何にお金が必要になるかわからないからと、稼いだお金を節約して貯金に回すんだよ。
    ドリトル先生より生活力あると思うわ。

    そして、先生が帰ってきた後半。
    動物たちを養い、畑や庭の手入れをし、けがや病気の動物の診察をする。
    そのうえ、月での出来事を本に書き記したいと強く願っている先生。
    時間がいくつあっても足りはしない。

    そこで、執筆の時間を捻出するために、トミー・スタビンズくんに仕事を任せ、さらにゆっくり執筆するために考えた作戦が、『牢屋に入る』
    人がいいなんてもんじゃないドリトル先生が、牢屋に入るためにさんざん苦労した挙句、予定の半分の帰還で強制的に出所させられてしまうあたりが可笑しくって。

    しかし、善意の妨害にもめげず、不老不死の研究に余念がない先生の後ろ姿は、少し物悲しいような気もしてくるのである。
    だって見果てぬ夢だと、先生以外は思っているのだから。

  • ドリトル先生物語の9作目
    月シリーズのなかで、いよいよドリトル先生が帰ってくる。
    動物たちとの生活の中で、トミーの役割が重要になっている。自然とドリトル先生のファミリーになくてはならない人物になっているのがうらやましかった。
    それにしても、バンボがいなくなったのはさびしい!

  • 現代の科学に照らし合わせるとちょっとアレな内容だけれど、理想郷を月にもっていくあたり、ロフティングも地球の社会に失望色を強くしていたのであろうか。ドリトル先生がどのように人生の終末を迎えたのか、気になるところ。(2009-03-15)(2009-05-15)

  • 巨大な月のバッタに乗ってやっと帰ってきた先生は、巨人になっていた。

  • 月へ行ったきりのドリトル先生の帰りを待ちわびていた動物たちは、月蝕の晩、ついに月からの合図を見つけます。ところが、巨大なバッタにのって帰ってきた先生は、なんと6メートル近い巨人になっていました

  • 月三部作の三。もうこれで生きているうちには会えないだろう、それが判っている別れというのがどれぐらいつらいことなのか、初めて読んだ頃には知りませんでした。

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著者プロフィール

井伏 鱒二(いぶせ・ますじ):1898-1993年。広島県福山市生まれ。本名満寿二。はじめは画家をも志すも、やがて文学に専心し、『鯉』『山椒魚』で文壇に登場。独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品を書いた。主な作品に『へんろう宿』『漂民宇三郎』『珍品堂主人』『黒い雨』など。『井伏鱒二全集』全28巻別巻2がある。


「2025年 『井伏鱒二ベスト・エッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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