朝びらき丸東の海へ―ナルニア国ものがたり〈3〉 (岩波少年文庫)

著者 : C.S.ルイス
制作 : ポーリン・ベインズ  C.S. Lewis  瀬田 貞二 
  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
3.65
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140361

朝びらき丸東の海へ―ナルニア国ものがたり〈3〉 (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/fiction_nonfiction/asabirakimaru/

    『ナルニア国ものがたり』の第3章『朝びらき丸東の海へ』のストーリーは、正直納得いかないところがいくつかあります。

    4兄弟の内、次男と次女であるエドマンドとルーシーが、ナルニア国に召還されるわけですが、その償還理由がいまいちはっきりしない。

    第2章『カスピアン王子のつのぶえ』ではそれなりの理由があったものの、第3章『朝びらき丸東の海へ』では、その召還理由ですら、希薄なものになってしまっています。

    その他にも物語最大の目的『カスピアン王子の父の7人の友達』が結局どうなったか、というところが、かなり適当な感じで創作されたストーリー展開になっています。

    それでも3人目の召還キャラクターとして登場した『ユースチス』という男の子が、ストーリーをおもしろくしてくれています。

    『ユースチス』が良い子に変わるお話や、『声の島』での出来事は、冒険物語としてワクワクするストーリーです。

    第1章『ライオンと魔女』の完成度を期待するとがっかりするかもしれませんが、単独の物語とすれば、非常に楽しめるストーリーです。

    ファンタジー好きならぜひ読んでみてください。

  • 3巻目。エドマンドとルーシィ、従兄弟のユースチスがナルニアに。

  • [ 内容 ]
    いとこのユースチスの家に来ていたエドマンドとルーシィは、その部屋の額の絵の中に吸いこまれます。
    そこはナルニアの外海で、カスピアン王が朝びらき丸で航海に出るところでした。

    [ 目次 ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 読書のとびら。

  • ナルニアシリーズ3作目。2作目の終わりで大人になってしまったピーターとスーザンはもうナルニアには来られない。エドマンドとルーシー、そしていとこのユースチスの3人がナル二アへ。今回のナル二アへの入り口は船の絵。日常のどこにでもある風景が異世界への入り口につながってると感じさせてくれる良質のファンタジー。2012/637

  • 2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(2階)
    請求記号: 933.7//L59

  • 船旅だけあって今までの2冊より小さなエピソードの集まり感が強い。それにしても、金に紫に緑って…朝びらき丸、大丈夫か。

  • やっぱり4人きょうだいのほうが好きだと思った
    ユースチスは誰がどう見てもいわゆる「いやなやつ」だったけど、簡単に更生するわけじゃなかったり、それでもみんなはユースチスを見捨てることはしないっていうのが、児童文学のナルニア世界の確立のような気がした。
    ドラゴンの島でユースチスが迷子になって、彼はみんなが自分を置いて船を出してしまうんじゃないかと不安になるけど、ルーシイやエドやカスピアンのことをもっとよく知っていたらそんなことは思わなかったでしょう、っていうのが印象的です。絶対的な信頼。

    いろんな島を巡って、ガリバー旅行記みたいだなと思いました
    個人的にはのうなしあんよの島が好き
    たしかあそこは映画でも魔法使いの部屋がすごくいい感じにやってくれてた気がする
    魔法の島っていいよねと思うのです
    魔法使いの部屋に忍びこんで呪文の本を見るなんてどきどきわくわく

    わたしの中でカスピアンはもうベン・バーンズのイケメンでしかないから挿絵のカスピアンが幼すぎてざんねん(笑)

  • 個人的にはこのあたりからどんどん面白くなってきていると思っています。1巻と2巻が筋こそ違えど、物語の大枠、つまり「異世界からやってきた子どもたちがナルニアの人々を導き救う」という構図が似通っていたのに対し、3巻からはその構図が大きく変わっていきます。
    この巻も映画化されていますが、小説版の方が面白かった。とくにユースチスやルーシィのこころの動きがしっかり描かれています。映画版は映像はたしかに素晴らしいけれども、その部分がちょっと弱かった。

  • これは面白かった!!読み進むにつれてどんどん引き込まれました。
    ユースチスが竜になるあたりからかな。このエピソード可愛かった。
    でも一つずつのエピソードになっているから、きっとこれを映画化するのは難しいんだろうなぁ。

    最後の三章、この世のはては面白くて少し怖かった。そして切なかった。
    この世のはて、って子どもの頃誰しも考えたことがあると思う。わたしははてを想像するのは、世界が延々と続いていることについて考えるのと同等に恐ろしく感じていました。
    世界のふちが大きなテーブルのようになっていて、そこからあらゆる海の水が滝のように注ぎ落ちていく、っていうリープの想像もなかなか怖い。
    実際の世界のはての様子も、美しすぎてあの世と限りなく近いようで、リープが残ってしまうことがとても悲しかったです。
    リープがそうしたい、っていうのはわかるけど、一人だけ残らねばならないことも恐ろしいし、もし自分がはてまで泳ぎつけなければ鼻先を向けて沈もうというほどのリープの覚悟も悲しかった。

    勇敢であることや名誉を大切にすることは、どういったことから由来するのかな?当時のイギリスの文化?
    リープはしつこいくらいだったけど。
    背景も勉強してみたい。

    あと、ナルニアの人々にはアスランっていう存在がいていいなぁと思いました。
    最後のアスランの「あちらの世界では、ほかの名前を持っている」っていうのはつまり、神様とかそういうことなのだろうか?
    ルーシィとエドがナルニアに来られなくなることも悲しい。
    切ないラストでした。

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