馬と少年 ナルニア国ものがたり 5 (岩波少年文庫 038)

  • 岩波書店 (2000年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784001140385

みんなの感想まとめ

冒険と成長をテーマにした物語が展開され、主人公の少年シャスタと少女アラビス、そして彼らを支える二頭の馬が織りなすストーリーが魅力的です。シリーズの中でも特に読みやすく、物語の始まりから引き込まれるよう...

感想・レビュー・書評

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  • 出版順ではなく、作者の推奨しているらしい物語の時系列順で読み進めることにする。

    ①魔術師のおい
    ②ライオンと魔女
    ③馬と少年(本作)
    ④カスピアン王子のつのぶえ
    ⑤朝びらき丸 東の海へ
    ⑥銀のいす
    ⑦さいごの戦い

    ライオンと魔女に登場した四人の兄妹が王座に座っていた時、別の国で起こった出来事のお話。
    奴隷としてら生きていた少年シャスタと、政略結婚から逃れた貴族の少女アラビス。ナルニア出身のもの言う馬ブレーとフイン。この4名がナルニアを目指して旅をする。

    登場人物たちによって、人間らしさが濃く描かれる。
    カロールメンのティスロック王とラバダシ王子の会話や、ラサラリーン、総理大臣のアホーシタなど、良いキャラが揃っている。まさに名脇役たちだった。

    そしてアスランは見事に最強キャラ。

    読了。

  • ナルニア国シリーズの5作目。
    ピーターたちがナルニアの王であった時代の別の登場人物を主人公にしたお話です。
    冒険物的な要素が強く、シリーズの中でも読みやすい作品でした。

  • 第一章を読み始めてすぐに物語に引き込まれた。外から見たナルニア。スーザン女王とエドマンド王に出会ったときには嬉しくて嬉しくて。

    成長したエドマンド王の勇姿を映像でも見たい!!

    読みながら考えていたが、今までの4作と時系列や視点が外れたからか、少々異質なかんじがしました。ただ個人的には最も面白くて読みやすかった気がします。

  • 再読。

    『ナルニア国物語』第5巻。第4巻からは数百年前に遡り、第1巻『ライオンと魔女』と同時代におけるひとつのエピソードを描く。第4巻において、古くから歌い継がれてきた歌として「馬と少年」の名は現れていたが、今巻はその内容(少年と少女と、2頭のものいう馬による新天地への旅路)が語られる。
    次巻でナルニア国の始まりが、次々巻の最終巻ではナルニア国の消失が描かれ、物語が終局へ向かっていくからか、この巻は明るく伸び伸びとした冒険物語といった印象。

  • 題名は英語版の方が、なるほどという感じがした。

  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/fiction_nonfiction/horseandboy/

    タンスから通じていた別世界『ナルニア国』を舞台に、
    魔力でナルニアをずっと冬の世界にしていた魔女と戦い
    平和を取り戻したピーターを始めとした
    4兄弟のものがたり『ライオンと魔女』。
     
    ナルニア国ものがたり第5弾『馬と少年』は
    そんな第1作目のアナザーストーリー。
     
    第1作目の後に読んでも良いかもです。

  • シリーズ第五作目
    ナルニア時間としては『ライオンと魔女』で魔女を倒した後の四人の兄弟姉妹たちが、ナルニアの王や女王になっている時代
    今回の主人公はシャスタという人間の少年とアラビスという人間の少女、それからブレーとフインというナルニア生まれのものいう馬たち。
    彼らがそれぞれの事情から戦好きのカロールメン国からナルニアを目指す
    カロールメンのモデルはイスラム教圏の国だと思われる
    ナルニア国物語はキリスト教物語でもあるので、十字軍的な話にも読める。

  • 「ナルニア」第5作目は、ピーターらペベンシー兄弟がナルニアを治めていた頃のお話。

    カロールメン王国の少年シャスタが物言う馬のブレーや貴族の少女アラヴィスとともにナルニアを目指して旅立ち、やがてナルニア侵略の危機に巻き込まれていきます。

    全7作の中で、おとぎ話の要素が一番強い作品。やんちゃで健気な少年シャスタの数奇な運命の物語に引き込まれるとともに、アラビアの国を思わせるカロールメンと英国調のナルニアの対比が興味深かった。

  • これまでのシリーズ作品と違い、ナルニアの世界で生まれた者の視点で物語が進む。異国であるカロールメンからストーリーが始まり、今まで見ることのなかった世界の概況が見えて新鮮だった。とはいえ、懐かしいペベンシー兄妹も登場し、ある意味で『ライオンと魔女』と直結した物語とも言える。個人的には「異世界もの」があまり得意でないので、一番自然に読めたかも。

  • ナルニアシリーズの中では1番読みやすくて楽しかった。やっぱり、異世界に行く系はなんとなく抵抗感があるのかな、、
    主人公がいい人すぎて、、ブレーやアラビスが少し傲慢なんだよね。だけど最後にはしっかり自分の行いを恥じて反省してたのでスッキリ。

    ラバダシはしっかり報いを受けたね。

  • 人によって評価が分かれる作品かな。この作品が存在する意味は見出しづらいかもしれないけれど私は面白く読めた。一応カロールメンという国は「最後のたたかい」でナルニアと対峙するらしいのでその伏線という形なのかな(カロールメンはアラビアンなイメージで読んでた)。へペンシー4兄妹の王族としての日々が垣間見え、正直主人公のシャスタらの活躍よりもむしろ兄妹の活躍の方を終始楽しみに読んでしまっていた…

  • はっきり言ってこれまでの巻よりパワーダウン気味の作品だと思う。ぶっちゃけこれナルニアで書く必要あったか?
    話は奴隷身分の主人公が喋る馬と一緒に悪い国から脱出。色々冒険するうちに成長しました。実は王子様でしたーというオーソドックス極まりない展開。手癖だけで書いちゃったて感じで印象悪いですね。

  • きた、やはり蛮族といえば南方にあり、砂漠の向こうに住んでいるわけだ。絵を見るに、オスマントルコとかがモデルかな?
    まぁそんな蛮族ではあるけども、ラバダシは命乞いなどせずに非常に潔い。砂漠を馬で越えて、補給に困った様子もなく、なかなか有能な武略家ではなかろうか。単なる王族のボンボンではないのだ。そのあたり、心ある歴史家なら評価を見直しても良いのではないか。
    何しろいけ好かない正義を振りかざして良い子ちゃんの北方民族に比べて、カロールメンはアツいと思ったけど、あっさり最後は日和るんだもんなぁ。やっぱ魔法は怖いってことよね。いや、そりゃこんな得体のしれないもんは怖いわ。ティスロックは正しく、現実主義者であろう。

  • ライオンのたてがみにかけて言うけどアスランすごいし久々のエドマンドたちで安心感あったわ

  • ナルニアシリーズ初めて読んだ!思ってたより迫力はないなぁ…。言い回しを楽しみました。

  • ナルニア国の中で今のところ一番面白かったです。舞台が中東なところが目新しいし、他のナルニア国はアスランが出てきたら全て解決〜という感じがあるけど、本作はしばらく先が見えない展開が続きます。馬と少年(“The horse and his boy”)というタイトルが示す通り、馬が主役級に頑張ります。立派になったエドマンドも登場します。

  • 第一巻のレビューを参照してください。

  • 2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(2階)
    請求記号: 933.7//L59

  • 主役を今までと違って中の人(それと馬)にしてみたり新鮮味はあったけど、ちょっとこの巻はひっかかるところが多いなぁ。おもしろいから余計に。

  • ナルニア5冊目。時は遡り、ピーターが一の王だったころのサイドストーリー。

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著者プロフィール

1916~1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた。代表的な作品『なんきょくへいったしろ』『あふりかのたいこ』など、再話『かさじぞう』『ふるやのもり』など、翻訳『指輪物語』のほかに『ホビットの冒険』『ナルニア国物語』などがある。

「2023年 『最新版 指輪物語7 追補編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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