魔術師のおい ナルニア国ものがたり 6 (岩波少年文庫 039)

  • 岩波書店 (2000年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784001140392

みんなの感想まとめ

不思議な世界への冒険が描かれた本作は、ファンタジーの魅力が詰まっています。物語は、子供たちが屋根裏から異世界へとワープし、恐ろしい魔女と出会うところから始まります。壮大な旅の中で、ライオンや喋る動物た...

感想・レビュー・書評

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  • ナルニア国物語シリーズの一つ。
    時系列で言うと一番最初に当たる本作。
    読む順番については、とあるサイトの記事で、作者自身が発売順ではなく物語内の時系列順で読むことを薦めていることを紹介されていたので、まずは本作を読了。

    というわけで、発売準ではなく、この順番で読もうと思う。
    ①魔術師のおい
    ②ライオンと魔女(本作)
    ③馬と少年
    ④カスピアン王子のつのぶえ
    ⑤朝びらき丸 東の海へ
    ⑥銀のいす
    ⑦さいごの戦い


    子供の屋根裏探検から不思議な世界へワープする。恐ろしい魔女に出くわし、危険な旅が始まる。世界を創造するライオンに、喋る動物。不思議な世界はまさにファンタジー。

  • 白い魔女ことジェイディスとは何者か?
    どこから来て、なぜナルニアに行ったのか?その他アスランとの因縁も明かされます。
    ジェイディスファンにはたまらない内容ですね(*´∀`)♪

  • イギリスの児童小説。読んでてワクワクする。
    まだ全容は分からないけど、キャラが生き生きと描かれていてとても面白かった。

  • 魔女が大暴れする巻。こういうのでいいんだよ。

  • “世界と世界のあいだの林”
    ポリーの言うとおり、本当にすてきなことば。
    “いのちのはりつめた静けさ”の幸福感。

    ディゴリーってカーク教授なのーーーー!!!!???って楽しいネタバレ要素!

    こんなことってあるんだ!
    それに序盤の章でサクッと伝えられている。
    ディゴリーは大きくなって、(中略)あの有名なカーク教授になるのです。って。まじかい


    例の街頭がナルニアにできる瞬間を見た
    だからあの街頭がロンドンに繋がるシンボルになっていたことにもつながる
    (魔女がロンドンの街頭からねじりとった鉄棒をライオンの眉間に投げつけそれが落ちた地面に鉄棒がめりこんで街頭ができた)

    そしてこの本の最後には銀のリンゴの木から材木を採った衣装ダンスになった、、と

    児童文学でこんな回収される感情たちに出会えると思わなくて素敵などきどきわくわく味わいました




    解説より参考になったことをひとつ記す
    “馬は理性はないけれども感情は豊かであるといわれる動物だ。イギリスの文学者は、これをよく知っていて、理屈ばかりで頭でっかちになりがちは人間の社会を批判するときに、よく馬という人間と親しい動物を引き合いに出してくる。”

  • ナルニア国シリーズの6作目にして、内容はナルニア国誕生を描いたエピソード0的なストーリーです。

    まさか、あの魔女がロンドンに来て大暴れしていたなんて。

    衣装ダンスがなぜナルニア国に通じていたのか、ナルニア国にあった街灯にも、ちゃんと理由があったのでした。

    次巻が最終巻です。

  • 「ライオンと魔女」が今ひとつだったので、心配だったが一応読んでみたら、思った以上に面白かった。
    コミカルなシーンもよく書けていたし、魔法の描写や異世界の世界観もリアルになっていた。おじと御者という大人を出すことで、お説教の内容もより深くなっていたように思う。

    ルイスも腕を上げたなという上から目線。1作目と6作目を比べると、明らかに6作目の方が上手い。ルイスですら、上手くなるには書かなければいけないし、ルイスですら上手くなる余地がある。凡人にとって、それが普遍的な希望になる。

  • 再読。

    『ナルニア国物語』第6巻。第5巻からさらに数百年前、ナルニア国誕生の有り様が描かれる。

    ナルニアの生まれる様子や、銀のりんごを取りに行く場面などは創世記を思わせるし、賛美歌を愛する馬車屋が、以前にアスランに会ったことがあるような気がする、と言うのも、やはりアスランにキリストを重ねているのだろうと思う。

    最終章のタイトル(「この話は終わり,ほかの話がすべて始まる」)に表されているように、第1巻『ライオンと魔女』の頃から語られていた伝説の由来であったり、白い魔女の背景であったり、ナルニアの場違いな街灯が生まれた理由であったりと、様々なことが解き明かされる意義深い巻。

  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/fiction_nonfiction/magiciansnephew/

    ナルニア国ものがたり第6弾
     
    『魔術師のおい』
     
    は第1作目『ライオンと魔女』より前、
    『ナルニア国誕生のものがたり』が描かれています。

  • 面白くて2時間程度で読み終わった。「ロードオブザリング」を読んでいたら無性にナルニア国物語も読みたくなったので。。子どものころ「ライオンと魔女」は読んだことがあり今回は出版順ではなく作中の時系列順に読んでみようと思い「ライオンと魔女」より前の時系列になる本作をとりあえず読んでみた。もういい年した大人だが異世界へ旅する瞬間はワクワクしながら読んでいた。アスランがやっぱり好き。んで「白い魔女」がなぜナルニア国を支配することになったのかも本作を読めば分かるのですが魔女の恐ろしさ・禍々しさはやはり本作でも健在でした。子どものとき私はこの魔女が怖くて作中出てくるたびにドキドキしていたのですが皆さんはどうでしたか…?まさに子どもの恐れている恐怖の化身という感じで…。あとアスランが最後にポリーとディゴリーに語った「あんたたちの種族のうちだれか悪いやつが…」というくだりが実は作者から子ども達へ一番伝えたかったメッセージだったのではないかなと感じた。

  • なんだかいかにも怪しげな鐘があるから叩いてみたら、古代の大悪魔が復活するわけである。その悪魔がその後も何年にもわたって住民を苦しめるというんだからね、好奇心は猫を殺すという、子ども向けとしてはなかなかにシビアなメッセージじゃないか。まぁそれでもやってしまうのが子どもというものだよね。
    というわけでナルニア・ゼロというか、スピンオフ感あるけど、まぁちょっと説明臭いかな。

  • 繋がりが見えて、もう一回ライオンと魔女読みたくなった。
    あ!魔女!!ってなったよね。

    今回のナルニアへの行き方好きだった。間のところ行きたいね。

  • ライオンと魔女を読んでから、種明かしのつもりで読むのが私のオススメです。でも本作を読まないで、ナルニア国なんかイマイチだったな〜とは言わないで欲しいです。アスランが天地を創造する情景の豊かさ、ディゴリーの母親を思うあまりの我儘にアスランが涙を流して同情する場面などが感動的です。ディゴリーとポリーがケンカしつつも仲が良いところもリアルでいいです。



  • 2018.10.15
    全部読破したい!
    ナルニア物語の最初なのね。

  • 第一巻のレビューを参照してください。

  • 2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(2階)
    請求記号: 933.7//L59

  • なるほど。街灯と衣装だんすの由来を示す巻。ラストはいささか説教くさい。

  • 6巻目にして、時は戻り、ナルニア創世記。ディゴリーとポリーのお話。以前、1冊目として読んだとき、3分の1くらいで疲れてしまったけれど、そのあとが面白かった。(前半は、嫌な人物が多くて、読んでいて楽しくなかったので。) 『ライオンと魔女』に繋がる伏線あれこれも楽しい。

  • ナルニア国物語の6巻目。ナルニアの創世物語です。ペベンシー兄弟の冒険から遡ること数十年。少年ディゴリーと少女ポリーが、ディゴリーのおじさんであるアンドルーの部屋に迷い込んだことから物語は始まります。アンドルーは科学者と魔術師の真ん中のような人で、いかがわしい研究をしていました。アンドルーの作った指輪は、触るとどこか別の世界に飛んでしまうものでした。ある事件から別の世界に飛んでいったポリーとディゴリーが幼さと人間味の苦悩と喜びを交わしながら、ナルニアの創世に立会い、成長していく話です。ドタバタの中で、ナルニアにゆくゆく氷の魔女になる存在を引き入れてしまったのも、ディゴリーでした。ドタバタとさせながら、想像力を掻き立てる描写と、人間性を溢れさせる筆致で、読ませる素敵な物語。
    第一話で登場する老教授が実はディゴリーなのでした。

  • ナルニア国ものがたりのなかで一番好きな巻。
    ナルニアの創造が語られていきますが、そこにわざわいの種をもたらしてしまう、というストーリー。

    これは秀逸、と思ったのが「世界と世界の間にある世界」という設定。要するにメタ世界みたいなものでしょうか。それを考えると「メタ世界のメタ世界ってどうなってるの?」と考え出してしまうのですが、それは結局プラトンに対して「イデアのイデアはないのか?」と問いただすようなものだからやめておきましょう。

    にしても、ロンドンの街をほろびの国からやってきた魔女が馬車でおおあばれするくだりはなんともいえずコミカルです。

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著者プロフィール

1916~1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた。代表的な作品『なんきょくへいったしろ』『あふりかのたいこ』など、再話『かさじぞう』『ふるやのもり』など、翻訳『指輪物語』のほかに『ホビットの冒険』『ナルニア国物語』などがある。

「2023年 『最新版 指輪物語7 追補編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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