- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001140408
感想・レビュー・書評
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ナルニア国ものがたり最後の物語。
正直、最後まで最初の物語
『ライオンと魔女』を
超えることはできませんでした。
物語の壮大さという点でも
かなり物足りない印象があります。
最終巻ということで、
☆4つの評価はつけましたが
世界3大ファンタジーの1つとしては
2巻目以降は残念な感じですね。 -
再読の必要あり
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とにかく、最初から最後まで劣勢でどうもモヤモヤが残る読後感。
価値観の違いなのか、終わり方も、えっ⁉︎となってしまった、、
それでめでたしになるのか?
どうしてアスランがもっと早く来てくれなかったのかもよくわからない。終わらせたかったからなのかな?
元ネタというか聖書を知っていればわかるものなのかな? -
最後はもろにキリスト教をベースにした展開で、価値観が合わないな〜となってしまった。
ただ、面白かったのはヨーロッパ圏の人のキリスト教とギリシャ哲学の折り合いの付け方、というか合体の仕方。科学という現代の巨大すぎる大波に対してファンタジーを用いて戦おうとするルイスの姿勢には感銘するし、頷く部分もある。
しかし、これを子供に勧める気にはなれないな -
しまった、最後は宗教っぽい展開だったか。
カロールメンは十字軍のオスマントルコで、完全に悪だけど、改宗すれば受け入れると。ここは懐が深というつもりで書いてるわけだけど、この多様性の尊ばれる現代にはなかなか。
タシの神様の表現なんかけっこうキツくて、挿絵も悪意にみなぎっている。にも関わらずアスランが来た瞬間に消え失せるという、この圧倒的力の差ときたら。
ともかく宗教戦争にありがちな勧善懲悪なので、相手に対して容赦ない。普通に殺すし、仲間だった小人も裏切れば「愚かなチビどもめ」と容赦ない。
これを子供に読み聞かすんだから、さすがグレートブリテンやで。 -
小さなイタズラが大きな企みに変わってついには国を巻き込んでの諍いになり、全て滅びてゆく、みたいな展開。
それでも最後はハッピーエンドぽい終わり方だが、果たしてこれは本当に「めでたしめでたし」なのか?と思ってしまうのは大人の邪推か。
クリスチャンなら「皆良かったね^_^」と思えるのかもしれない。多分。