不思議の国のアリス (岩波少年文庫 (047))

制作 : Lewis Carroll  脇 明子 
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本棚登録 : 499
レビュー : 78
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140477

感想・レビュー・書評

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  • 横浜のアリス展にて懐かしくなり、再読。
    やっぱり脇明子さんの翻訳は素晴らしい。
    解説も詳しく、英国への愛に溢れており、興味深い。
    福音館のバージョンで読んだ際に釈然とせず、「まあ面白い?ってことにしとこう」とくくっていた箇所を、本当に面白く読めるように意訳してくださっており、感謝しかない。
    「いつか英語で読んで」とあとがきにあるが、その「いつか」はいつ来るのやら。
    昔、2001年ぐらいのMOEで「魔女の宅急便」特集を組んでおり、角野栄子さんのインタビューで、英文科を卒業する集大成として教授から与えられた課題がアリスの原書で、「今更アリス?」と思ったが読んでみたら非常に難しかったと書いてあった気がする。
    読むなら対訳版がいいと思う。

    脇明子さん、ぜひハリーポッターとメアリーポピンズとカニグズバーグも訳してください。

  • 不思議の国のアリス (岩波少年文庫「047」) 原作者ルイス・キャロルの作品です。

  • アリスのように不思議の国に行く夢を見たいと思った。

  • 児童文学は読んで子どもになんらかの教訓的なことを授けるものが多いです。とくにこの『不思議の国のアリス』以前はその傾向が顕著でした。
    しかし、この作品はそういったものを排除した、読んでただ楽しむものを目指した作品です。だからこんなに長い間残って、有名で多くの人に愛される作品なんだと思います。

    ただ、読んで楽しむといってもこの本は難しいなぁ、と感じたのが初めて読んだときの感想でした。
    聖書やマザーグース、シェイクスピアなど、西洋の古典文学作品や芸術、文芸へのオマージュ、引用。そしていきなり理詰めではちゃめちゃなことを言い出すキャラクター。確かに面白いんだけど、初読時、そういった元ネタへの知識がゼロに近かった小学生の私にはちんぷんかんぷんでした。これらをすべて理解したうえで読んで初めて面白くなる物語なんだと理解するまでに時間がかかりました。

    今では、少しは元ネタへの耐性や知識も増えて楽しめるようになりましたが、やっぱりハードルが高いです。作者ルイス・キャロルの「読んで楽しむ」レベルが高すぎる。大学で数学を教えていた人だし、理論的だけど個人的には肌に合わない部分があります。
    ただ、テニエルのリアルで不思議な挿絵は物語に合ってると思います。

  • ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、「ユーモアと言葉あそびに満ちたイギリス児童文学の古典」(本書カバー)とうたわれるように、もはや内容について細かな説明を必要としない有名な物語。

    作者ルイス・キャロルが、『不思議の国のアリス』に込めた思いとは何だろうか。それは、わけのわからなさを、ひとまず自分の中にしっかりと飲み込んで受け入れることの大切さではないだろうか。

    つまり、子どもだったわたしが『アリス』というわけのわからない世界に触れ、そのわけのわからなさを不安と恐怖とともに記憶していたように、子どもの頃に『アリス』というわけのわからない世界に触れた記憶を抱えることが大切だと、作者ルイス・キャロルはこの物語で伝えているのではないだろうか。

    だから、お姉さんはアリスが「実り豊かな年月を数多く経て大人になっても、愛にあふれた素朴な子どもの心を、失わずにいてくれるでしょう」(本書p224)と信じているし、そうであってほしいと願っているのである。

    そしてそれはもちろん、作者ルイス・キャロルがこの物語に触れたすべての子どもたちに対して願っていることでもあるということは言うまでもないだろう。

  • 多分3回目くらいの再読
    久しぶりにちゃんと1冊本を読んだ(笑)
    結構忘れてるところもあるし、何回読んでも面白いです
    そろそろ英語版も読んでみたいなあ

  • ディズニーで有名な本作品を原作で読んだことがありますか??アリスは好奇心旺盛なだけでなく、ちょっと変な女の子なんですよ!そんな違いを意識しながら読むととてもおもしろいです。読んでみてください!

  • 角川つばさ文庫と読み比べ。
    やっぱりテニエルの描くアリスは意地悪そうでイイ!(笑)

  • 続編の、『鏡の国のアリス』にも言えるが正に、ワンダーランドな物語の世界、展開についていくので精一杯で、すべての言葉の意味を理解しようと思ったら、それこそいかれちゃうと思った。ただ、どちらも散在する言葉の中に絶対に、自分にピッタリの言葉に出逢えるからそれを探しながら読書の旅を楽しむのが良い。

  • うーん、この面白さをわかる時に読みたかった。

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著者プロフィール

原作者。
1832年-1898年。本名はチャールズ・ラドウィッジ・ドジソン。
イギリスのオックスフォード大学クライスト・チャーチ学寮の数学講師であったが、
ペンネーム、ルイス・キャロルの名で『不思議の国のアリス』を執筆、出版。
『不思議の国のアリス』は現在に至るまで世界各国語に翻訳され愛され続けている。

「2019年 『不思議の国のアリス 型ぬきワンダーブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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