ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

制作 : J.R.R. Tolkien  瀬田 貞二 
  • 岩波書店
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レビュー : 133
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140583

感想・レビュー・書評

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  • そうだ、今年は『指輪物語』を再読しよう!と突然思い立ったので、まずは前日譚であるこちらから再読。2012年に文庫になった新訳も読んだけれど、やっぱりここは瀬田訳で。

    5月のある日、平和に暮らしているホビットのビルボのところに旧知の魔法使いガンダルフが13人のドワ-フを連れてやってくる。ドワーフたちは、彼らのリーダー格であるトーリンの先祖が、竜のスマウグに奪われた宝を取り戻すための戦いに出かけようとしており、彼らに協力していたガンダルフはなぜかその旅の道連れとしてビルボに白羽の矢を立て、冒険の旅に巻き込んでしまう。

    3人の巨人トロルとの戦いを切り抜け、裂け谷ではエルフのエルロンドにもてなされた一行は、ある晩ゴブリンの洞窟に入ってしまい凶悪なゴブリンたちに追われ逃げ惑う。ひとりはぐれてしまったビルボが出会ったのは、謎の生き物ゴクリ。偶然にもゴクリが落とした指輪を拾ってしまったビルボは、その指輪をはめると姿を消せることを知り、それを利用してゴクリとゴブリンの追跡をかわし無事洞窟を脱出。

    ドワーフたちと再会するが、今度は狼たちに取り囲まれ、木に登って身動きできない。そんな彼らを救出してくれたのは鷲の王。さらに熊に変身できる謎の男ビヨルンの助力も得て、一行は闇の森へ入るが、巨大な蜘蛛に襲われたり、食料が尽きてお腹を減らしてさまよう中、森のエルフの王にトーリンが囚われてしまい・・・。

    ビルボがこの旅でうっかりあの指輪を拾ったばかりに、のちのちフロドがあのような過酷な旅をすることになるのかと思うと感慨深い。

  • ホビット、ドワーフ、エルフ、ゴブリンとファンタジーでは一般的な種族が活躍する古典ともいえる物語。人間はあくまで脇役となってほとんどが小人である種族が前面に押し出されている。ゲームではドワーフは気難しくて頑強というイメージが多いが登場するドワーフはもっと人間くさく、陽気で日本で語られる妖精に近い存在。他ではなかなか見られないドワーフの姿がとてもかんじがよくて楽しめる

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。

  • ホビット族の主人公、ビルボ・バギンスがひょんなことから旅に出て、また戻ってくるお話。
    子供向けな語り口調や筋書きの作品とはいえ、古英語(イギリスで5世紀頃に使われていた言語で、今の英語とはまったく違う)で伝えられてきた伝説、イギリスの文化や伝承に影響を与えたと言われる北欧神話や、アイルランド神話など、たくさんの要素が詰め込まれた作品。
    作者のJ.R.R.トールキンが児童文学作家である前に古英語の研究者だったことを考えながら読むと、その作品世界の背景の深さにけっこう圧倒される。

  • 感想は下巻にまとめて

  • 子供の頃読んで忘れてました。映画見た後であらためて読んでみたら、やはりおもしろい。自分の子供に勧めるなら、指輪よりこっちが先だと思う。私は指輪を先に読んでたんだけど。

  • 4-00-114058-6
    C8397\720E.  小学5.6年以上
    タイトル:ホビットの冒険 上(全2冊)
    1979年10月23日 第1刷発行
    2000年8月18日 新版第1刷発行
    2002年1月22日 新版第4刷発行
    岩波少年文庫058.
    訳者:瀬田貞二(せた ていじ)
    NDC:933.
    作者:J.R.R.トールキン
    作者に付いて (1892/1/3~1973/09/02)享年81歳
    ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン
    オレンジ自由国(現南アフリカ共和国の一部) ブルームフォンテーン生まれ
    イギリス・ボーンマスにて没
    4歳の時イギリスに移り住む、オックスフォード大を卒業。中性の英語学と文學の教授。ホビットの冒険と指輪物語には北ヨーロッパの古代の伝承の影響が色濃く見られる。ナルニア国物語(全7冊)の作者C・S.ルイスと親しかった。

    裏表紙より----
    引っ込み思案で、気のいいホビット小人のビルボ・場銀すは、ある日、魔法使いがんだるふと13人のドワーフ小人に誘い出されて、竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます。
    北欧の叙情詩を思わせる壮大なファンタジー。----

    目次より
    1 思いがけないお客たち
    2 ヒツジのあぶり肉
    3 ちょっと一息
    4 山の上と山の底
    5 くらやみでなぞなそ問答
    6 一難去ってまた一難
    7 ふしぎな宿り
    8 ハエとクモ
    ----------------------
    メモあり

  • 読みやすい。山本史郎訳では頭に入ってこなかったところも、この訳ではどういうシーンか腑に落ちた箇所が多々あった。
    ボンブールのキャラクター性など、こっちの方がすんなり入ってくる。名訳と言われるだけあります。

  • 詳細は 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』へ
    URL → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html

    2011/9/7 予約 9/15 借りる。9/17 読み始める。9/21 途中までで中断。あとは映画で見よう!

    いよいよ、 ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日公開
    トールキン「指輪物語」前日譚を描く。
    「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説を映画化するファンタジー3部作 第1弾。

    2011年9月7日のニュース、『ロード・オブ・ザ・リング』 前日譚 『ホビット』 2部作の公開日が決定!
    第一部の原題 『The Hobbit: An Unexpected Journey』が 『ホビット 思いがけない冒険』 となり 2012年12月14日(金)公開、
    そして第二部の 『The Hobbit: There and Back Again』が 『ホビット ゆきて帰りし物語』 となり 2013年12月公開予定となっている。

    これにあわせて、「ホビットの世界」をもっと知っておこう!
    そう思って先に読んだ本、指輪物語完全ガイド―J・R・R・トールキンと赤表紙本の世界 で、その世界がおよそわかった様な気がする。
    「ホビットの冒険」から「ロード・オブ・ザ・リング」のつじつまあわせなど、トールキンに イマイチ感を持ってしまった。

    わざわざ、「ホビットの冒険 上下」を読む必要はないと読むのを中止。

    内容 :
    ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、
    ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝をとり返しに旅立つ。
    79年刊の新版。

    著者 : トールキン
    1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテン生まれ。オクスフォード大学卒業。
    同大学教授を務め、中世の英語学と文学を講じた。
    著書に「指輪物語」など。

  • 文体は平易でわかり易く、ワクワクしながら読める小説。登場するキャラクターたちは、ファンタジー世界の中のものそのもので、ゲーム好きやこういった文学世界好きのものにはたまらない。ホビットが成長する過程も面白い。

    ただ、登場するドワーフの数が多すぎて、個々の性格や行ったことを覚えておくのが少し大変。

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