床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

制作 : ダイアナ・スタンレー  Mary Norton  林 容吉 
  • 岩波書店
3.50
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本棚登録 : 1222
レビュー : 207
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140620

作品紹介・あらすじ

イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家。暮らしに必要なものはすべて、こっそり人間から借りていましたが、ある日、その家の男の子に姿を見られてしまいます-カーネギー賞を受賞した「小人シリーズ」の第1作。小学5・6年以上。

感想・レビュー・書評

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  • 本棚から引っ張り出してきて読み返しました。

    ジブリ版よりこっちの方がしっくりくるなぁ。

    描写も丁寧だし。アリエッティは正直あまり響かなかった。

  • アリエッティに借りぐらしは泥棒じゃないのか、と尋ねた男の子が、アリエッティのために人形の道具を持っていったことをおばさんに怒られた時に「泥棒じゃない、借りぐらしだ」と言ったのが印象的。
    借りぐらしは泥棒か。やってることは泥棒だけど、人間だって同じようなことを他の動物からしてる。人間は他の動物を殺している分たちが悪い。
    借りぐらしたちは自分たちが一番偉いと思いながらも、猫や人間を恐れている。滑稽な姿だ。そこが、矮小な気がする。人間は自分たちが一番偉いと思って、そして他の生き物を蹂躙している不遜な態度だ。

    男の子のキャラクターが薄いな、と思った。
    小人の暮らしが面白い。どんな道具をどうやって使ってるか、細かく考えてある。

  • 借り暮らしのアリエッティを見て始めて知った。友人によると、ずっと前からあった古典の名作だそうだが、私は知らなかった。
    児童文学全般好きなのでご多分にもれずこちらも楽しめた。シリーズ全部これから読もう。
    みんなのレビューをみて、意外と星3つとかが多いので驚く。
    (おもしろいじゃん!)
    あと、訳が古いとか展開が遅くてつらいとか、、。私は文学って文体こんなもんだと思ってるし、これがひとつのこのジャンルの味のように思えるから、逆に今っぽい訳になって欲しくないけどな。

    内容では、映画でちょっと納得いかなかった部分が(男の子がアリエッティに唐突に人間の方がたくさんいて小人は滅ぶと話すところ)原作読むとよく理解できる。あれは、はじめにアリエッティのほうが人間なんて私たちのために存在するのよ、と男の子をバカにして笑うから、それに憤慨してのセリフなのだ。

    全般的に、ジブリの映画ではアリエッティが「いい子」になっている気がした。実際はもっと悪い子の部分もあって、それが魅力なのだが。私はもちろん、原作の方が好きだ。

    でも、映画はとても楽しめた。小さい人にとって世の中がどんなふうに聞こえるか、その音がすごくおもしろかった。ひとつだけ言わせてもらうと、お母さんが老けすぎ!お父さんとつりあいとれてないよ〜。あれじゃおばあちゃんだよ。
    ジブリの映画にはおばあちゃんの名傍役が多い。女の人を書くと、少女かおばあちゃんになってしまうのだろうか。

  • 古典名作ファンタジー再読?

    <blockquote>「お話というものはね、けっして、ほんとにおわるってことはないんだよ。いつまでも、いつまでも、つづくものなのさ。ただ、ときどき、あるところまでいくと、話すのをやめるだけなんだよ。」</blockquote>

  • アリエッティの原作、床下の小人シリーズ第一弾
    原作を読みたいと思いつつなかなか機会がなかったのだけど、ようやく購入。
    時代もあるけど、登場人物がクセが強いというか意地が悪い…ジブリは大分マイルドだったかも。
    ジブリのアリエッティよりも不自由な暮らしで、でも人と交流も有りだったり、束の間の黄金時代があったりしたのはワクワクしました。

    アリエッティと交流した男の子の姉が語るお話だから、途中で終わっちゃうのには私も「どうなったの?!」と続きをせがみたくなります。
    シリーズなので次も楽しみだと思ったら、まさかの解説でネタバレがありビックリ…なんで1巻の解説に書いちゃうの?
    ネタバレ気にしない派だけど、まさかあると思わないところで読むのはショックだ。

  • ちょっと小人について調べてみました。

    アリエッティをそういえば映画館で見たな、と思い出したんですが、結末が全然思い出せず。こんな結末だったかな、という感じだったので、よくよく楽しめたということです。

  • 2017/7/25

  • マギーおばさんがケイトに小人たちのことをしゃべり始めます。小人たちはいつも人間のものをかりています。だから何かなくなったらたぶん小人たちがとったということです。
    すぐにすいこまれて、ふしぎでおもしろいからおすすめします。

  • ジブリ製作アニメ映画『借り暮らしのアリエッティ』の原作本……なのですが、こちらのほうが遥かに面白いと思いました。
    全5冊組のシリーズで、アリエッティたち一家が棲みかにしていた古い屋敷を追い出されるようにして出ていくところまでが描かれています。
    ハラハラドキドキさせるアリエッティの子供らしい無鉄砲さと、妙にみみっちい生活の描写がうまく絡み合いリアリティを感じさせます。
    続きがとても楽しみです。

  • 借りぐらしのアリエッティの原作。
    ハウルと比べるとアリエッティはだいぶ原作に忠実(?)にアレンジされているなあという印象。当たり前ですが小説のほうがずっと面白いです。小説は小人の暮らし、小人の考え方、小人の生き方にスポットが当てられていて、想像力をかきたてられます。虫こぶで作ったポットというのがこんなに魅力的な響きだなんて!素敵!ジブリよりもこっちのアリエッティの方がずっと面白い性格しているなあ。ラストも夢のある終わり方で素敵でした。次巻がとても楽しみ。

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