空をとぶ小人たち―小人の冒険シリーズ〈4〉 (岩波少年文庫)

制作 : ダイアナ・スタンレー  Mary Norton  林 容吉 
  • 岩波書店
3.77
  • (12)
  • (18)
  • (22)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 151
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140651

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 実はアリエッティの行動力や冒険心、
    人間を信じようとする思いをわくわくする気持ちで読むのと同じくらい、
    自分のした行動の結果やその立場を何回繰り返しても周りの皆がどう思っているのか、
    理解出来てないっぽさに年齢に見合ってないような・・・。
    それがしたいなら、ここにはいられないよね、って事を、
    気が付くんじゃないのかなあ、
    なんて思ったりもしていたけど、
    空を飛ぶその為にやっと役に立つときが!
    と嬉しくなったんだけどやっぱりそうなのか〜、と。
    まあ、ポッドの言うようにペットではないからなあ。
    でも、この夫婦さんの方がメインだよな、やっぱり。
    メインっていうか、私はこの夫婦、
    ポッドとホミリーの方が好きだなあ。

  • 読書日:2011年12月2日-4日
    原題:The Borrowers Aloft
    前巻でちょくちょく皆の口から出てきた「リトル・フォーダム」はどんな所か創造を膨らませていたのですが実際は人間が造った模型の村でした。

    ポッドの慎重さに其処まで神経質に思わなくても良いのでは、
    人間にも色々な考え方をしているんだと解って欲しかったです。
    皆が望む物全てが手に入るここを安住の地と定めて、
    ポッドやホミリーにもミス・メンチスとポットさんの人柄に触れて理解して欲しかった、又、物語が展開して欲しかったです。

    人間でも、滅多に体験出来ない気球飛行。
    命懸けの脱出を無事完遂出来、ポット氏が造った模型の村戻る事が出来て本当に安堵しました。

    又、アリエッティが歳を経るにつれて
    どんどんスピラーに惹かれていく様が微笑ましいです。

  • ジブリの映画になった「借りぐらしのアリエッティ」原作の続編。順に読み進め中なので積み中。電子書籍版を購入。

  •  メアリー・ノートンの小人たちシリーズの第4作です。

     アリエッティ一家はリトル・フォーダムにやってきました。そこは小さな模型の街。鉄道員のポットさんが怪我で仕事を辞めてから、自分自身の楽しみのために作ったものでした。

     そこにアリエッティ一家が住まい、アリエッティと人間のミス・メンチスとの出合いもあったのですが、リトル・フォーダムに小人たちが住み着いていると知ったプラターさん夫妻に捕らえられ屋根裏に閉じ込められてしまいます。
     見世物にするために捕らえられたと知ったアリエッティと父ポッド、母ホミリーは脱出を計画しますが……。

     父ポッドの勇敢さ、一家を守ろうという心意気が素晴らしいです。主役はアリエッティなのに。決断力、判断力、まさに一家の大黒柱。今どきの父親にはない威厳。1950年代のイギリスが舞台ですが、家族の絆とか現代の日本と比べて考えてしまいます。

  • 模型の町リトル・フォーダムに落ち着いたアリエッティ一家。理想的で平和な生活を営めるようになったが、ある日見世物にするため誘拐されてしまう。

    あくまでも人間との間に一線を引こうとする父・ポッドの態度は旧弊で頑固だが、生きるための知恵か。あいかわらず母・ホミリーには魅力がない。アリエッティに男社会に対する批判の眼が生まれてきたのは頼もしい。

  • 模型の街に安住したかに思われた一家だったが、なんと人間に囚われてしまった。
    どうやって脱出する?
    見世物になってしまうときが刻一刻と迫ってくる。

    おもしろくはあり、しかし、そこはかとなく刺激は少ない物語はいちおうの終わりを迎える(我々には見えなくなる)。

  • この物語はいいなぁ・・・・・。  大人になった今、こうやって読み返してみる(ひょっとするとこの2冊は初めてかもしれないけれど)と、本当に大切なことが数多くこの物語には含まれていると感じられます。  自らの手を使って工夫をしながら生活を豊かにするということ、自分の力で自分の生き様を守り構築していくということ、生きていくためにそして生活を継続させるために何かを選択する際に必要な覚悟について、勇気と無謀の違いについて・・・・・・そういうことが、この小人一家を見舞う災難とそれに伴う冒険の描写の中でさりげな~く書かれているのが、とにかく好印象です。

    (全文はブログにて)

  • 床下の・野に出た・川を下るに続く第4冊目~スピラーの話していたリトルフォーダムは見物に来る人が色々なモノを落として借り暮らしには困らない。この模型の村は鉄道の元信号守が創ったもので,終列車に轢かれそうになったアライグマを助けて片足を失い,川沿いに小さな家と土地を貰ったのだが,信号守時代から暇を潰すための模型作りが本格化したもので,ポットと云う爺さんの仕事にミス・メスチンという女性が手助けをしていた。川の反対側には,不動産と葬儀屋を営むプラッター夫婦が,芝を綺麗に刈り込み,川辺の茶屋を開いていたが,向こう側の模型の村を真似て入場料を取っていた。アリエッティーは女性と話すようになり,女性も老人も気を遣ってくれていたが,隣のプラッター氏も小人たちを目撃し,これを飼い慣らせば,客が呼べると考え,一家を一網打尽にして屋根裏で観察を続けたが,春までにガラス張り小屋を作る計画だ。小人一家は,脱出の方法を探るが,アリエッティーが雑誌で読んだ気球が有効そうだ。ガス灯のガスを風船に詰め,蝦取り網を被せて苺の駕篭を吊し,天窓を空ける訓練を繰り返し,3月28日に決行する~ガスを抜く工夫が万年筆のスポイトというものだが,最近の子供は万年筆の構造を知らないだろう。私だって一本持っていたきりで,暫く見ていない。奇跡的な冒険の果てに,結局はどんなに良い人でも人間に語りかけるのは自由な暮らしを捨てることだと結論づける。人間って話し好きだからなぁとは本当に思うもの。父母は粉挽き小屋で暮らすことになりそうで,アリエッティーとスピラーは舟に乗って冒険をし,川沿いに新しい家を造りそうな予告が出ている。映画は,どこをどう取捨選択したのだろう。NTVでは大ヒットといっているが,実際に映画館に行くと大したことないんだよね。取り敢えず本を読み終えてDVDで観れば良いかな?訳者の林さんは早稲田の経済の先生で・・・この本が初版された年には亡くなっている。挿絵が一番まともだった気がする

  • これで一旦おしまいやったそうですが、長い年月を経て、新しいのをお書きになったそうです。
    メアリー・ノートンの他のシリーズも読もかしら。
    面白い!

  • n.

全11件中 1 - 10件を表示

空をとぶ小人たち―小人の冒険シリーズ〈4〉 (岩波少年文庫)のその他の作品

メアリー・ノートンの作品

空をとぶ小人たち―小人の冒険シリーズ〈4〉 (岩波少年文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする