木はえらい (岩波少年文庫 69)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140699

感想・レビュー・書評

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  • 「なまいきで繊細な現代っ子の学校や家庭での日常生活を,気どらずユーモラスに描くイギリスの詩人たち(アールバーグ,ローゼン,マッガウなど6人)の詩集から,元気のでる楽しい72編.」

    アラン・アールバーグ
    (男の子;なんで学校に行かなきゃならないの;父母懇談会 ほか)
    マイケル・ローゼン
    (ちょっと出かけてくるわ;ぼくは末っ子なので;知ってるぜ ほか)
    ブライアン・パテン
    (学校病;体育の先生はターザンを夢見る;ひとこと言いたいことがある ほか)
    キット・ライト
    (へんてこりんなサービス;デイブ・ダートのクリスマス・プレゼント;デイブ・ダートの上着のポケット ほか)
    スパイク・ミリガン
    (北極の白クマくん;モンキーくん;トラさんよ ほか)
    ロジャー・マッガウ
    (雪だるま;音どろぼう;ロジャーおじさん ほか)

  • 『木はえらい イギリス子ども詩集』谷川俊太郎/川崎洋 編訳、2000年、岩波書店

    『ガラガラヘビの味 アメリカ子ども詩集』アーサー・ビナード/木坂涼 編訳、2010年、岩波書店

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    これは初めての海外文学である翻訳家さんが紹介されていて興味を持った本。

    ちょうど大統領就任式でも詩のパフォーマンスを見て、詩集に親しんでみたいな〜と思っていたから、ちょうどよかった。初心者でもとにかくさらさら楽しめる!というか本当、空いた時間に捲るだけで結構楽しくなるからおすすめしたい笑

    それぞれ編訳者さんたちがアメリカやイギリスの詩人による子どもも楽しめるような詩を選んで日本語にしたもの。原文と突き合わせてないからちゃんとした比較はできないけど、訳文でも十分に面白さは伝わった。

    なかでも数人、特に作品の雰囲気好きだなって思った人がいたから、今度は単体でまとまった詩集も読んでみたい。

    イギリス子ども詩集は全体的にいろんな意味でマチルダっぽい雰囲気が感じられて面白かったけど、特に好きって思った作品が多かったのはアメリカ子ども詩集の方だったかな。

    次は詩人になりたいわたしX読みたい〜!

  • 資料番号:020105615
    ご利用の細則:貸出可能です
    備考:【元の所在場所】1階外国文学
    http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/OPP1600?PCTI=10110007
    谷川俊太郎・川崎洋で共編訳

  • イギリス子ども詩集を、谷川俊太郎等が編訳されたものです。
    イギリスの子ども達が、日常の言葉で本音でうたったものだそうです。
    訳された本は、いつも・・どうかなぁ~という感覚になります。
    この本は、詩集なので、韻など訳すのが、難しかったのではと、感じられました。
    子ども達は、そんなことはなかったかな・・
    題名の「木はえらい」・・なんどもそう思っていますが、普段は忘れてしまいますね!

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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