ピーターパン (岩波少年文庫 73)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140736

作品紹介・あらすじ

けっして大人になりたがらない永遠の少年-ピーター・パン。ウェンディーとジョンとマイケルのきょうだいは、ピーター・パンと妖精ティンカー・ベルに導かれて、星のかがやく夜空へ飛びだし、おとぎの国へと向かいます。小学5・6年以上。

感想・レビュー・書評

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  • 誰しもが知っているピーターパン
    この出版社かどうかは覚えがないのですが
    幼少期とても好きな本だった1冊

    ・・・・・・ウエンディの娘や孫の名前、知ってますか?

    私は知ってます
    そんなエンディングが素敵な1冊だと思います
    ファンタジーが好きで、こういった傾向の本をよく読んでいました
    不思議の国のアリスも読んだし、宮沢作品も大好きです

  • 感想記録なし

  • けっして大人になりたがらない永遠の少年-ピーター・パン。ウェンディーとジョンとマイケルのきょうだいは、ピーター・パンと妖精ティンカー・ベルに導かれて、星のかがやく夜空へ飛びだし、おとぎの国へと向かいます。小学5・6年以上。

    三宅香帆さんが紹介
    「陽気で、無邪気で、情けを知らない存在。それが作者にとってはおそらく子どもだったのだろう。人へのおもいやりがないからこそ、子どもは飛べるのだ。必ずしも飛べることが自由の象徴だとか善だとか、そいういうふうに作者は描いてはいない。ただ、情けを知らないからこそ、性を持たないからこそ、子どもは飛べる。そしてそんな子どもを、作者は結局愛している。」(『読んだふりしたけどぶっちゃけ分からん、あの名作小説を面白く読む方法 p204』

  • 窓、お母さん、信じる対象

  • 4-00-114073-X
    C8397¥760E

    ピーター・パン
    岩波少年文庫073
    1954年10月25日 第1刷
    2000年11月17日 新版第1刷発行
    2012年3月15日 新版第9刷発行

    訳者:厨川圭子(くりやがわ けいこ)
    発行所:株式会社 岩波書店

    カバー裏表紙より
    決しておとなになりたがらない永遠の少年-ピーター・パン。ウェンディーとジョンとマイケルの兄弟は、ピーター・パンと妖精ティンカー・ベルに導かれて、星の輝く夜空へ飛び出し、おとぎの国へと向かいます。
    ●小学5・6年生以上
    ------------------
    作者さんについて
    --------------
    J.M.バリ作
    ピーターとウエンディ
    1911
    ---------------
    目次の前に上記の3行がプリントされていたので
    たぶん原作は1911年で原題は「ピーターとウエンディ」であったのかしら?

    奥付には訳者さんの氏名しか無いです。訳者さんが書かれたあとがきとカバーの後ろ袖にバリの事が記載されています。--------------
    挿絵:F.D.ベッドフォード
    ---------------------

    手にした理由
    ピーター・パンのおはなしは
    アニメで漠然と知っているような気がしていた。
    好きな作家さんの一人であるジェラルディン・マコーリアンさんがお話の続きを書いたっけ・・。と思い出し、ソレを読むために、まずこちらを読んでからと思って読み始めました。今の処、正直こんな話だっけ・・?って感じ。
    -----------
    小学生対象の一冊なのに なんとくたびれたことかw
    密林サイトでは高評価だったりもするが、今回手にして感じたことは、元々この物語が舞台用に作られていたという事。だからテンヤワンヤの場面がちりばめられたりしてるわけで、飽きないようにエンターテイメントとしてはありなんだろうけど、物語の筋にこれ必要なん?と冷めるところも・・。
    終わりは一応、大団円的な感じだけど、ティンクの扱いがひどすぎる。
    子どもしかいない島になぜ大人である海賊やインディアンがいる?
    正義の味方を作るには悪者は必要って事でしょうけど。
    イギリス(スコットランド)も海とのつながりは深く、当地では海洋文学という同じの、島国であるけれど私にはなじみの薄いジャンルがあると感じます。漂流船・生存者・島の住民たちのローカルルールと儀式・隠された宝物・謎の生存者・・。
    海賊・義賊・原住民・流れ者・バイキング・インディアン・富める者・貧しい暮らし・卑しい心・幼い正義感・・。時代背景もあって、盛りだくさんの要素の中からピックアップして配置された作品なんだろうな。とは思うが、楽しめたのか?という事は別。
    海賊たちがなぜそこにいるのかさえ理解できなかったわ。

    お話の終わりに、ウェンディが大人になり、家庭も持ち、子どもがまた、ピーターパンと出会うかもね。多分。って終わり方は本の終わり方としても、劇場で見た時の帰り際の余韻としてもよかったと感じました。

    一体フックはどんな少年時代を過ごし、家族や友達はどうだったんでしょう?彼は名門のイートン校(統治者を育てる。王族も通う)の出身者であるようなのでそれなりの家柄でもあったはずなのに・・。

    この作品の著作権は作者さんによって医療機関に贈られたそうです。この作品は現代でも誰かの助けになっているのかもしれないですね。
    ---------------
    もくじ
    ピーター登場
    影法師
    とび去った小鳥たち
    空をとぶ
    おとぎの島
    小さい家
    地下の家
    人形の湖
    おとぎの鳥
    幸福な家
    ウェンディーのお話
    海賊にさらわれた子どもたち
    妖精を信じますか?
    海賊船
    こんどこそ、フックかピーターか
    家へ帰る
    おとなになったウェンディー
    あとがき
    --------------
    作者さんについて
    J.M.バリ
    ジェィムズ・マシュー・バリ
    1860~1937
    スコットランドの作家
    貧しい機織り職人の子供として生まれた。エディンバラ大学を卒業して新聞社につとめたが、やがて文筆に専念するようになる。ここに収めた「ピーター・パン」は戯曲を小説の形に書き改めたもの。劇の方は1904年クリスマスの初演がく前の成功を収めて依頼、ロングランの出し物となった。

    --------
    あとがきより
    このお話は何度か筆をくわれられましたが一番元になるものは1902年 「小さい白い鳥」という台で本になったもの、続いて1906ねん「ケンジントン公園のピーター・パン」という題で、1911年には「ピーター・パンとウエンディー」という題でそれぞれ世に出ました。
    このお話は「ピーター・パンとウエンディー」から翻訳しました。

  • このタイトルは名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。永遠の少年ピーターパンに連れられて、おとぎの国を冒険してみてください。

  • ディズニーの「ピーター・パン」とはだいぶ違う

  • 大人になることについて、子どもたちが考えられる内容だと思うため、おすすめする。

  • 誰でも一度は耳にしたことがあるだろうピーターパンですが、ちゃんとしたお話を読んだのは初めてでした。バリのユーモアの効いた文章が面白く、海外作家ならではのユニークな感覚の表現がとても新鮮でした。

  • 映画で見てたからそんなにストーリー変わってないだろう、と思ったけどそうでもなかった。映画とかドラマとかにするときってだいぶ物語を変えてるのかなあって思った記憶がある。

    でも、その内容を全然覚えていない、、、

    もう10年も昔に読んだからなあ。

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