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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784001140811
感想・レビュー・書評
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動物のなぜなぜ話11編。この世界のはじまりを壮大に語る導入が素敵。そこから、なぜ動物たちが、その動物の姿や習性、あるいは名前になったのか楽しく話されていく。
うさぎは、お月さまと結婚できると思い、山の向こうに見えるお月さまを諦めずに追い続けた。結果、すばらしい走り手とジャンプの名手になり、お月さまの声を聞こうと、長い長い耳になったとか。そんなふうに。
その動物の特性を生かしたユーモラスなお話に笑いがこぼれる。感動的な話もある。欲にまみれたところも、だましたりいじわるしたりするところも、まぬけなところも、でも一生懸命なところも、やさしいところも、全部ひっくるめて愛したくなるような動物たちだった。
特に好きな話はゾウがゾウになったわけだったな。その姿を笑われても、いじめられても、火事のときにみんなを助けるその優しさに心打たれた。その後ゾウが姿を消した後、動物たちみんなに讃えられる、誇らしくも切ないラストもよかった。2年生、3年生と読みたい。
ミツバチがミツバチになったわけも、不思議な印象を心に残した作品。悪魔が宝石に涙を入れて、何年もかけて作った作品がミツバチで、だからミツバチはいつも悲しい。そこで花の甘い汁を吸う必要があるという話だった。
動物たちを創る神様が、野菜畑を世話するおじいさんで、少し滑稽なところがあり、親しみやすいところもよかった。
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うーん、面白い本だと思って期待しすぎたのが良くなかったのかな。
「クジラ」「カメ」「フクロウ」「ウサギ」なんかは面白いが、「ハイエナ」「ネコ」「ロバ」なんかはあまり面白くない。
はじめ8編だけ訳されて、新たに3編追加されて、原作と同じになったと解説にあったが、もしかしてつまらない3編が追加されてしまったのでは?と思ってしまった。
面白い作品だけにした方が本としては良かったかも。
研究者は原作を原文で読むだろうから。 -
クジラやうさぎ、ハイエナ、ゾウなどの動物がその動物になった理由の話11編。
表題作のクジラは昔は神様の畑に生えていたクジラ草でどんどん大きくなって家とかを押しつぶしてしまって困った神様はクジラ草の頭に穴を空けて海へ放り入れる。
潮を吹いている間クジラ草はどんどん小さくなるけれど、疲れて昼寝をしている間にまたどんどん大きくなってしまう。
きゅうりくらいの大きさになったら畑に戻ってもいいと言われているが、なかなか小さいままでいられず、今でもずっと海にいるのだとか。
かわいい。
他には、神様によって作られるけれど、動物たちはそれぞれ自分がなりたいものになれるよう日々努力をする。
ライオンになりたいものはライオン見習いとして頑張る、など。
動物でも自分にあった仕事をしなくちゃいけないなんて大変。
面白いけれど、どの話も少し悲しみや自業自得の要素を含んでいる。
きれいなミツバチとクジラ草の話が好き。 -
小学生低学年向けの物語。
どうして動物たちは今の生活に落ち着いたのか、その姿や経緯をファンタジーに、時には現実的に表現されている一冊。
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