オズの魔法使い (岩波少年文庫 112)

  • 岩波書店 (2003年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784001141122

感想・レビュー・書評

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  • 1900年にアメリカで発表された作品。
    子どものころにミュージカル劇を見た記憶があるので、粗筋は知っていたけど、原作を読むのはこれが初めてです。
    初めて知るエピソードもありました。
    私が見たミュージカル劇は教訓めいた展開があった気がしますが、原作は純粋に冒険物でした。

    訳者の解説によれば、「西の悪い魔女」という慣用句的な言葉が、この作品から生まれたそうです。

  • 習いごとの課題で全文読まなくてはならない状況になり読んでみたけれど、非常に楽しんで読めた。最新の訳でシリーズ全作品読んでみたいと思った。
    子供に対してはあまり説教くさくなく、でも大人が読むと深い名言が隠されているような作品。

  • ドロシーと仲間たちの冒険。オズの正体にはびっくり。仲間たちのだまされっぷりがいっそすがすがしいくらい。結局仲間たちは、オズに頼むまでもなく欲しいものは持っていて、だから幸せになれたのだろうと思う。エメラルドグリーンは好きだけど、ずっとあの色に囲まれていたら、目がチカチカしそう。

  • オズシリーズ1巻。

    今まできちんと読んだことがなかったので、読んでみました。

    意外に長いシリーズに、ビックリ。作者の没後も、他の作家さんにかかれるほどの人気作なんですね。

  • オズの魔法使い、初めて読んだ。
    グリム童話的なシンプルな残酷さがあったのが意外だった。
    各キャラクターが、それぞれ自分の足りないところを知った上で生きているのがよかった。そして、足りないものはなにもなかった、というところも。

  • 想像してたより読みやすかった。

  • 実写映画のウィキッドがすっごく良かったので、これはオズの魔法使い読まねば…と思い読んだ。
    テンポが良く読みやすいし、子どもが想像できうる範囲の大冒険という感じ。
    野宿をしていても襲われないし、途中立ち寄った家の人たちは主人公たちを心よく迎えてくれる。悪者とされている西の魔女も思いもよらない弱点がある。
    本当の悪人は存在しないオズの国は、著者が子どもに見せるものとして丁寧に作ったんだろうなあと伝わってきた。
    役者の後書きで、児童文学に名作はたくさんあるがその時代にあったものが必要だ、と著者が言っていたと読んで、その志があったからこの作品になったんだなあと物語を読んで実感した。

    かかし、ブリキ、ライオンはそれぞれ欠けているものを求めてオズの元に向かうんだけど、結局は気の持ちようという…
    三人(?)とも他者から「与えられた」ことで欠点を克服するという構図よりも、オズに騙されて本当は与えられてないのに自力で克服できるよ、というメッセージの印象の方が強くなるんだろうか…?まあこの作品はそこまで言及しているわけじゃないんだけど…

    ウィキッド見てから読んで良かった〜と思ったのはグリンダが出てきたとき。

    いつかは読みたいと思っていた名作だったので、この機会に読むことができて良かった。

  • 「ウィキッド ふたりの魔女」を観て、読み返したくなって引っ張り出した。「あれはここから持ってきてたのか〜!」と逆輸入的に本作との関連を拾えて面白かった。だけど、どうしても陶器の国を出るときに牛の足やら教会を壊しておきながら「でも牛の足と教会をこわしただけですんで、運がよかったのかもしれないわ。だってなにもかも、ほんとうにこわれやすいんだもの!」って言うのだけが気に食わない!ところどころ、ん?と思うようなことはありつつも楽しんで読んでいたのだけど、最後の最後で台無し!車で人を轢いて怪我させておきながら「でも怪我させただけですんで、運がよかったのかもしれない。だって急に飛び出してくるんだもの!」って言ってるようなものよ。まあ身内のあいだなら言うか…?とか思いつつも。うーん。子どもって純粋ゆえに残虐であったりしますものね…。

  • 劇団四季「ウィキッド」見る前の予習読書
    子供のときに読んでた記憶を少しずつ思い出しながら読んだ
    おそらく小学生向けの本なので評価は低めです

    海外の絵本和訳ver.あるあるで、まあまあ失礼な物言いが多くて笑っちゃった

    ツッコミどころはもちろんあったけど(南の国に行く時こそ、最初から金の帽子使えばよかったのでは?とか、東の魔女の国だけ王さまがいないままなのかなとか)、
    ハートフルな冒険物っていう側面だけじゃなくて社会風刺的な展開もあって意外と読み応えあったかな

    かかしやきこり、ライオンが欲していたものを元々持っていたという結末は途中から予想できて、子どもだったらそこから皮肉的な面白さしか感じないかもしれないけど、大人の自分には改めて刺さるものもあった

  • ドロシーはトトとかかしやきこり、ライオンなどと冒険をしていく話。自分も一緒になって冒険したくなる一冊。

  • 未読

    オズの魔法使い - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b269587.html

  • 20050615-20050616

  • ドロシーと愛犬トト、かかし、ブリキのきりこ、ライオンたちが欲しいものをオズ大王に頼みに行く物語。
    それぞれ欲しいのは、故郷と頭脳、ハートと勇気というのが面白い。
    アメリカでは毎年クリスマスで放映されるほど、市民権を得ているらしい。
    本書に出てくる「エメラルド国」「西の悪い魔女」などは、映画や劇のなかでも、そのままのフレーズで使われるほど、文化に浸透しているそう。

    映画も見てみたい!

  • 2003年の新しい訳で大変読みやすかったです。これまでなんとなくしか知らなかったオズの魔法使いという話が、こんなに数々の冒険の積み重ねであったことを知り、驚きました。オズの正体やドロシーがどうなったのかは抄訳で知っていましたが、仲間たちの行く末については初めて知ったので、これもまた意外でした。「オズの魔法使いなんて知ってるよ」と思っているけれど完訳は読んだことのない人に、是非とも読んでもらいたいです。
    ところで、かかしやライオンと比べると、木こりの話が壮絶すぎて愕然としました……その部分についてはとても実写描写はできません…。木こりがハートを欲しがったきっかけになる出来事があるわけなんですが、結末はそのきっかけとは結び付いていません。木こりはそれで良かったのだろうかと疑問に思わないではないですが、客観的に考えたらこの物語の結末通りの方がハッピーな気がするので、作者は敢えてそこに触れないことにしたのかなとも思います。何のことかは是非読んで考えてください。

    アリスの完訳を読み終わった娘が、オズも完訳が読んでみたいと言ったので、同じ岩波少年文庫を図書館で借りて読み聞かせました。小学4・5年以上となっているので小2の娘には難しいのは当然なのですが、5・6年以上向きとなっていたアリスは自力で読んだ娘が、こちらは自力読みを諦めたので、若干こちらの方が話が複雑で読むのが大変かなと思いました。

  • この本は一人の女の子が家ごととばされてふしぎな国へついてしまった話です。この国の名前はオズです。この女の子の名前はドロシーです。ドロシーの旅の間にドロシーはいろんな人たちと会います。まずはかかし、そのつぎにブリキのきこり、そしてライオンです。ドロシーはこのみんなでオズのせかいを旅します。

    私がこの本をすすめている理由はこの本はわたしにはゆう気を教えてくれた本だからです。主人公のドロシーは知らない世界へ行ってしまってもあきらめないで前へ進みがんばるところからわたしはゆう気があるなと思いました。

  • 劇団四季の「ウィキッド」を見て、
    改めて本を読んでみたいと思い読みました。
    何回も読んでいく中で、大好きな本になりました。
    (あっちゃん)

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 名作。アメリカ英語ではこれを比喩にしたものが多いとのこと。私自身比喩にあたったので読んだ次第。

  • The Wonderful Wizard Oz (1900) Baum

    有名な児童文学、どこか不気味で滑稽で、かつ鮮やかな一作。オズの正体や、エメラルドの都のからくりなど、大人が読んでも惹きつけられる個所が多々見受けられる。脳みそののない案山子、心臓(ハート)のないブリキ、臆病なライオンの個性豊かな面々は、物語を通して成長していくというよりも、それぞれ最初からみな立派であったことが読んでいて感じられた。

  • 家ごと竜巻に飛ばされてしまったドロシーと愛犬トトは、マンチキンと呼ばれる遠い国へ。ヘンリーおじさんとエムおばさんの待つカンザスに帰るためには、偉大な魔法使いオズ大王に会わなければなりません。かかし、ブリキの木こり、臆病なライオンをお供にして旅を続けるドロシーは、無事故郷に帰ることが出来るのでしょうか。

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著者プロフィール

早稲田大学政経学部卒業。翻訳家。訳書にスーザン・ブラウンミラー『レイプ・踏みにじられた意思』(勁草書房、2000)、エヴリン・F・ケラー『ジェンダーと科学』(共訳、工作舎、1993)、ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』(共訳、岩波書店、2011)『これがすべてを変える』(共訳、同、2017)、メイ・サートン『総決算のとき』(みすず書房、1998)『終盤戦 79歳の日記』(同、2023)、他多数。

「2023年 『フェミニズムズ グローバル・ヒストリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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