名探偵カッレくん (岩波少年文庫)

制作 : エーヴァ・ラウレル  Astrid Lindgren  尾崎 義 
  • 岩波書店
4.07
  • (45)
  • (36)
  • (37)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 284
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141214

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ───夏に読む児童文学

    夏になると、この年齢になった今でも、必ず「名探偵カッレくん」を読む。
    スウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの作品である。
    この「名探偵カッレくん」シリーズを初めて読んだのは、
    小学校高学年だったと記憶している。
    今でも書棚にあるので、市内の金港堂か丸善で買ってもらったのだろう。

    彼女の作品では、女の子が主人公の「長くつ下のピッピ」が有名だが、
    私は「名探偵カッレ君」シリーズのほうが好きだった。
    子どもの頃は、女性が主人公の作品をスムーズに読むことができなかった。
    おそらく、自分が女性の立場で物事を考えるという
    脳内再生の切り替えが上手くできなかったからだと思う。

    「名探偵カッレ君」は、スウェーデンの小さな町に住むカッレくんの
    夏休み中に起こる事件をスリリングに、かつ楽しく描いた冒険物語だ。
    カッレ君が少年探偵として、友達二人と事件を解決するストーリーには、
    胸がワクワクしたものだ。

    還暦までもう二年というこの年になっても、その気持ちは変わらない。
    そんな私は変なのだろうか?と時々思うけれど。
    それでも、夏が来るたびにこの児童文学を毎年読んでいる。

    注:ウィキペディアで「名探偵カッレ君」を詳しく調べ直そうとしたら
    何も書かれていなかったので、今、私が簡単な説明記事を作成しました。
    ですので、そこに記述されている文章は、私が書いたものです。
    私はウィキペディアの編集権限者でもあるので。
    と言っても、一定の手続きさえ経れば誰でもなれますが。
    なお、まだ説明不十分のまま作成したので、削除される可能性もあります。

    ヤフーで「リンドグレーン」と検索し、
    “ウィキペディア”のページを開き、“リンドグレーンの作品”の中にある
    “名探偵カッレくん”をクリックすると、そのページを見ることが出来ます。
    是非、覗いてみてください。

    時間が出来た時に、シリーズの他の二作品の説明記事も書きたいと考えています。

    • 杜のうさこさん
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      今度は正真正銘の「暑中お見舞い申し上げます」です(笑)
      最近バタバタしていて、ご無沙汰してしま...
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      今度は正真正銘の「暑中お見舞い申し上げます」です(笑)
      最近バタバタしていて、ご無沙汰してしまってすいません。

      毎日暑いですが、いかがお過ごしですか?
      こちらはやっと梅雨が明けたと思ったら、雷さまが大暴れでビクビクしてます。(笑)

      夏になると仙台がいつにもまして恋しくなります。
      広瀬川のせせらぎや、七夕まつり。
      中体連の応援や西公園の花火大会、市民プール。
      今でも時々「キンキンキラキラ、お星さまもうれしそう~♪」と歌ってます。
      あ~懐かしい…。

      ウイキ拝見しました。
      私もどれくらいで削除されるのか?
      とても興味あります!(*^-^*)
      2016/08/04
    • koshoujiさん
      今日は西公園の花火大会当日です。
      会社の帰りに花火でもちょっと見ようかと思っています。
      花火など、ここ10年近く生で見てないような気がす...
      今日は西公園の花火大会当日です。
      会社の帰りに花火でもちょっと見ようかと思っています。
      花火など、ここ10年近く生で見てないような気がするので。
      WIKI───本気で書いてみようか、と。
      自分の名前で、生い立ちから現在まで細かく私の人生を(笑)。
      さて、何分で削除されるのでしょうね?
      ひょっとして秒殺されるかもしれません。(-_-メ)
      2016/08/05
  • 子どもの頃、カッレと、その仲間たちにどれほど憧れたことか。
    初老の今、読み返してみても、わくわくする面白さ。
    こどもたちの無邪気な遊びに絡んでくる危機、その絶妙のどきどき感。
    スウェーデンの田舎の空気。
    生き生き描かれるこどもたちには、家庭のバックグラウンドまでさりげなく紹介されている。バイタリティーとこどもらしさの塊のようなアンデスは、かなり過酷な家庭生活があるのだ。
    カッレくんシリーズはリンドグレーンの児童文学家としての才能がつまった最高傑作と思う。そして翻訳がまた素晴らしい。

  • 小学生の時カッレ君を読んで…
    ①エーヴァロッタにとても憧れた
    ②甘パンを食べてみたかった
    ③友達と山賊言葉で会話をするようになった
    ④高校の世界史でバラ戦争が出てきてちょっと興奮した
    などなど…

    カッレ君たちすごく大人に見えたのになぁ…
    時が経つのは早い!

  • 探偵かぶれの少年が友だちと事件を解決する話。子どもの頃を思い出す。羨ましい。

  • これを読んで、バラ戦争をしたくなりました。けれど友達で読んでいる人がいないのでできません!もっとたくさんの人が読んでくれたらいいのになー。

    • koshoujiさん
      初めまして。リンドグレーンがお好きなのですね。
      私も彼女の作品は大好きです。
      特に「カッレ君シリーズ」は、この年になっても夏になると必ず...
      初めまして。リンドグレーンがお好きなのですね。
      私も彼女の作品は大好きです。
      特に「カッレ君シリーズ」は、この年になっても夏になると必ず読みます。
      たしかにバラ戦争がしたくなりましたね。
      少年の頃の楽しかった記憶がよみがえります。
      2015/09/06
  • 子供時代の KiKi がこの本を手に取ったきっかけは「シャーロック・ホームズ」でした。  「ホームズ」により探偵という存在に興味を持ち、その後江戸川乱歩の明智小五郎シリーズにはまり(金田一少年はカッレ君よりも後に出会った)、近くの神社の縁日で買ってもらった子供用の虫眼鏡で探偵ごっこに精を出していた頃、この作品を読んで子供ながらにものすごい探偵ぶりを示すカッレ君にも憧れを抱いたものでした。  もっとも KiKi の場合は観察力とか集中力に欠けるものがあったし、手近なところに怪しい行動をする大人もいなかったので、探偵業はまったく板につかなかったんですけどね(苦笑)

    そしてこの「カッレ君」に出会い、探偵業よりも今度は「バラ戦争」に触発され、世界史上の本物の「バラ戦争」の何たるかを知らないまま、さらには KiKi が所属した「白バラ軍」の戦士達が「カッレ君」の物語を知らないまま、まるごと物語の真似をしたような遊びに興じた時期があったことも楽しかった思い出の1つです。

    子供時代には軽業的な体操競技(鉄棒とかでんぐり返しとか)が極めて苦手だった KiKi なので、さすがに「命知らずのサーカス団」を結成したことはなかったけれど、この物語で描かれる子供達の遊びの世界は当時の KiKi にとってはまさに遊びのバイブルで、お転婆な自分をエーヴァ・ロッタに見立て1人悦に入っていたようなところもなかったとは言えません。  もっとも晩熟の日本人のことですからそこに子供っぽい恋愛感情のようなものが生まれる余地は全くなく(鈍感だっただけかもしれないけれど)、とにかく駆け回り大声を出し、ワイワイやる楽しさに没頭していた時代だったように記憶しています。

    当時はスウェーデンがどこにあるのかもどんな国なのかも知らなかったけれど、子供の遊びの世界・その精神みたいなものは万国共通なんだなぁと子供心にも思ったものでした。  逆にカタカナ名前の子供達と自分たちが同じような遊びをすることができること、そしてそれを心から楽しむことができることが何だか嬉しくて、どこか文化の違いのようなものを感じさせる他の児童書とは一線を画す物語だとも感じていました。

    その後 KiKi たちの「白バラ軍」は仲間のお父さんが転勤しちゃったり、相手の「赤バラ軍」の子がそろばん塾やら書道教室やらに通いはじめたうえに、KiKi 自身もピアノのおけいこが忙しくなったりで自然消滅してしまいました。  あの頃、カッレ君たちの真似をして作ったお菓子の缶の宝箱はどうしたんだっけ??  回収した記憶がないので、恐らくは当時 KiKi たちが基地にしていた新興住宅地を作るために山を切り崩した際に出てきた岩がど~んと積んであった岩場の隙間に置き去りにされ、その後高度経済成長の波と共に廃棄されてしまったのではないかしら??

    今回この物語を読んで、そんなことをふと思い出しました。(苦笑)

    その後、「金田一少年」の影響で再び探偵業に興味を持った KiKi でしたが、やっぱり田舎の新興住宅地では怪しい人も見かけなければ、事件らしい事件も起こらず、気がついた頃にはその探偵ごっこも忘れ去られた遊びと化し、あの縁日の虫眼鏡と一緒にどこかへ行ってしまいました。

    あまりにも突拍子もない女の子だったピッピ以上にある時期の KiKi にとってエヴァー・ロッダは近しい存在でした。  そして物語と同化して遊ぶことができた数少ない物語がこの「名探偵カッレくん」でした。

  • 名探偵になりたいカッレは、いろんなことを注意深くかんさつしていた。するとある日、近所に住むエイナルおじさんが怪しい行動をとっているのに気づく。はりきって捜査を始めたカッレと友だちは、なんと宝石窃盗団につかまり、お城の地下室に閉じ込められてしまいますが…。探偵ごっこじゃなくて、本物の犯人とのかけひきがドキドキします。

  • 生活感と憧れが共存する世界。
    ドキドキしないわけにいかなくて、
    どんどん先に読み進めていける。
    読書が苦手な子にもいいかもしれない。

  • リンドグレーンってすごい!
    ピッピは読んでいたのにカッレくんはなぜ読まなかったのかなあ・・・
    子どもの頃、こんなことしたかったって思いでいっぱいです。
    でも、親としたら心配のタネがつきない子どもだよねえ。

  • カッレくんとその仲間たちの探偵譚。

    カッレくんとアンデスとエーヴァ・ロッタは三角関係なのよね。
    大人になってから読むと、その辺の微妙なバランスが分かって別の面白さがあったよ。
    そしていまでもカッレくんの冒険にドキドキするわ。

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1907~2002年。スウェーデンの国民的児童文学作家。「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」「ちいさいロッタちゃん」など数々の名作を生み、「子どもの本の女王」と呼ばれた。国際アンデルセン賞受賞。

「2015年 『こんにちは、いたずらっ子エーミル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名探偵カッレくん (岩波少年文庫)のその他の作品

名探偵カッレくん (岩波少年文庫) Kindle版 名探偵カッレくん (岩波少年文庫) アストリッド・リンドグレーン
名探偵カッレくん (岩波少年文庫―名探偵カッレくん (3051)) 単行本 名探偵カッレくん (岩波少年文庫―名探偵カッレくん (3051)) アストリッド・リンドグレーン

アストリッド・リンドグレーンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
荻原 規子
有効な右矢印 無効な右矢印

名探偵カッレくん (岩波少年文庫)に関連する談話室の質問

名探偵カッレくん (岩波少年文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする