- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001141368
感想・レビュー・書評
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面白い。下巻が楽しみ
4兄弟のピーターの歯痛で、普段は一人では行ってはいけない街へ行き、帰りに出会った不思議なお店で船を買う。もうこの時点で子どもならワクワクしっぱなしだ。自分のお金ともう少しの額。こういう表現にも夢を感じるのだろうか。
イギリスからエジプトへ行ったり、ウィリアム征服王の時代1066年へ飛んだり、タイムマシンのような船で、4兄弟は冒険をする。
北欧神話も出てくるあたり、今でこそわかるが、子ども時代なら知らず触れるカタカナの感じにさらにワクワク感が増すのだろうか。
今年は児童書も読んでいく、第一弾がこの本で良かった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想は下巻に
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図書館で。
舟を手に入れるまでは面白かった。
エジプト行ったりした後はなんかガイドブックみたいな感じでちょっとあまり… ファンタジー感が後半は薄れちゃうんですね、と思ったら歴史の先生が作者だったのか。なるほど。 -
ある日、ピーターは、うす暗い小さな店で古い小船を買った。その小舟はなんと、魔法の「とぶ船」だった。ピーターたちは「とぶ船」で、母のいる病院へ、エジプトへ、北欧神話の世界へ、そしてウィリアム征服王時代のイギリスへと冒険に出発する。少年たちがタイムスリップし、スリリングな体験をする様子にワクワクが止まらない1冊。
「とぶ船」を不当に安い値段で買ったと思い、店の老人に返そうとするピーターたちを見て、彼らを一気に好きになった。
「さいしょの冒険」が、入院中の母を思って病院へ飛ぶというのがよかった。子どもたちが母を驚かさないように気をつけながら合図を出し、対面するシーンは感動した。ハンフリが置いたバラの花が、子どもたちの来訪が「夢じゃない」証拠になるのも素敵だなあ。
北欧神話の世界にタイムスリップして、店の老人とつながりがあると思われる北欧神話最高の神「オーディン」に出会ったり、元々の持ち主「フレイ」と争ったりするのも楽しかった。
戦争中のイギリスで囚われたエピソードは、ハラハラしつつも、城主の娘マチルダとの温かい交流に心がほろりとなった。
下巻も楽しみ。 -
魔法のとぶ船を自分のお金とあと少しで買ったピーターは兄弟たちといろんな場所やいろんな時代に旅をして冒険する。
その中で、昔の時代の姫と友達になって友情を注いだり、火あぶりにされそうな人を助けだしたりする。
その過程で成長していくのだけれど、成長と共に魔法の船のことをやがて忘れてしまったり、不思議な旅は本当にあったのだろうか…と思う。
魔法を信じられるのは子ども時代の特権ですね。
この本は、冒険のワクワクとドキドキ、ヒヤヒヤと共に、人を思いやる暖かさを感じさせてくれると思う。 -
読みやすいタイムファンタジー。魔法の「とぶ船」でエジプト冒険や、歴史のなかの昔に行ったり、ウィリアム征服王の時代に飛んで行ったり、自分まで4人の子ども達と船に乗り込んで冒険している気分になりました。飛んで行く時はワクワク、でもいざ現地に着くとホントに帰ってこれるのか心配になりながら読み進めました。下巻も楽しみです。ウィリアム征服王の時代に出会ったマチルダと再会できるのかも気になります。
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「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。