ふたごの兄弟の物語〈下〉 (岩波少年文庫)

制作 : トンケ・ドラフト  Tonke Dragt  西村 由美 
  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141573

感想・レビュー・書評

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  • 私がこの本で一番心に残ったのは、「青い石の指輪」という話だ。ラウレンゾーは、はじめはちがう人にまちがわれるが、そのおかげでロザリンデというきれいなおひめ様と結こんできる。ジャコモも少し悪いことをしたり、いろんなことに巻きこまれたりするが、マリアナというおひめ様とも結こんできたし、自分にあった職業を見つけることができる。ラウレンゾーもジャコモも幸せになってよかったし、私もうれしくなった。

  • 貧しいけれど、愛情豊かな両親の元で、ふたつぶの砂のようにそっくりなふたごの兄弟は、いつもいっしょで、何の心配もなく成長しますが、15歳のときに両親を病気で失ってしまいます。瓜二つなのに性格はまったく違う兄のラウレンゾーと弟ジャコモは一年後の再会を約束し、別々の方角に進んでいきます。二人に待っている冒険とは…?二人が選んだ職業とは…?
    お話の語り口は昔話を聞いているようですが、はらはらドキドキの冒険ファンタジーとも言える魅力たっぷりの物語です。どうしてこんなにひきつけられるのか…。それはなんといっても、主人公の
    魅力にあるのですが、また、彼らを導く聡明な大人たちの存在でしょうか。何度も何度も窮地に立たされながら、彼らを救うのは魔法とは違う、人間の心の内にもっている不思議な力なのです。世の中に出る前の子ども時代にこんなすてきなお話を家族で分かち合えたら幸せだなあと思います。日本語訳が出版された2008年は、なんとオランダで原書が出版された50年後と聞いて驚きました。時代を越えたすてきなお話です。声に出して読んでも楽しそう。(運営 秋元澄子)
    NL71号2012年4月発行

  • 途中まで読んだ。

  • 小学校高学年から中学生にぜひ読んでもらいたい本だと思いました。

  • 「あの兄弟二人は、たとえだれが何と言ったって、おたがいをたいせつに思ってる。」ラウレンゾーとジャコモは青年となり、ラウレンゾーは立派な貴金属細工師になりました。ジャコモは未だ冒険好き。兄を誘って海を渡るところからお話は始まります。二人は王様になって賢く国を治めたり、月のような真珠を守り切ったり、好きな人のために困難を乗り越えたり…二人の誠実さと思いやりの深さが随所にみられ、心打たれます。最後にはジャコモも素敵な仕事と伴侶に恵まれ、満足の結末です。上下巻もあっという間、楽しかったー。小学校高学年や中学生にも。

  • かしこい双子。下巻では、王になったり、再び恋をして結婚したり。上下巻ともに満足。挿絵もいい味。高学年~中学むけ。

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