六人の探偵たち(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141863

感想・レビュー・書評

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  • ◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第三十五回

    ・・・ 第三十五回 「六人の探偵たち」 ・・・

    地味だし、もうほとんど誰も読んでないと思うんですが「アーサー・ランサム全集」のなかの「六人の探偵たち」はミステリーです。
    このシリーズには北部の湖のほとりに住む(といっても学校は寄宿だからふだんはいないが)アマゾン海賊のナンシーとペギー、お父さんは海軍だから転勤族で(といってもみんなやっぱ寄宿だからうちにはいない)休みにはその湖にやってくるウォーカーの四人、たまたま遊びに来てなかよくなったドロシアとディックのD姉弟、がメインの登場人物ですが、これは、そのD姉弟が南部にあづけられて(二人のお父さんは考古学者でいつもへんぴなとこにいる)仲良くなった子どもたちとの話です。
    子どもながらすでに小さな寝泊まりできる船を持っている彼らが、停泊している船のロープを解いた嫌疑をかけられ、それを頭の切れる(ディックは化学者です)二人が真犯人を見つける話ですが、とてもゆったりしているため、ストレスフルだと読めません。
    自分のカラダのキモチネジを逆に巻き緩め、ハア~、と深呼吸しながら何夜もかけてゆるゆる読んでいってください。
    途中、船に関する単語(ポート、スターボード、をはじめ舞台になってる場所の地図)もたくさん覚えなければなければならず、基礎知識がなければ、ゆるゆるとしか読めないのですが……
    (^^)
    ランサムは、自分がいまどれくらいゆとりがあるかないかをチェックできる最高のシリーズです。
    秋の夜長にぜひ、お試しを……。

    2018年10月16日

  • うわー…
    これなんとも暗雲がずっと立ち込めているような
    非常に不安にさせられるものですな。

    船が人為的に流される事件が
    続発して起きてしまい、
    真っ先にオオバンクラブの年少組が
    疑われることとなってしまいます。

    無実が証明できないまま
    その後も船が流されたり
    挙句窃盗まで起きたり…
    さらに彼らの風当たりは強くなるばかり。

    だけれども、犯人はどうやら
    内部にいる模様です。
    そんな不憫な目に遭っている彼らを
    助けるために合流してきた
    Dきょうだいとともに
    船を流した奴の正体を探りに行きます。

    冤罪って怖いですよね。
    しかもどうも犯人は、
    恨みを持った人のようにしか
    見えてこないんですよね。

    すごく先が気になります。

  • カタカナ多すぎて覚えて居られない、意味わからなくなる。

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