バンビ――森の、ある一生の物語 (岩波少年文庫)

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本棚登録 : 108
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141993

感想・レビュー・書評

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  • ディズニー映画にもなった本です。バンビという小鹿が森の仲間たちと生き生きと成長していくお話です。森の世界での出来事をバンビと共に体験してみませんか。

  • バンビは、かわいいディズニーキャラクターとして有名ですよね。でも、バンビって実際にはどんな子鹿なのか、知っていますか?この本を読んでバンビの住む世界へ飛び込もう。

  • 子鹿のバンビがお母さんや仲間たちと自然の中で生き、成長していく物語。同種のゴーボやファリーネ、何種類もの小鳥やリス、ウサギ、大きな親類、古老、それぞれとの関係(上下関係も含めて)。
    厳しい自然、生存に関してシビアな本能に従って生きており、でも「人間的」な感情を持って描かれる動物たち。

  • ディズニーのかわいいバンビちゃんを思って読んだら、泣いちゃうよ~!
    厳しい冬など自然の脅威、人間との葛藤
    怖ろしいと思ったり、やるせなく思ったり
    崇高で威厳がある古老の存在が印象的

  • バンビというとディズニーのアニメやキャラクター、もしくは子鹿の愛称というイメージしかない方も多いでしょう。そのイメージで読み始めるとあっという間に覆されます。
    ここに書かれているのは自然の全て。美しく雄大な姿だけでなく、厳しく冷淡な姿もまたそのままに書かれています。
    生まれたばかりで何も知らず、何にでも興味を示すバンビ。母鹿はそんなバンビにそれらを教えるのですが、中には敢えて教えないことも。読者はバンビの視点で自然と接するので、その教えてもらえないものに対してバンビとともに不安を感じます。そしてついにバンビが「あいつ」に出会った時に、ともに恐怖しショックを受けるのです。
    この書き方は実に怖いです。蝶が舞い鳥が歌う、そんな世界から一変するのですから。それは「あいつ」つまり自然に侵入する人間だけでなく、冬の寒さなど幸せに満ちていたと思っていた自然の厳しさもまた容赦なく突き付けられます。今まで光り輝いていた命が消え去る描写は、呆気なく淡々としています。しかしそんな厳しい自然なのに、雄大な美しさはそこにあるのです。それはバンビのストイックとも言える生き方にも現れているでしょう。

    母との別れ、雌鹿との恋、古老への憧れ。雌鹿と結ばれて終わるのかと思いきや、バンビは古老とともに生きる道を選び、自らもまた森の古老へとなり次世代を見守るようになるのです。読者はバンビとともに時を過ごし、自然の全てをバンビを通じて感じるのでしょう。

  • 森に住む動物たちがとても生き生きとしていて、森の音が鮮明に聞こえてくるようだった。
    子鹿だったバンビも古老や仲間たちと共に生き抜きながら、立派な古老に。
    出会いたいなー。
    自然の美しさを教えてくれる作品だった。
    児童書として出版されているけど、子供だけの読み物じゃもったいない。

  • ◆きっかけ
    2016/9/25 ブクログ。

  • 生きる哲学の詰まった本。
    動物が動物らしく生きている。
    生きるということは、美しい。
    同じ物事でも視点を変えると
    違って見えるということに気づかせてくれた本。
    ドキドキハラハラ、最後は感動。
    何度も読み返したい。

  • 動物の行動や心理描写が秀逸。

  • 人間の残酷さ、身勝手さについて改めて考えさせられた。自然の動物の目線に立って読めて、共感もできる。物語というよりは森の記録というかんじもする。

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