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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001142136
感想・レビュー・書評
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イタリアの児童文学界の巨匠・ロダーリの童話集。最初のお話が好きだった。大きくなりたくないけど、人助けの為に少しずつ大きくなってしまいには巨人になっちゃう女の子の話。表題作は、なんともせつない読後感。ささやかな人助けはできても、簡単に世界は救えないんだなー。「はだかの王様」や「ヘンゼルとグレーテル」を捩った作品もあり読み応え抜群。ロダーリは短編の方が魅力的かな。2012/447
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読了:2013/3/9
もっと風刺がきついのかと思ったが、そうでもなかった。
レオ十世の戴冠式とか、どう考えたらよいものか分からないものもあった。
「無知な人間にとっての最高の罰は、自分こそ誰よりも知識が豊富で優秀であると思い込ませておくことだ。そうすればいつまでも無知から逃れられないのだから」 -
ロダーリの短編集