- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001142150
感想・レビュー・書評
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冗長。
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新任の小学校教師フランス先生が、謎めいた伯爵家とそこに隠された宝の秘密に関わっていくという話。タイトルはオランダの古い数え歌に由来するとのことで、章立ても歌の構造を踏まえたものになっている。
序盤はなかなか話の筋が見えてこず、話に入り込むのに時間がかかった。下巻に入ってある人物と腹の探りあいをしたり、監視の目を盗みつつ探索したりという部分はとてもおもしろかったが、先生が言葉足らずな登場人物たちに振り回されては災難に遭い、その後「実はあれは……」というパターンが多く、どこか物足りない内容でもあった。個人的にはこの作者の作品は『王への手紙』のような疑似中世ものが好みかな……。 -
階段屋敷に囚われた相続人の少年。屋敷の宝を探せるのは、その少年だけなのだ。そこに家庭教師としてやとわれたフランス少年。謎に包まれた屋敷から、少年を救いだす。
謎の馬車が現れたりするので、中世辺りの話かと思って読み始めたら、現代の話でした。ボウソウゾクが出てきたり、最初のうちは状況を理解するのにちょっと戸惑いました。上巻の途中から、面白くなってきます。物語の世界に入り込めない子どもには、お勧めできないかな? -
ファンタジーなのか??
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キーワードが沢山ありすぎて、
上巻から通して集中力を保ち続けるのは
飽きっぽい子には難しいかもしれない。
でも、わくわく要素があちこちにあって、
挿絵もすてきで
嘘とホントと夢とうつつがごっちゃまぜな感じ。