小公女 (岩波少年文庫 216)

  • 岩波書店 (2012年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784001142167

みんなの感想まとめ

物語は、20世紀初頭のロンドンで、父から大切に育てられた少女セーラが、突然の悲劇に見舞われながらも誇りを失わずに生き抜く姿を描いています。彼女の強さと優しさは、周囲の人々を惹きつけ、感動を呼び起こしま...

感想・レビュー・書評

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  • 小公女セーラはアニメで見てストーリーは知っていましたが、書籍を読んだのは初めてです。
    物語は20世紀初頭ロンドンの寄宿生学校に、父親から宝物のように大切にされた女子が入学し、父の死、貧しさに襲われるが決して誇りを無くさないまさに小さな公女様スピリットをもったセーラ。
    これ、なんでもっと早くに読んで置かなかったんだ!自分の人生にも大いに役立つ。
    パワハラに負けない気持ちの持ち方、辛い時の考え方、お手本になる事がギッシリ詰まってます。
    ボーッと生きてるとミンチン先生になってしまうこが人間。私は今43歳、子供を叱りつける時は間違いなくミンチン先生化しています。
    本を読みながら何度も反省しました。
    セーラになるべく、何度も読み返して勉強します。

  • 読み終えて強く思ったのは、私はセーラのこと好きだし、とても尊敬するっていうこと。子どもの時に読んでたらセーラに影響を受けてもっと違う自分がいたかもしれない。

  • 小公女セーラが一生懸命生きていくお話です。
    セーラはどんな時も優しく、みんなセーラのことを好きになってしまうような性格です。それだけで感動してしまします。お話的にとてもおもしろく、「どうなるんだろう?」と
    どんどん時間を忘れて一気に読んでしまいます!

  • 秘密の花園を読んで面白かったので、こちらも読んでみることに。
    初見だとタイトルがとても堅く見えたが、読み終えてみると、「なるほど『小公女』でなければ合わない」と唸らされた。

    空想の豊かさ、周りを惹きつける力に魅了されたが、何よりセーラ・クルーの魅力は賢く、聡明で非常に察しのいいところだ。
    ミス・ミンチンに対して内心で考えているところのなど、スカッとするものがある。
    そして、どんな状況にあろうとも公女のつもりで振る舞う気高さ・気丈さに励まされた。

    この半年、子どもの頃読んでいたら、と思う本はたくさんあったが、これが1番かもしれない。
    逆境に挫けずに日々を送る様子は、子どもの頃に見ていたらバイブルにしていたのではないかと思う。
    素敵な主人公だった。

    ちなみに脇役ではアーメンガードの役どころがとてもカッコよかった。
    相手の良いところを真っ直ぐ見れる素直さ、立場が変わっても変わらない態度でいられる誠実さと思いやりの心。
    セーラとは別の魅力を持った女性だった。

    読み終えた後、豊かな気持ちになれる本。
    今回は図書館で借りたけれど、次に読みたくなったら思い切って購入してもいいかもしれない。

  • 人の気持ちとかバックボーンとか、見えないものを想像する心の大切さ(または残酷さにも)に思いを馳せました。

  • 有名な児童文学作品ですが、初読みです。

    とても裕福な生活から父親の死により貧しい生活に転落したセーラが、苦難の中でも誇りを失わないでいたことが、尊敬すべき素晴らしさです。。
    かといって、セーラも泣いてしまうこともあります。
    当時のロンドンの様子も交えて、セーラの心情が生き生きと描かれており、名作であることが頷ける作品でした。

  •  とても憧れるような生活をしていたのにお父さんが亡くなったせいで…

  • セーラがとてもできた人柄なので、秘密の花園や小公子の方が好み

  • 裕福で賢かったセーラが父親の破綻で孤児になる。どんな辛さにも心清く耐えるおしん的な悲劇のヒロインかと思ってたが、違った。腹も立つし言うべきことはピシャリと言うし。それでもつぶれなかった強さ。想像力は救いになる。

  • テレビで放映された「小公女セーラ」と比較しながらセーラの一生懸命生きる姿に感銘を受ける作品である。

  • 秘密の花園がおもしろかったから、他の作品もと思ったら、小公女もこの作者だった。アニメ見てた。懐かしい。けど、かわいそうな女の子の話という、うっすらした記憶だけ。
    本は、秘密の花園と同じく、情景描写、心の描写がとても細やかで、物語の中に入りこめて楽しかった。空想と誇りを武器に生き抜くといえば、一言だけれど、まわりの友達がすごく大きいし、信頼される優しさと賢さは、大人でも参考になる。部屋に魔法がかかるところや、大きな一家が実はってところからは、わくわくしてよかった。

  • この本は、途中でとても悲しくてつらいところもあったけど、いい本だった。
    セーラは「公女さま」と呼ばれていたけれど、お父さんが急に亡くなって孤児となった。環境がすごいほど変わったのにセーラは友達を大切にし、文句を言わず、いろんな想像をたくさんした。セーラの想像力はとてもすごいと思った。私だったら、セーラのようにつらいことがあったら耐えられないと思った。
    最後にはセーラは救われて本当に良かったし、セーラのような心の人になりたいなと思った。

  • これまでどんなどの翻訳よりもわかりやすかった。
    滑らかで流れるような文体は清水真砂子さんの翻訳を彷彿させる。
    伊藤整さんの翻訳ではほんの少し思い違いをしてしまっていたような部分も「ああ、こういう意味だったの!」と得心がいった。
    特にラスト、ミンチンに、貧しくなっても公女さま気取りだったと罵倒された際、セーラが果敢に言ってのけるセリフ、「私はそのことを決して忘れまいと思っていた」である。
    他のどの訳でも「私は他のものになるまいと思っていました」となっている。
    個人的にはこの従来の翻訳のせいで、「セーラはセーラ自身になろうと努めていた」という意味だと勘違いしていた。
    また、映画の吹き替え版では、「自分を公女さまだと思っていたのではありません。公女さまのようであろうとしただけです。」となっている。

    他にも随所に見事な翻訳や注釈が盛り込まれており、さすが岩波書店だ、脇明子さんだと感動した。
    こんな良い本が2012年に新訳で出ていたなんて、盲点であった。
    いつか原書を手に取る日が来たら、絶対に脇明子訳を手元に置いて読み進めたい。

    大人の本に関していえば岩波文庫より新潮文庫の方がわかりやすく、綺麗なレイアウトであることも多いが、児童書に限り、岩波少年文庫を信用しておけばまず間違いないと思う。

  • 今まで読んだ「小公女」の中では、人物の描写が詳細で深く物語の世界に入りたい人にはよいと思う。

  • CREA2月号の少年少女文学特集に刺激を受けて、図書館で借りてきた本その3。

    がんばった女の子が最後に幸せになるお話ではあるけれど、階級社会が舞台なのですっきり感はいまいち。
    そんなことが気にならない子供の頃に読むべきでした。

  • 私は、作家の立原えりかさんのファンだ
    立原さんが『小公女』(伊藤整)をお好きだと知り、図書館で借りた

    ロンドンの寄宿学校で「公女さま」と慕われるが、孤児になり下働きになってしまった、セーラに起こったお話
    「気高い」・「豊か」ということばがこれほど似合う人を、私はほかに知らない
    セーラを見習って、私も想像を試みてみたのだが、とても楽しい!
    想像することは、現実を否定しているということではない
    現実を受容した上で、よりよいものを夢みて、じりつ(自立・自律)するための強さでもある
    想像力は創造力、いつまでも大切にしたいものだ

  • 2013年2月5日読了。

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