大力のワーニャ (岩波少年文庫 223)

  • 岩波書店 (2014年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784001142235

みんなの感想まとめ

人の成長や人生の喜びと苦難を描いた物語は、感動的でハラハラドキドキの展開が続き、読者を引き込む。主人公ワーニャは、ロシア昔話に登場する末っ子のイワンとして、家族の絆や別れ、友情を通じて成長していく姿が...

感想・レビュー・書評

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  • ワーニャとはロシア昔話によく出てくる末っ子のイワンの事。
    なまけもの で働けない。
    ハラハラドキドキワクワクで泣いたり笑ったり、最後まで息が抜けない物語で描写は美しく、主人公のまっすぐな姿に心が洗われてくる。
    1冊で人の成長と、何度もピンチに見舞われるその苦難と喜びと愛の人生が人との出逢いと別れを通してくまなく描かれている。
    昔話の形式の意味も、これを読むとなるほどとわかってくる。
    冒頭に描かれる家族の絆も泣けてくる。そこからの巣立ちも。別離も。
    子が巣立つ、ってこういうことなんだなと思う。

    忍耐、人から助けを得ること、人を助けること、本物を見破る勇気、分かれ道での選択、友情、愉快な気分、意味もないことを考えないこと等々ありとあらゆる人生の智慧が
    笑いと涙と美しさで表現されてる。

  • 結果を得るには、必ず必要な時間がかかる。力を得た後も、その力を使って試練を乗り越えなければ、さらなる結果は得られない。児童文学、恐るべし。

  • ケストナーフェアのラインナップから選んだ本。面白かった!周りの人がなんと言おうと、自分で決めた道をまっすぐ、素直に進んでいくワーニャ。すぐ周りの意見を聞き、自分の思いをつい後回しにしてしまう私は見習いたいな、と思った。

  • この本の主人公がとても好きです。

    特に記述はないけれど、心優しい少年であるということが分かる。
    7年間もかまどの上に寝た時間が無駄じゃなかったのは結局、彼の他者への優しさが根底にあるのではないかなと思いました。

    著者の本はどれも空気中に漂うような魔法のパワーを感じて大好きです。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「冒険・ファンタジー」で紹介された本。

  • “七年ものあいだ、パンやきかまどの上にねてたのは、むだじゃないんだよ。”

    いちばんの試練は、その時がくるまで、力をたくわえ備えること。それが、いちばん困難かも。

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