ジャングル・ブック (岩波少年文庫 225)

  • 岩波書店 (2015年5月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784001142259

感想・レビュー・書評

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  • 狼に育てられた少年。動物の厳しさと愛情、自然の過酷さと美しさ。奥が深い。

  • 狼に育てられた人間が動物界と人間界でチートする話。
    インドのジャングルの動物の生々しい話にも思える。
    さすが幅広く読まれているだけあってすいすい読めます。
    アクラムカーンのダンスの原作だったので読んだのだけど、かなり読み替えられていた。

  • 赤ん坊の頃にジャングルに迷い込んだ人間が獣たちとともに獣たちの世界で育ち生き抜くという物語。
    であると同時に、インドで生まれ幼少期を過ごしたイギリス人がインドのジャングルを舞台に1894年頃に出版した小説である。
    これだけでもいろいろ対比が感じられて興味深い。

    と言いつつ、物語からはインドとイギリスとか帝国主義みたいな香りはほとんど感じられない。(もしかしたらこの岩波少年文庫版がたまたまそういうエピソードだけになっているのかもしれない。)
    獣たちの種ごとの個性とか獣社会の規範とか、その中で人間の子モウグリが獣(狼やヒグマや黒豹など)に育てられ徐々に師を超える存在感を身につける様子、モウグリ自身のアイデンティティに関する葛藤などが印象に残る読み応えのある小説だった。

    これを読まない限り普段の日常生活を送る中ではほぼ確実に考えないようなことにたくさん出会えて、想像力の幅が少し広がった気がする。

    あたりまえと言えばあたりまえだけど、人間は特別ではない、他の動物ともジャングルの植物とも対等な存在だよな、と思った。

    日本の山森にもこのような生き物の社会があるのかな?、もしこの物語の日本版があるとしたらどんなかな?、と考えたとき、もののけ姫が思い浮かんだ。

  • 児童文学とは言いながら、人間の醜な部分、違う種族との戦いが生々しく、小学校高学年用って感じはした。

    『ジャングル・ブック』『ドラキュラ』『フランケンシュタイン』など、ヴィクトリア朝イギリスでは、現実に即しながらもファンタジー要素の強い物語が流行っていた。

  • 面白い!多分大人になってからの方が楽しめる。エコクリティシズムとかと関連づけながら読めるようになりたいなぁ。

  • 表紙違う。
    少年少女世界名作全集8
    ジャングルブック

    キップリング原作
    足沢良子 訳・文
    (株)ぎょうせい


    少年少女世界名作全集2
    ガリバー旅行記
    スウィフト原作
    瀬川昌男 訳・文
    (株)ぎょうせい

    少年少女世界名作全集7
    たから島
    スティーブンソン原作
    永井萌ニ 訳・文
    (株)ぎょうせい

  • 古典的名作であり、オオカミにに育てられた少年が主人公。ジャングルの掟、宿敵との対決…

  • アニメの「ジャングル・ブック」と比較しながら本ならではの楽しみ方ができる作品である。

  • インド、モーグリ少年、オオカミ、わくわくするわね〜

  • 自分がジャングルにいるみたい。動物が魅力的!狩りをするものは命を無駄にしない。自然の掟は容赦ない。謳歌することもできるし、厳しいときは容赦ない。誰にでも公平という意味で最もやさしいのかもしれない。

  • 福音館書店古典シリーズの木島始訳(1979年)で読み継がれてきたキプリングの『ジャングル・ブック』がこの度新しい翻訳で岩波少年文庫になって出版されました。ジャングルで狼に助けられ育てられた人間の子、モウグリと、ジャングルの掟を教えるヒグマのバルーと黒豹のバギーラの物語は、今も読む者を引きつけていきます。キプリングが『ジャングル・ブック』と『続ジャングル・ブック』を著したのは1894年と1895年のこと。舞台となったインドのジャングルは大英帝国の植民地でした。そうした時代背景は今の子どもたちにはあまり意味をもたず、さまざまな解釈ができるファンタジーとして読んでもよいと翻訳者の三辺さんが訳者あとがきに書いています。ディズニーアニメとは違う、インドのジャングルを舞台にした冒険物語を ぜひ今の子どもたちにも読んでほしいと思います。

  • 思ったより癖のある主人公だとか、ジャングルってインドだったのかとか、いろいろ意外だったけど、なかなか楽しかった。

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著者プロフィール

三辺律子(さんべ・りつこ)
英米文学翻訳家。「いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)」の審査員も務める。
主な訳書に『エヴリデイ』(デイヴィッド・レヴィサン作)、『タフィー』(サラ・クロッサン作)、『マンチキンの夏』(ホリー・ゴールドバーグ・スローン作)、『かわいい子ランキング』(ブリジット・ヤング作)、『ライオンと魔女とようふくだんす』(C.S. ルイス作)、「ズィーラーン国伝」シリーズ(ローズアン.A. ブラウン)ほか多数。共著に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』『はじめて読む! 海外文学ブックガイド』などがある。

「2025年 『ララのまほうのことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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