大きなたまご (岩波少年文庫)

制作 : 松岡 享子 
  • 岩波書店
4.09
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本棚登録 : 63
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001142266

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの小さな町に住む12歳の少年ネイトの家のめんどりが大きな大きな卵を産んだ。一生懸命温めるめんどりのためにネイトも卵をひっくり返すのを手伝うが、3週間たっても、4週間たってもかえらない。
    諦めようと思ったところ、古生物学者のチーマー先生と出会い、もう少し温め続けて欲しいと言われる。

    1月半たってある朝、卵がかえっていた!なんと中から出てきていたのは、恐竜のトリケラトプスだった!!!

    アメリカ流ナンセンスユーモアが楽しい。

    高学年向きとあるが、話の内容から中学年でもよいかも。

  • 大きなたまごから孵ったのはなんとトリケラトプス!安心して読める児童文学。

  •  めんどりがある日巨大なたまごをうんだ。6週間大切にめんどうを見ていたら、生まれてきたのは、何とあの生き物!!
     恐竜が好きなら、中学年からでもがんばって読める。
    (児童担当/ししかーち)夏休みに読みたいおすすめの本

  • 古き良きアメリカがここにありました。
    子どもは親の手伝いをよくし、親は子どもの自主性を尊重する。

    朝起きたら鶏の世話をします。エサをやり、水をやる。
    それからまきを台所に運ぶ。
    ネイトのお父さんは、地元の小さな新聞社をやっているので、ネイトは朝ご飯がすむとお父さんと印刷所に行きます。
    新聞を折ったり、自転車で町中に配達したり。

    ネイトが世話をしているめんどりが、巨大なたまごを産んだ時も、ネイトは一生懸命面倒を見ました。
    それは、義務ではなくて、そうしたかったから。
    なかなか卵がかえらず心配したり、生まれてきたのが恐竜だったのに驚きつつも、かわいがって世話を焼きます。

    が、そこに大人の思惑が絡んでくると…。
    ネイトの親も、学校の先生も、初めて恐竜を認めてくれたチーマー先生も、とても誠実で子ども思いのいい大人です。
    しかし、世の中にはそんな大人ばかりではないのです。

    大食いで、時代遅れな恐竜という生き物は、買う価値がないから動物園で飼うべきではない。殺してしまえという政治家。
    私はチーマー先生が何かとっておきの秘策を出して恐竜を救うのではないかと、ずっと期待しながら読んでいたのですが、チーマー先生は良識ある大人なので、決められたことには従う人です。
    このままでは、恐竜は殺されてしまう。

    動物園から恐竜を盗み出して助けようというネイトに、チーマー先生は言います。
    「ねえ、ネイト君。上院議員がああやって息をしていられるのは、なんのおかげだと思う?」

    民主主義が正しく機能しているアメリカ。
    自分の意見を述べること。
    同じ考えの人と協力し合うこと。
    それが、大人の横暴をひっくり返すこともできること。

    今はもうあまり読まれなくなったタイプの児童文学かもしれませんが、社会が子どもの成長を見守り促すことの大切さは、不変だと思います。

  • 農場の子が、夏休みに見つけた卵を温める。
    あまりの大きさに、何が出てくるのか、いつ出てくるのかと、思案しながらも、詳しい大人に相談したり、温める工夫をしたりして過ごす。苦労を重ね、何も生まれないのでは?という不安を振り払い、温めた先に産まれたものは、予測できたものとはいえ、またそこからの飼育が大変なのですが、動物への無償の愛を持つ男の子が素敵です。一時はどうなってしまうかと思いますが、ハッピーエンドで、読後感も良いです。文庫で出版されて目にすることができ、嬉しい一冊。

  • 1956年発表の児童文学。2015年岩波少年文庫版を読了。

    庭で飼ってるニワトリがある日巨大な卵を産み、そこから孵ったのは何と恐竜・・・というトンデモ話を飼い主の子どもの視点でリアルかつユーモラスに描いた作品。大人たちの滑稽さをけっこう辛辣に描いていて楽しめます。古き良き時代の児童文学という感はしますが良いです。

  • 楽しかった~。
    最初は鶏から恐竜が産まれるなんて、ってバカにしたかんじで読んでいたんだけれど、どんどんお話しにひきこまれて、ネイトと同じ気持ちになっていました。
    チーマー先生が素敵ですね。こんな大人が周りにいたら、こどもは幸せ。

  • ニワトリの卵からかえったのはなんとトリケラトプス!古きよきアメリカ児童文学。

  • おもしろかったー!
    読める子は小学2年生くらいから
    皆に薦められるのは3年生くらいかな

  • 家でかっていた鷄が大きな卵を生んだ!硬いかわのようなからで、鷄くらいの大きなさ。ライトが世話するが、一向にかえらない。六週間たって生まれたのは、なんと、トリケラトプス。草を食べて食べて、どんどん大きくなって。実に、おもしろい☀!

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