北風のうしろの国(上) (岩波少年文庫)

制作 : 脇 明子 
  • 岩波書店 (2015年10月17日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001142273

作品紹介

馬小屋の2階に住む幼い少年ダイヤモンドのもとに、ある夜、美しい女性の姿をした北風があらわれる。ダイヤモンドは北風に抱かれ、ロンドンの上空や、荒れ狂う嵐の海へ。やがて少年は、北風のうしろにある不思議な世界へとむかった。小学5・6年以上。

北風のうしろの国(上) (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ダイヤモンドが、いい子すぎてつまんない(笑)
    北風のうしろの国の描写が、詳しくないのが意外

  • ファンタジーの原点とされる作品。じつは読んだことがなかった。表題の国そのものが、ファンタジーの意味を語っているよう。ダイヤモンド坊やがまったくもって天使なんだよね。上巻でほぼ話が完結しているようにさえ思えるんだけど、下巻ではなにが起こるのでしょうか。

  • イギリス児童文学の黄金時代の一冊。ジョージ・マックドナルドの作品は「ナルニアものがたり」「指輪物語」に影響を与えた。話のテンポがよく、各エピソードは大人でも考えされられるものばかり。

  • 貧しい御車の息子ダイヤモンド坊やは、ある時から「北風」に誘われてあちこちの旅に連れて行ってもらうようになります。
    ある日嵐を起こして船を沈めると言う北風から「北風のうしろの国」のことを聞かされたダイヤモンドは、自分もそこへ行ってみたくなり、北風に頼みます。
    北風はそれを聞き入れ、彼は「北風のうしろの国」へ行きます。そこは穏やかな満たされた場所でした。
    お母さんのことが心配になったダイヤモンドは自分の世界に帰りますが、そこでは彼は、病気で7日間も眠り続けていたのでした。
    「北風のうしろの国」から帰った彼は、その後出会う人たちにたくさんのいい影響を与え、本物の「北風のうしろの国」に旅立っていくのでした。

    「Good Words for the young」という、子どもたちに質の良い読み物を提供するための雑誌に長期連載されたこの作品は、その目的のためか、あまりにも教科書的で、物語としても冗長(特に前半、北風のうしろの国」に行くまで)です。
    「北風の……」から帰った後、周りの人たちを動かしていく様子は頼もしく、おもしろく読めます。

    上下2巻長い読み物なので、高学年向きなのでしょうが、現在の高学年が、この純粋無垢なお話を受け入れられるかどうかは疑問です。

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