哲夫の春休み(上) (岩波少年文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001142310

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  • 小学校を卒業し、中学入学を目前に控えた春休み。父親と二人で長岡へ一泊二日の旅に出ることになる。が、父親は仕事で同行できず。
    哲夫は電車で知り合った女の人と、長岡まで行動を共にすることに。
    長岡への道中も、長岡についてからも、不思議な光景を目撃する哲夫。
    最初いまいち物語に入り込めませんでしたが、途中からグイグイ惹き込まれていきました。下巻が気になりつつ、ちょっと忙しいのでしばらくお預けです…続きが気になる。

  • 中学校入学前の哲夫の春休みのお話です。哲夫は春休みにお父さんの故郷の長岡に1人で行きます。しかし実は最初は、哲夫はお父さんと二人で長岡を訪れる事になっていました。しかもお父さんの提案で新幹線で1時間で行ける道を電車を乗り継いで4時間で行くのです。提案した父は当日一緒に行けなくなった中、哲夫が一人旅で成長していく姿が6年生の皆さんの心をつかむと思います。

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著者プロフィール

斎藤惇夫 1940年新潟市生まれ。小学校一年から高校卒業まで長岡市ですごす。長年子どもの本の編集に携わり、現在は、著作と、子どもの本の普及活動を続ける。著書に『グリックの冒険』『冒険者たち』『ガンバとカワウソの冒険』『哲夫の春休み』(以上、岩波書店)、『おいで子どもたち』(日本聖公会)、『現在、子どもたちが求めているもの』『子どもと子どもの本に捧げた生涯』(以上、キッズメイト)、講演録に『わたしはなぜファンタジーに向かうのか』(教文館)などがある。

「2017年 『河童のユウタの冒険(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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