夏のサンタクロース フィンランドのお話集 (岩波少年文庫 259)

  • 岩波書店 (2023年10月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784001142594

作品紹介・あらすじ

フィンランドの「童話の女王」アンニ・スヴァンの作品集。民話的なファンタジーと、現実の風景や暮らしを融合させた童話は、およそ百年前から人びとに親しまれてきました。春をむかえにいくお話、妖精や魔物の登場するお話、ドラマチックな愛のお語など、色とりどりの13編をえりすぐり、美しい挿絵とともに紹介します。

みんなの感想まとめ

心温まる短編集である本書は、フィンランドの民話的な要素と現実の風景を融合させた物語が特徴です。読者は、心がほっとする優しい結末や、時にはハラハラドキドキする展開を楽しむことができます。特に「春をむかえ...

感想・レビュー・書評

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  • ブクログの新刊通知に「フィンランド」を登録してある為、通知されて知った本。

    図書館に早くから予約しておいたので、早目に借りられた。ありがたい。

    いかにも「フィンランドの童話」っぽくて良かった。
    いかにもフィンランドっぽいって何だ?と自分にツッコミを入れたいが、「イメージです」と自分に答えておこう。
    本書は短編集だったことも私には良かった。
    あんまり入り込めない、慣れない世界観は、短いくらいが丁度いい。

    以前から『カレワラ』に対しても、どんなだろう?と興味はあったが、多分とっつきにくいだろうと思っていた。
    本書の訳者あとがきを読んだら、同じ岩波少年文庫でも出ているとのことなので、図書館に蔵書があるなら読んでみようかと思う。
    児童書は読みやすいから。

  • Anni Swanin puisto – Koe Kangasniemi
    https://koekangasniemi.fi/anni-swanin-puisto/

    Rudolf Koivu - Finnish illustrator | Pinterest
    https://www.pinterest.jp/istanbul408/rudolf-koivu-finnish-illustrator/

    reco本リレー【23】古市真由美さんのreco本『凍てつく海のむこうに』|TRANSLATOR's
    https://www.fellow-academy.com/translators/others/reco_furuichimayumi/

    夏のサンタクロース - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b633356.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ベスト『夏のサンタクロース』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.bz/g3Rjx7b
      ベスト『夏のサンタクロース』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.bz/g3Rjx7b
      2023/11/09
  • 創作童話集。グリム童話をはじめとする昔話のような、苛烈な結末にならずに、心がほっとあたたかくなるようなやさしいしめくくりのお話が多くて、読んでいてとてもおだやかな気持ちになる。それでいてペイッコの物語のようにちょっとハラハラドキドキすっきり、というのもあるし、波のひみつのようにもの悲しい物語もあるし、心のいろいろな場所に働きかけてくるのがとてもよい。
    「春をむかえにいった3人の子どもたち」では、最後の添え書き「一八八九年の春に」を見て胸にくるものがあった。この年、ロシア帝国がフィンランドをロシア化しようときびしい政策を採り始めたのだとのこと。つらいなかでも春を待つ心があふれる物語なのだな。今にも通じることだなと、じんときてしまった。

  • フィンランドの作家アンニ・スヴァンが1933年に発表した童話集の中から選ばれた13編を収録。北欧らしい、素朴さと厳しさの入り混じる童話は、少し馴染みがない感じがするが、昔話を聞き慣れている子には違和感はないと思う。
    個人的には、「小さなヴァイオリン」「子牛のピエニッキと森のこびと」「夏のサンタクロース」「ふしぎの花」「山の王の息子」が好きです。
    自然や生き物たちの描写がとてもいいと思った。

  • 自覚以上に恐らくかなり日々に疲れてる中で、図書館で借りてきて読んだら少し元気になった。
    まずまず、どれも比較的ハッピーエンドなのがとても良い。
    独特のユルさを感じる。
    自然風景の描写がとても素敵。

  • 2023年にブックサンタで選んだ本

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1352893

  • フィンランドも一種独特な国ねー

  • 「フィンランド童話の女王」と呼ばれる作者の作品の中から選りすぐりの短編を翻訳した童話集。 厳しい冬が長い土地柄ゆえ春を尊び喜ぶ様が生きることの肯定に直結している感じがする。人間や動植物、精霊と言った種族の違いこそあるもの、基本的に共生する仲間たちというフェアな設定であることも素敵。気に入ったのは『氷の花』『山の王の息子』などファンタジー色強めの作品たち。
    『氷の花』はアリスン・アトリーの『妖精のおよめさん』の中に収録されていたお話に似た雰囲気だった

  • フィンランドを題材にした童話集。楽しい話もあれば、美しい話、物悲しい話もあり、静かな夜に読むのにぴったり。「波のひみつ」の幻想的で物悲しいラストシーンや、「少女と死の影」で死に囚われた母親を想う主人公の一途さに特に胸を打たれた。

  • 【動機】知人からすすめられて

    フィンランドのお話を詰めた短編集。何話か読んでからめずらしくあとがきを読むと、訳者がどんな思いでお話しを選んだかが書かれていた。

    「あなたにとっての幸せを見つけてください」

    これがこの本のお話、そして訳者からのメッセージだと感じた。ときどき読み返したらどうだろうという想いから★5。

  • 13編の物語集。
    森の様子や小人や妖精、魔物、魔法、春の女神などが出てきて描写が美しく、フィンランドらしい風土や気風を感じて癒された。
    静かであるけど力強い話。
    コイヴのクラシカルな挿絵もとても良い。

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