はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

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レビュー : 206
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145014

感想・レビュー・書評

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  • 映画『ネバーエンディングストーリー』に感動し、書店で原作のあかがね色の本を手にし、夢中で読み耽りファンタジーの世界に思う存分浸っていた中学生の頃。実に30年ぶりの再読です。マイ本は重くてフォントも昔のものなので、読み易い岩波文庫で。前半は映画でも描かれた、少年バスチアンがファンタージェンに向かうまでの物語。映画では端折られた部分を原作でおおいに楽しみました。
    万を持しての再読でしたが、つまらないと感じる大人になっていたらどうしよう…と正直不安でした。けれども、読み始めてすぐにその不安は杞憂に終わりました。ぐいぐいと読める展開なのに、描写も素晴らしい。
    ドイツ人気質の真面目で教訓めいたエンデの作品は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、これは純粋にファンタジー物語としても楽しめると思います。
    『はてしない物語』が好きすぎて、他の有名どころのファンタジー物語…指輪物語やナルニア国etc.は読む気になれていないのが、唯一の残念なところかな?^^;

  • ミヒャエル節炸裂。

    どんな本も、読んでる以上、頭の中で自分が物語を体験する。この追体験を巧みに練り込んでくる。作中で、少年が本を読んでいるため、追体験の追体験まで発生する!

    少年が要所で感想を述べることで、どう読取るべきかを補ってもくれる。児童書らしくて安心する。

    児童書としては入組みすぎてる感があるんだけど、こどもたちの理解力を甘く見過ぎかなぁ。

    下巻も楽しみ。

  • この本は、子供の頃に読んでいないし、テーマ曲は何度も聴いているが映画も見ていない。
    エンデは、一年ほど前に「モモ」を読んで久しく味わっていない不思議な気分になった。
    いつか「はてしない物語」も読もうと思っていて、ようやくページを開くことに!
    外国文学やファンタジーはなぜか避けてきたのだが、この物語には引きずり込まれた。
    少し哲学的なところもあり、頭が凝り固まっているためか、いささか混沌としている。
    ファンタージエンとは何だろうと考えてしまう。心?心を作るもの?
    あまり余計なことを考えずに、続きを読み進めることにしよう。

  • もはや王道のファンタジー。
    ファンタジーのお姫様や、怪物や、魔法の試練、そういうのが好きな人がまさに大好きな物語。
    現実の人間が本の世界に飲み込まれるのは誰しもが自分で考えたことがあるかもしれない、まさにその妄想

  • 文庫にて再読。
    この本はどうしたってハードカバーで読むのが良いけれど、
    携帯して読めるのはありがたい。
    何度目かわからない再読だけれど、描写の美しさにいつも感動させられる。
    訳者の日本語の技術を感じる。
    上下巻の分割の仕方にも、配慮が感じられて好感が持てた。
    (ハリー・ポッターの静山社にも見習ってほしい・・・・・・)
    モモもジム・ボタンもサーカス物語も大好きだけれど、
    やはりエンデははてしない物語が最高だと思う。

  • 小学生の頃、夢中になって読みふけった本。文字を追うというよりも、次から次へ景色が目の前に現れるような感覚で、自分もすっかり物語の中に引き込まれていました。まさに自分が手にしているのと同じ、「あかがね色で布張り、中央に尾をくわえた蛇の紋章が捺されている『はてしない物語』という本」がストーリーの中に登場し、物語の中心となっていくことに、とてもドキドキしたことを覚えています。ただの本なのだけれど、その凝った装丁やずっしりとした本の重みもあって、当時の自分にとっては、本棚の一番いいスペースに大事にしまっておきたい、宝物のような一冊でした。

  • ミヒャエル・エンデの『ネバーエンディングストーリー』小説版。
    映画を観た方は結構いるかと思われますが、映画はこの上巻が題材になっていたようです。
     
    いじめられっ子の少年バスチアンが、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。
     
    ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王『幼ごころの君』が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう『虚無』が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた勇者アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。その物語の中でなぜかバスチアン自身の話が出てきて……。
     
    映画では竜の名前がたしか『ファルコン』だった記憶があるのですが、小説の中では『フッフール』という名前に。
    やっぱり、『ファルコン』の方が竜っぽい名前だからなのかな(^-^;
     
    勇気や自由な発想、近代化するにつれ人々が忘れようとしていることに警鐘を鳴らすエンデ。
    子どもだけでなく、大人にも読んでほしい作品です。

  • 展開が好き。
    一気に読める。
    名が体を表す、を思い出すファンタジー。

  • まさにTheファンタジーという作品。とりあえずすっかり内容を忘れてました。主人公の男の子がデブでトロい奴ということしか記憶に残ってなかったので、久しぶりに読んで新鮮な気分です。
    物語の中の登場人物になる、なんて読書好きなら誰でも一度は憧れるシチュエーションです。
    にも関わらずイマイチわくわく感が沸いてこないのは、バスチアンの性格のせいかもしれません。ただのダメな奴ならともかく、本を盗むという行為がひっかかるんですよね……偶然幸運にも手に入ったとかだったら良かったのになと思います。
    いっそもっとご都合主義のファンタジーだったら楽しめたのに、変なとこでリアルなんですね。それもこのはてしない物語の持ち味なのかもしれないけど。

  • 懐かしく思って読んだら全然知ってなかった。
    映画で途中まで見たのはどこだったのか。
    なるほど。
    という展開。
    面白い。

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