- Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001145038
感想・レビュー・書評
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無実の罪を着せられた男の復讐物語。岩波文庫から完訳版がかなりの長編で出ていますが、こちらでも十分楽しめました。
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岩波文庫から出ている方を読んだ方がいいのかもしれないけど、あんまりグロテスクだとしんどいかと思ったので岩波少年文庫の方を読むことに。
結果的に登場人物の言い回しや表現が古い作品だけあってなかなか慣れないところがあったのでまずはこっちを読んでおいてよかった。
無実の罪で囚われたエドモン。何となくで知っていた冒頭もこういうことなのか!となりながら読めた。
脱獄後、これから復讐が始まっていくのだろうけど今はまだ嵐の前の静けさといった具合。次巻からどうなってくるのか楽しみ。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722653
冤罪で投獄されたエドモン・ダンテス。
長い苦しみの末脱獄に成功し、巨万の富を手に入れ、モンテ・クリスト伯と名を変えて社交界に現れる。
自分を陥れた者たちへの復讐のために。
岩波少年文庫版。こちらもおすすめ。
上・中・下巻になっています。 -
『巌窟王』というタイトルで、この話をもとにした子供向けの本を読んだこともある人もいるかもしれませんが、ただの冒険活劇としてではなく、心理ドラマとしても読むために、ぜひ原作の『モンテ・クリスト伯』の方を読んでほしい。この本は対象が「中学以上」となっていますが、小学生でも大丈夫。おもしろく読めるでしょう。
(Z会『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』より紹介)
「陰謀によって無実の罪で囚われた青年は、14年後に脱獄し、モンテ・クリスト伯と名をかえます。自分をおとしいえれた人達の運命を操り、復讐を遂げていく主人公。『巌窟王』のタイトルでも知られる、スリリングで壮大なロマンです。」
アレクサンドル・デュマ(1802年~1870年)
フランス生まれ。作家。『モンテ・クリスト伯』は当時の新聞に連載されて大人気を博した。そのほかの代表作として、『三銃士』がある。 -
"「ねえ」と、伯爵夫人はいった。「バイロンはわたくしに、自分は吸血鬼はいると信じているといいましたわ。自分でも見たといって、その顔を説明してくれましたわ。それがまったくあの方とおんなじなのです。あの黒い髪、あのふしぎな炎で燃えているような目、あのすさまじいまでの青白さ。それに、いっしょにいる女の人がまた、ふつうの女の人じゃありませんのよ。ギリシアの女……きっと、あの方とおなじに魔法使いの女かもしれませんわ」" P.329
作品解説によれば、二年間、新聞紙上で連載された作品だそうで、連載が途切れると騒ぎになるほどの人気を博したそうである。
なるほど、随分と悠長な復讐物語であると思えば、そういう事情であったか。連載による物語の歪みというものは実在するもので、冒頭から連載モードへの移行がはっきり分かる例もある。
さておき、当時の人が続きを待ち望んだ理由は理解できる。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722653 -
面白かった。
感想はまとめて下巻に。 -
ロビンソン・クルーソー読んだ時並にわくわくした
もっと早く読めばよかった
作中"日本の陶器"って出てきたのがなんか嬉しかった
続きも早く読みたい